第27話 告白と雑談
はじめての作品です
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アリスはさっきの事が恥ずかしかったのか、部屋の隅で体育座りしている。
…どうしよう。
アレを言うべきかな?
でもアレは俺が学校を卒業してから言いたい。
でも、俺はアリスに笑顔でいてもらいたい。
俺はそう思ったので言う事にした。
「アリス伝えたい事があるんだ。…おれは、アリスが好きだ!」
アリスは少しポカンとした顔をしたあと、顔を赤くして、もじもじしている。
「…エンヤが私の事を思ってたなんて…私嬉しい。」
アリスはとても嬉しそうだ。
「この事をダイア達に言っていい?」
俺はそう聞かれたので、こう答えた。
「言ってもいいよ」
「…お願いがあるんだけど、聞いてくれる?」
アリスがそう聞いてきたので、こう答えた。
「どうしたの?」
「…明日の買い物で手を繋いで欲しいの」
そう言えば、明日は雷の日だったな。
「別にいいよ、アリスは俺の彼女でしょ」
「そうだね!」
アリスは嬉しいそうだ。
『コンコン』
「失礼します。アリス様お茶の準備が出来ました」
ダイアさんが準備できた事を伝えに来た。
「ありがとう」
「アリス様、今日はとても嬉しそうですね。何かありましたか?」
ダイアさんがそう聞くと、アリスが嬉しそうに答えた。
「今日ね、エンヤに告白されたんだ」
「おめでとうございます。遂に願いが叶いましたね」
「そ…それは、言っちゃダメ!」
アリスがダイアに恥ずかしいがりながら、そう怒っている。
アリスは俺の事が好きだったんだ。
…いつからだろう?
「ダイアさん。アリスはいつからか俺の事が好きだったんだ」
「それは初めて会った時からですよ」
アリスはそんなに前から、俺の事が好きだったんだ。
「…もぉ、言っちゃダメって、約束したのに…ダイアのバカ」
アリスが顔を赤くしながら怒っている。
ダイアさんは「はて、なんのこと?」みたいな顔を多分わざとしている。
アリスがダイアさんに向かって怒っていると部屋にエメラが来た。
いたの間にエメラ部屋を出たの?
ちょっと前まで部屋にいたよね?
エメラは入った直後、アリスが怒っているのが分かったのか、エメラがアリスにこう言った。
「アリス様、どうなさいましたか?」
エメラがアリスにそう聞いた。
「ダイアが炎也に私がいつから好きだったのかを話しちゃったの」
「…そうですか」
すると、エメラは嬉しさと悲しさに挟まれた表情をしている。
…まさか、エメラまで俺の事が好きとか無いよな。
「…ダイア、あまりアリス様をからかい過ぎると給料を減らされちゃうよ」
「大丈夫、大丈夫、私は3人と違って1ヶ月分くらい給料は貰え無くても充分生活出来るから」
ダイアさん、どの位もらっているんだろう?
俺はそう思ったので、二人にこう聞いた。
「そういえば、二人は大体いくら給料を貰ってるの?」
すると、先にエメラが答えた。
「私は住み込みで働いて1ヶ月50Gくらいかな」
この世界の一般的な収入は国や仕事などにもよるが平均1G〜3Gほどなのでかなり貰っている方だ。
「私の給料は1Pくらいかな?」
…めちゃくちゃ貰ってるじゃねーか。
そりゃ1ヶ月くらい貰わなくても生活出来るよ。
「ついでだから言っとくとサフィが10Gでルー5G貰ってる。」
「…皆さんだいぶ貰ってますね」
俺がそう言うと、ダイアさんがこう言った。
「まぁ妥当だと思うよ。この屋敷の面積全てを掃除するからね」
…そういえば、この屋敷はとても広かったな。
『コンコン』
「アリス様、サフィーです。ダイアいますか?」
サフィーが部屋の外でそう言うと、ダイアがそう言った。
「ここにいるよ!」
「ルーが昼食の時間までに昼食を作り終えそうにありません。ダイア手伝ってください」
「わかった。今から行きます」
ダイアさんは部屋から出て行った。
「今日のお昼ごはん何だろうね?」
「うーん…なんだろう?」
二人で頭を悩ませているとお昼ごはんが出来たらしい。
食卓へ行ってみるとそこには焼き魚と白米と味噌汁であった。




