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【番外編】窓の向こうの君へ④【終】
第五話 閃光
ーーーああ、私はここまでだな。
その顕現した物が砲身であると悟った時、
私は何故か穏やかな気持ちになっていた。
「魔女殺しの魔女」。
おそらく年もそんなに変わらない。
そして、
ーーー彼女の存在こそが、まさしく私の仮説の証明だ。
ほら、砲口の奥がさらに光る。
あるんでしょ?
その先が。
その奥が。
砲弾はそこからやってくる。
あるいは、エネルギーそのもの?
ずっとさがしてた。
異次元がそこにある。
いいなあ。
覗いてみたいなあ。
君と話がしたい。
何を知ってるの?
何を見てきたの?
何に触れたの?
名前はなんていうのだろう。
どうやってそこに。
どうやってそれほどの。
ああ。
いいなあ。
なんて
なんて
眩しい。
私もーーー
ーー番外編「窓の向こうの君へ」(終)




