第35話 実は凄い人だったエーズさん
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「イテテ…」
俺がそう言うとエーズさんが泣きそうになりながらこう言った。
「もうこれに懲りたらそんなこと言っちゃダメだからねグスン」
「すみません」
俺はエーズさんに二回殴られた。
一回目は手で殴られたのだがそこまで痛くなかったのでキョトンとしているとそれに怒ったのか恥ずかしかったのか、わからないがハンマーで殴られた。
…正直ハンマーで殴られる瞬間死んだなと思ったがエーズさんが加減をしたのかたんこぶで済んだ。
「エンヤ…痛そうだね」
アリスがそう言ったあと、マグネがこう言った。
「確かに」
「同情するなら助けてくれよ」
俺がそう言うとアリスがこう言った。
「助けろと言われても助け方がわからないからどうしようもないわ」
アリスがそう言った後、マグネがこう言った。
「…原因を作ったのはエンヤ本人だから、僕たちに助けを求めるのは違うじゃない?」
い…言い返せない。
俺が困っている内にどうやら時間が来たようだ。
「エンヤもうそろそろ時間だよ」
アリスが俺にそう教えてくれた。
「え…もうそんな時間?」
「うん。 エンヤの立つ場所は私の隣よ」
「あっ…あぁ」
俺はアリスにそう言われたので隣へ向かった。
「今から始業式を始めようと思います。はじめに学園長からの挨拶です」
エイチさんがそう言った後、エーズさんが出てきた。
「皆さんお久しぶりです。皆さんは去年から1年経ちました。何故こんな当たり前の事を言ったかと言うとこの学校に入るのは大変狭き門です。その中で着いていく事ができず、毎年脱落者が出ています。そんな中この学校で1年経ったと言うことはかなりの強者と言う事です。なので今年も1年頑張ってください。これを挨拶とさせて頂きます」
そう言ってエーズさんはエイチさんと場所を変わった。
今年のエーズさんはカッコ良かったな。
「続いては会長の挨拶です」
エイチさんがそう言って生徒会長と場所をかわったが俺はアリスに小声でこう話しかけた。
「…アリス、今年のエーズさんはカッコ良かったな」
するとアリスはこう言った。
「そうだね、さすが、〈羽すら傷つけない魔法使い〉だね」
俺は何の事を言っているのか分からないので、アリスにこう聞いた。
「なんだ?その〈羽すら傷つけない魔法使い〉って?」
俺がそう聞くとアリスがとても驚いた顔でこう言った。
「エンヤ知らないの?」
「うん」
俺がそう言うとアリスが教えてくれた。
「〈羽すら傷つけない魔法使い〉てのはエーズさんがモンスターと森で戦っている時に周りにいる小鳥達に魔法をかすらせずモンスターに全部命中させた事からこう呼ばれているの」
「…そんなに凄い人だったんだ」
俺とアリスが小声で話していると会長の挨拶があと少しで終わりそうだった。




