第18話 食堂がすごかった昼食
はじめての作品です
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俺はお弁当を持っていたので教室で食べるつもりだったが、アリスが食堂に行こうとしつこかったので
行くことにした。
…お弁当家に忘れちゃったんだな。
食堂に着くと、俺に衝撃が走った。
食堂と聞いていたので、個人営業の飲食店くらいの規模かと思いきや、大手のファミレスくらいの規模であったのだ。
…おかしいだろ。
クリプ先生の言う通り東階段付近にあったが、それは食堂を挟んでであった。
広すぎだろ…
そういえば、初めてこの学校に来た時、学園長室に行くまで10分程かかったのにもかかわらず学園長室はまあまあ広かった。
…西側は、一体どんなものがあるんだ。
俺が食堂の広さにびっくりしていると、アリスが俺を呼んでいた。
「エンヤどうしたの?」
アリスに話しかけられたのでこう答えた。
「ちょっとびっくりしただけだよ」
「ふ〜ん。エンヤは何食べるの?」
「俺はお弁当をちゃんと持ってきてるよ」
「じゃあ席取っててね」
そう言ってアリスは、買いに行った。
俺は空いている席を探した。
二人がけのテーブルはなかったが、四人がけのテーブルが空いていたのでそこに座った。
しばらく座っていると「そこあいてるかな?」と二人の女性に声を掛けられた。
「別に良いですけどひとつは俺の友達の席なので無理です」
「ありがとう、君は優しいね。私はリチウム・エルイー。リチウって呼んでね。そこの無口な人が、ベリリ・ビーイー。私たちは、2年生なんだ」
「俺の名前はエンヤ・ヒカゲで1年生です」
そう言っているとアリスが帰って来た。
「ただいま、エンヤ、そちらの方々は?」
俺は、リチウさん達の説明をした。
「こんにちはリチウ先輩、ベリリ先輩」
アリスが急に礼儀正しくなった。
「別に敬語じゃなくてもいいよ」
リチウ先輩がそういうと、ベリリ先輩も頷いた。
俺たちは話しながら昼飯を楽しんだ。
食べ終えたら先輩達に帰ることを言い、教室へ帰った。