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 生ビールのジョッキの脇にハムスターのぬいぐるみを置くぺこ。


 この旅の間中、ぺこはずっとぬいぐるみと一緒だった。居なくなった美子の代わりに連れて来たのだと。公私にわたり仲が良かった二人だ。ぺこは行く先々で必ず美子を同席させていた。美子の幸せを誰よりも望んでいたぺこだったから。


「お疲れさま!」

 組長の最後の乾杯の音頭。そして、もう腹いっぱいのはずなのに組長は大盛りの唐揚げを注文。

「今更腹減ったんかいっ!」




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