第17話 生物の授業は驚きの連続
はじめての作品です
改善点があれば、教えていただけると嬉しいです
4時間目は、生物だ。
『ガラガラガラ』
「今から授業を始める!」
今回の先生は珍しく男だ。
「俺の名前は、クリプ・ケーアールだ」
クリプ先生はそういうと黒板を叩いた。
すると、黒板に文字が浮き上がってきた。
実はこの黒板は授業が始まると前の時間に書いたことが勝手に消える様になっている。
きっとクリプ先生はそれがどう言う原理かわかっているため、文字が浮き上がったのだろう。
「授業を始める前にひとつ言っておくね。この黒板は書いた事を全部覚えているから、特定の場所を叩くと文字が浮き上がってくるんだ。後、授業の内容は全て黒板に書いてあるから、書いておいてくれ。質問があれば俺に聞いてくれ、基本答えるから」
俺は黒板をノートに写している。
黒板の内容はよくまとめられていて、わかりやすい。
クリプ先生は生徒の質問に対して、丁寧に答えている。
そうこうしていると、
『チーン‼︎』
「じゃあ授業はここまで今から昼休憩だがら昼飯はちゃんと持ってきているか?持ってきてないなら、食堂で食べる事をオススメする。食堂はこの校舎一階東階段付近にある」
そう言ってクリプ先生は教室から出た。