第31話 新たな学年
はじめての作品です
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魔法武術大会から約1年経った。
今日から、俺は2年生だ。
俺はこの1年で強くなったなぁ。
そう思いながら廊下を歩いているとアリスの部屋の前に暗い表情のエメラがいた。
…だいたい何があったかわかるけど、一応聞いておこう。
「エメラどうしたの?」
「…エンヤ様、何時ものです…」
「やっぱりか…」
今の会話で察しの良い人はお分かりだろう。
…そうだ、アリスの事だ。
「…俺が起こしに行こうか?」
「…ありがとうございます」
何時もエメラがアリスを頑張って起こそうとしている。
だが起きないので、起きた頃にはもう遅刻確定。
そしてエメラが怒られるのだ。
何で起こさなかったの?と。
その事でエメラは疲れている。
「朝ごはん用意しててね」
「わかりました」
そう言ってエメラはキッチンに向かった。
俺は向かったのを見届けるとアリスの部屋をノックした。
『ドンドン!』
「アリス!起きろー!」
『・・・』
…やはり起きないか。
もっと叫ぼうかな?
俺は気合を入れてもう一度叫んだ
「ア!・リ!・ス!、 起!・き!・ろ!」
俺がそう叫ぶと部屋の中から眠そうな声でアリスがこう言った。
「…う〜ん、後5時間寝かせて」
「そんなに寝てたら学校に遅刻するよ」
「…う〜ん…学…校…?」
アリスがそう言った直後、部屋からすごい音がした。
『ドーン!』『バタバタ!』『バーン!』
「炎也、なんでもっと早く起こしてくれないの?」
部屋から出てきて直ぐに、アリスがそう言ってきた。
なので俺はこう答えた。
「おはよう、アリス…まだ、6時半だからな」
「…えっ!あんな事言うから、もう、8時だと思ってた。…なんで起こしたの?」
アリスが不思議そうに俺に聞いてくるので、俺はため息を吐きながらこう答えた。
「アリスが「後5時間寝かせて」って 言うからだよ。じゃあさきにご飯食べに行くから…後、下を履いてから来いよ」
俺はアリスにそう言った。
「えっ!」
アリスは自分の体を見て赤面した。
…あたりまえだよな、上は着替え終わってるのに下はパンツしか履いてないしそのパンツも脱げかかってるし。
アリスは慌てて、部屋に戻った。
まぁ、あそこまで動けばもう二度寝する事はないだろう。
俺はそう思い食堂へ向かった。




