第4話 「一等海兵入団試験」
アトラスが退院して1週間、一等海兵入団試験を受けるため、コミュテーにある、海兵本部に連れて行かれた。
どうやら二等海兵が、一等海兵へ上がるための試験であり、
ゲルステンビュッフェル、試験官らしき男と
謎の男が、机へ座っていた。
「アトラス、まずは、お前の能力の素質を測る。最初にな、この筆記試験を受けてもらうのじゃぞ。」
試験場へ向かう、車の中で、アトラスは、ゲルステンビュッフェルの唐突な意見に疑問を持ち、反論した。
「いきなり勉強もしてねぇのにそんなん受けられる訳ねえだろ。それに俺は陸上へ帰りたいんだ。別にここで生活したいわけじゃねぇ。」
「全く、いつまでもそんな事言っておったら、この世界で生きていけんぞ!!!、さあアトラス着いたぞ
ここじゃ、入団試験まずは筆記試験じゃ、ええな!!」
建物の中で試験室の一室に入った。そこには海兵の格好をした、男達が何人もいた。
教材を開きながら一生懸命に勉強している。
「あー、それではこれから海兵入団試験第1次審査を始める。これから問題用紙を配ります。
」
問題用紙が配られた。
(あーん、何だこの問題、。わけわかんねえよ!!!!)
アトラスは心の中でそう思いながら、問題を解き始めた。
1時間立っても、問題は難しすぎて、アトラスには理解できなかった。
海兵隊員として一番必要なのは、体力、術、海能力のうち、体力である。
いや、まあ普通に考えて、体力は重要だろうと思いながら、アトラスは問題に答えた。
ムー連邦、マリアナ帝国の初代皇帝の名を答えなさい。
そういう問題もあった。当然、アトラスは知る訳が無い。
術のうち、最も攻撃性に優れているのは、鬼道である。
その問題を見た時、アトラスは、これは行けると感じたのだろうか。猛烈な熱意に分かれ、答え始めた。
「問題終了です!!答案用紙を回収します!!結果発表は、1時間後です!!!」
試験官がそういうと、アトラスは、部屋を退出させられた。