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お茶のみドラゴン!!

お茶のみドラゴンとちびデビ君!!

お茶のみドラゴンの新しいお話です。続編というよりこれから出てくる色々なキャラクターの説明に一話費やしてる感じがします。よろしくお願いします。

 お茶が大好きお茶のみドラゴン今日は公園に来てます。誰か友達がいないかな?そう思っているとお茶のみドラゴンの影から声がしました。

 「おい!!お茶ドラ!!悪いことしてないだろな?」

 「え!!僕は嘘が大好きだけど悪いことはしてないよ!!」

 「嘘も悪いことだろ?お仕置きが必要だな!!」

 お茶のみドラゴンの影から浮かび上がるように出てきたのは悪魔族のちびデビ君でした。ちびデビ君は悪魔を名乗っているのに友達思いで意地悪する人が嫌いでした。

 「あ、ちびデビ君!!今日は!!何して遊ぼうか?」

 「まずは滑り台じゃないか?」

 二匹で交互に滑り台を滑ってみる。

 「滑り台も何かお菓子で出来てたらいいね!!そしたらおなか一杯食べれるのに!!」

 「そんな空想あまり考えるな!!こっちまでお腹がすくだろ!!」

 ちびデビ君はなかなかお茶のみドラゴンのノリに乗ってきてくれる、頼もしい友達でした!!

 「あ、トムのお迎えが来た!!」

 「それじゃ、またな!!」

 ちびデビ君は恥ずかしがりやなのか滅多に人前に出ません。出たとしても小さな子供の一人遊びの時しか浮かび上がりませんでした。

 「あ、お茶ドラ、大丈夫だった?」

 「トム君今ちびデビ君と遊んだよ!!」

 「そうなんだ!!楽しかったんだね。それじゃおうち帰ろうか?」

 トムとお茶ドラ二人はおうちに帰りました。お茶のみドラゴンはちびデビ君は一人で寂しくないかな?と思いましたが明日も一人で遊びに行く予定なのでまた会えるからいいかと思いました。

 次の日の公園、今度は人間の子供たちのいる中お茶のみドラゴンは砂場で遊んでました。そんな時人間の子供達が遊び道具の取り合いになりました。

 「これは僕のだ!!」

 「今僕が遊んでたんだ!!」

 人間の男の子二人が争ってましたが子供たちの影から声がしました。

 「今悪いことしてる子はいないか?いたら怖い怖い影の世界に連れてっちゃうぞ!!影の中は黒くて狭くて怖いぞオーー!!」

 人間に子供達はわけが分からなかったようで公園から走って逃げました。

 お茶ドラはちびデビ君の仕業だと分かりました。やりすぎだと思いましたが人間の子供たちがいなくなるまで待ちました。夕方、赤い夕日の公園でお茶のみドラゴンが一匹になると影からちびデビ君が浮かび上がってきました。

 「今日も大変だったぜ!!」

 「ちびデビ君やりすぎだよ!!子供達怖がってたよ!!」

 「お前の嘘もキツいけどな!!」

 なんだかんだで仲良しのちびデビ君とお茶のみドラゴン、今日もトム少年が迎えに来てお茶のみドラゴンはおうちに帰ります。明日も遊んでお腹いっぱいおいしいもの食べれるといいなあ!!

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