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この乙女ゲームは死亡フラグが多過ぎます。  作者: 天音 神珀
episode.2    この乙女ゲームは容赦ない死亡フラグが多過ぎます。
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1.chapter ◆

「大変! 寝坊しちゃった! 早くしなきゃ!」


 はい皆様お元気ですかねー。月華院 泉でございます。


 前回のルートを反省して、今回はちゃんと真面目に動こうと思っています。うん。


 まぁ前回も私のせいだけとは思えない事がいっぱいあったけどね。なんかね。色々納得いかなかったけどね。


 とりあえず。状況説明を。


 現在。始業式真っ最中。終わったら教室に戻って、HRの後、何故かもう授業突入。……容赦ないよねー。


 で、私は始業式に寝坊した設定。何て酷い設定だ。遅刻したその足で体育館へと向かい、始業式が終わった事を確認してから「あーあ」と溜め息をつく。これが私の、ルートの手始めにやらなければならないお仕事。嫌だわ……


 まぁともかく私はわざとらしく体育館に飛んで入った。そして誰もいない体育館を見回して、肩を落とす。


「あ……あーあ。終わっちゃってた……」

「そこの女子生徒! 何をしている?」


 はい、この人は数学の教師。名前………。忘れたけどまぁあまり覚える必要はないのでスルーしましょう。


「えっと……遅刻、しました……」

「遅刻? 初日からたるんでるぞ。全く。クラスと名前を言え」


 仕方ないんだよ! っていうか遅刻したくてしたわけじゃないからね! イベントなんだからね!


「は、はい……2年b組、月華院(げっかいん) (いずみ)です」

「月華院か。今度からは遅刻しないように気をつけろよ」

「はいっ」


 これで、自分の紹介イベントは終了。あーっ、嫌な紹介イベントの仕方だ!


「……初日から遅刻しちゃうなんて……私馬鹿すぎ……。……侑香(ゆうか)に馬鹿にされちゃうな……」


 わざとらしく独り言。よし、これで完全に終了したね!


 じゃあこのまま教室へ行きましょう。


 ちなみにこの学園はクラス持ち上がり制なので、一年ごとにクラスメートが変わる事はない。変わるのは初等部から中等部へ、と言ったある程度きりのいい時だけ。


 転校生でも来て生徒の人数が滅茶苦茶に増えたなら話は別だけど……普通の学校じゃないし、転校生なんて滅多に来ないはずだ。とりあえず私の今までの経験でこの学園に転校生が来たと言うのは聞いたことがない。来たら多分凄く注目されるんだろう。


 まぁそもそもこの一年以外を世界は持ってないから、進級とかクラス替えはありえないか。


 ん? ……もしかしたら隠しキャラって転校生か? ありえそう。

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