第33話 いつもの会話
はじめての作品です 改善点があれば、教えていただけると嬉しいです。
まずい。
次のチャイムがなるまでに教室に入らないと遅刻になる。
幸い教室の場所は変わって無い。
これなら間に合う。
『ガラガラ』
「セーフ!」
俺がそう言うとマグネがこう言った。
「…ギリギリだったねどうしたの?」
「校舎の前で人と喋りすぎてね」
「…盛り上がるのは良いけど遅刻しないでね」
「大丈夫、大丈夫。校舎の前なら、走れば間に合うから」
「…そういえば、アリスは?」
俺はマグネにそう聞かれたのでこう言った。
「朝にハプニングがあってな」
俺がそう答えるとマグネが苦笑いしてこう言った。
「…アリスは今年何回遅刻するんだろうね?」
「…去年の、60回は越さないと良いね…」
『ドスドスドスドス!』
凄い足音が聞こえる。
「もうそろそろ来そうだな」
俺がそう言うと扉が勢いよく開いた。
『ガラガラ』
「セーフ!」
アリスが入ってきた。
「おはようアリス」
俺がアリスにそう言うと、アリスにこう言われた。
「…朝にあったと思うんだけど」
「そう言えば朝、俺に向かって パン…」
そう言おうとした時口を押さえられた。
「そう言うことは人前で言っちゃダメ!」
アリスが顔を赤くしながらそう言った。
「ごめんごめん」
俺がアリスに謝るとマグネが羨ましそうにこう言った。
「…朝からラブラブだね…」
「ならマグネ君もナト…」
俺がそう言おうとすると、マグネが話を遮ってこう言った。
「そういえば! 今日から2年生だね!」
マグネの顔がとても赤くなっている。
「…そんなにばれたくないの?」
「…別に、ナトリとは、そんな関係じゃないから」
「…そんなに顔を赤くされても説得力が無いよ」
「…とりあえず本人には秘密で!」
「わかった」
俺がそう言うと後ろからいきなり話しかけられた。
「エンヤ、何がわかったの?」
話しかけてきた正体はナトリだった。
「マグネ君の好きな人の話だよ」
「詳しく教えて!」
ナトリの目の色が変わった。
「これは、秘密だから言えないな〜」
「もう!教えてよ〜」
「じゃあ、ナトリの好きな人をこの教室で叫んだら教えてあげる」
俺がそう言うと、ナトリが泣きそうな顔をしてこう言った。
「…エンヤの意地悪〜」
『ガラガラ!』
「今から始業式兼入学式を始めるので集会所へ来てください」
ヘリウ先生はそう言うと集会所のある方へ向かった。
「後で絶対!マグネ君の好きな人を教えてもらうから!」
そう言って、ナトリは集会所の方へ向かった。
「…絶対に、言っちゃダメだよ」
マグネ君もナトリの後を追うように集会所へ向かった。
「エンヤ、私たちもそろそろ行こうか」
俺はアリスにそう言われたのでこう答えた。
「そうだな」
そう言って俺は集会所へ向かった。




