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 帰りも乗るのは西武特急ラビュー。同じ車両の同じ座席だ。組長と古谷、小松とぺこ、日下部と久美の組み合わせで席に着く。

 行きとは逆に飯能までは後ろ向きで。それからスイッチバックして池袋まで向かう。


 出発早々、鼾の輪唱。組長と古谷の見事なハーモニー。昨夜の鼾の物語はこの二人の演出だったのに違いないと思う小松と日下部だった。


 窓の外の景色が次第に都会じみてくる。それは否応なく現実に引き戻されていく瞬間でもある。




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