↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この乙女ゲームは死亡フラグが多過ぎます。  作者: 天音 神珀
episode.1    この乙女ゲームは死亡フラグが多過ぎます。
50/167

49.chapter

「ちょっと洗面所行ってくる」

「ほーい」


 適当だな、あの子。まぁいいけれども。


 洗面所に着いた途端、私はまず洗面器の栓を閉めた。それから全力で蛇口をひねり、水を溜める。

 そして思い切りそこに顔を突っ込んだ。


(な、何やってんの)


 さしもの少年も慄いている。どうやら奇行に映ったらしい。大丈夫です、まだ頭は正常に動いていると思われます。


 何故こんなことをしているかあなたはご存知でせう?


(いいから早く顔出しなよ!)


 ほぇーい。


「ぷはぁっ」


 顔を出して空気を吸い込む。それから爪で引っ掻くようにして頬を水洗いする。


「あー疲れた。もう色々ありえない」


(それはこっちの台詞。いきなり水に顔突っ込んで何なの?)


 自分でもわかりません! とにかく頬の気色悪い感触を消したい一心で。


(それで溺死しようとしたの? もうバグにもならないんだけど。馬鹿なの? 猿なの? 猿に失礼だよ? 死ぬの?)


 わーい。

 的確な悪口ですね。本当に、有り難うございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。