第19話 「生きていたのか」
「何故だ!!お前は、、あの時、、、クルーザーにぶつかって、、、」
「全てはブルークーヴァンの計画だったのよ。あなたには、、付き合って貰っただけ、、私は任務を終えて、、こっちの世界に戻ってきたの。。楽しかったわ。あなたと過ごした時間。。それにあなたと出会えて、、陸上人の秘密も知ることができたしね。」
櫻井花音の正体は、、ブルクーヴァンのブレウスマ卿が送り込んだ陸上を探る為のスパイだったのだ。
「まさか、、、お前は、、、俺に近づいたのは、、」
「あなたも気づいていたと思うけど、、私は、、あなたに近づいたのは、あなたに恐ろしいくらい、強力なアビリティが存在しているからよ。それはユリウス聖教の、、ルドゥリナブー様があなたの力を必要としていたから。あなたの身体に眠っているウンペード・オルトゥナを引き出す為にね。かつて、、陸上人を殺すほどの恐ろしい核エネルギーを持つ、、海の七神。あなたも目撃したでしょ、、ナルティ・ミダリナで。あなたの身体は、そのウンペード・オルトゥナが封印されているの。私はそれを回収する為に陸上人に化けた。そしてあなたに近づいたのよ。おかしいと思ったわ。まさか陸上人の身体に伝説の海の神が封印されているなんてね。あなたを誤魔化す為に私は、櫻井花音と名前を変え、、、あなたに近づいた。そしてあの日、、あなたを回収する為に私は魔術で船をコントロールし、、あなたのクルーザーに激突させたの。。」
そして、、花音は、、アトラスの首を掴むと、魔術を唱えた。するとアトラスは完全に、自我を失い暴走した。そしてアトラスはみるみる形が変貌した。一気にアトラスは、恐るべき怪物へと姿を変えた。
「おい、、、てめえ、、、、何しやがった!!!一体!!!!」
セーレアは、怒りのあまり我を失い、、花音に、対して銃を向け、引き金を引いた。だが、花音は、その弾丸を無効化してしまったのであった。
「さあ、、、貴嗣、、、暴走しろ!!!全てを破壊するのだ!!!!、、」
「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アトラスの姿はみるみるうちに、、巨大な怪物へと変化した。そしてドラゴンの如く、、恐ろしい化け物へと変貌した。理性を失い、、暴走したアトラスは、巨大な咆哮をあげた。そして思いっきり口を開くと、、海底から陸上へ向けて凄まじい光線を放った。
「やっと、、待っていたわ。お前のその力を、、お前を使い、、さあ、、貴嗣、、、、全てを破壊するのだ!!!!!陸上を破壊しろ!!!!!」
光線は、一気に、、陸へと到達すると、、海面から空にまで達した。そして一気に陸上の上空へ爆発した。
「デュヴェルス帝、、計画成功です。さあ鬼核弾を、、世界中へ放つのです。」
そして、皇帝デュヴェルスは、核弾頭のスイッチを押した。ブルクーヴァン、そして、、アリュテシアに置かれた鬼核弾3発は、海底から日本へ向けて発射された。そして凄まじい勢いで中国上空へ移動すると上空で一気に爆発した。
全てはこれが目的であった。アトラスが彼女だと思っていた、櫻井花音の本名はルーウェル・ゼルフェーデ。ブレウスマ卿の配下に使える7つ頭のシャチの魚人であり、ブルクーヴァンの暗黒皇帝、デュヴェルス帝の命令により、陸上人のスパイとして、陸上人に化け、ウンペイド・オルトゥナが封印されている高見澤貴嗣に近づいた。
そして船を沈没させたのも彼女が貴嗣を回収するためであった。わざと、コミュテーの海兵として貴嗣を誘き寄せ、、陸上人滅亡計画へと利用するのが目的であった。
「ふざけるな!!てめえは、、アトラス様を、、、騙していたのか、、、アトラス様を騙す為に、、、近づいていたんだな、、、」
セーレアは、怒りの余り、、花音に、、向けて機関銃を放った。すると花音は、ルーウェルの姿へと変身していくと、一気に、シャチの魚人へと変化をして言った。
「Kanon Sakurai ... ဒါဟာငါ့အတွက်နာမည်ကောင်းတစ်ခုပဲ။ .. သင်၏အစ်မသည် Burkish ကိုလည်းသတ်ခဲ့သည်။ မင်းပြီးပြီ လူမိုက်နှင့်အဆုံးသတ်ရသည့်ခံစားချက်ကိုခံစားပါ။ ငါမင်းကိုပြောပြမယ် ငါကနုန်မဟုတ်ဘူး .. ဒါဟာ Rowell Zelfede ပါ။ ! ! ! !
《櫻井花音、、、私の名前にしては素晴らしい名前だろう。。お前の姉も、、ブルキッシュが殺したそうだな。お前は終わりだ。その哀れな最後を、、その馬鹿な奴と共に楽しむがいい。教えておいてやる。私は花音では無い。。ルーウェル・ゼルフェーデだ!!!!!》」
ルーウェルは、機関銃を構えると、セーレアに向けて一気に弾丸を放った。ルーウェルが機関銃で放った弾丸は、セーレアの顔面目掛けて一気に放たれた。しかし、そこへ、1人の海兵が現れた。コミュテーの一等海兵のケルヴィトであった。
「残念ながら死ぬのは君さ。。アトラスを守り元に戻すのが僕らの仕事だからね。」
ケルヴィトは、銃を構えると、ルーウェルに向けて機関銃を放った。
そして、凄まじい轟音と共に、ブルクーヴァン帝国軍の魚人の軍団が次々と姿を現した。そう、魚人の中でも野蛮な戦闘部隊と称される、精霊部隊である。
「راول ... میں اس باری کا انتظار کر رہا ہوں۔ آخر」 کار ہمارا منصوبہ شروع ہوتا ہے۔ جب ایک ماہی گیر ایک لینڈر اور ایک آبدوز کو ہلاک کرتا ہے ، برگوون کا دھواں دھواں اٹھتا ہے۔ بورکووین سلطنت کے عزائم کے لئے۔
《ルーウェル、、、この出番を待っていたぞ。やっと私達の計画が始動する。魚人が陸上人と海底人を抹殺する時、、ブルクーヴァンの狼煙が上がるのだ。ブルクーヴァン帝国の野望の為にな。》」
精霊部隊の魚人のレーゼロ・ドゥルエス卿は、咆哮をあげる中、ブルクーヴァン帝国軍の軍勢がその姿を現すのであった。
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