第29話 ショッピング
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俺は今アリスを待つため玄関にいる。
『ガチャ!』
どうやら、アリスが出てきたようだ。
「待ったかな?」
「全然待って無いよ」
「これ一度やってみたかったんだ」
「そうなんだ…今日はどこに行くの?」
「商店街に行こうと思ってるんだ!」
「そうなんだ」
「それじゃあ…出発!」
…アリス、16歳なのにそれはどうかと思うよ。
〜商店街〜
「いろんなお店があるね!」
商店街についてすぐ、アリスがこう言った。
「どのお店から入る?」
「うーん?あっ!あのお店に行こう?」
アリスが指をさした先には服屋があった。
「どうして服屋なの?」
俺はアリスに疑問を投げかけた。
この世界では服屋の服は高級品扱いなので、家での手作りが主流だ。
「エンヤ、服は買うものだよ?」
…そうだった。
アリスの家は裕福だった。
「こんなところに立っていても、邪魔だから早くお店の中に入ろう」
俺はアリスに急かされつつも服屋に入った。
〜服屋〜
「いらっしゃいませ」
中に入ると色んな服が売っている。
…だが、女性物ばかりだ。
「すみません。男物の服はありますか?」
俺がそう言うと店員は急に苦笑いをし始めた。
「どうかされましたか?」
「…実は男物の服は今2着しか在庫が無いんですよ」
店員は言いにくそうに話した。
「その2着はどんな服なんですか?」
「背中に漢字が赤で書いている白い物と色が逆の物です」
「その服を見ることはできますか?」
「しばらくお待ちください」
店員はそう言うと店の裏に入ってすぐ戻ってきた。
「これがその服です」
俺は一目見て店員の持ってきた服を気に入った、




