第24話 大きな賭け
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俺は壁に当たる直前に受け身をとって、ダメージを減らしたがあの魔法は何だ?
そう思っているとセレナが剣を通じて話しかけてきた。
「あの魔法は、土属性の魔法で物質を金属に変える事が出来るわ。まさか、この歳で使えるなんて」
セレナの言う事はごもっともだ。
この世界であれほどの魔法が使えれば一流と言われている。
そんな魔法を使うとは思わなかった。
「おいおい、本気を出した瞬間ダウンとか、面白くねーな」
俺はさっき受け身を取ったがとてもダメージを食らってしまった。
多分肋骨を何本か行かれてる。
その上これまで受けてきたダメージがあるので、立つ事が出来ない。
だが、俺は負けるわけにはいかない。
俺はもう限界の身体に鞭を打って立った。
「ハァハァ」
どうすれば良い?
もう切り札の無い中どう戦えば良い?
俺はゲルマを観察した。
「おぉ、頑張るじゃねーか」
ゲルマは楽そうなフリをしているが顔色が悪く、汗をかいている。
もう魔力が限界に近いのだろう。
次が最後の攻撃になりそうだ。
対する俺は魔力はあっても、身体がボロボロだ、
多分『炎の矢』を放っても、それごと俺が殴られて終わりだ。
だからと言って、魔力を剣に流しても金属の手を真っ二つに出来るほど、使いこなせてないから攻撃がゲルマまで届かない。
どうすれば良いんだ。
俺が悩んでいると、良い事を思いついた。
そうだ、斬撃を飛ばせばいいんだ。
かなり危ない賭けになるがこれが成功すれば戦術の幅が広がる。
やる価値は十分にある。
俺はすぐ剣を抜いて火属性の魔力を流す。
刀身がどんどん赤くなっていき火に包まれた。
「何を考えているかはわからないが、お前のやっている事は無駄だ」
ゲルマは金属の手の使って全力で殴ってきた。
「これで終わりだ‼︎『炎斬波』
」
俺は全力で剣を振った。
剣から赤い斬撃が飛び、金属の手を真っ二つにしてゲルマに当てた。
ゲルマは避けたが熱波で全身大火傷して倒れた。
「ゲルマ選手試合続行不能。、エンヤ選手の勝ち‼︎」
『ワーー‼︎』
俺は勝ったのか。




