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ショウカンビト  作者: 十八谷 瑠南
本章 ~カケルのお話~
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空港②

「おまたせ。はい、これ搭乗券」

カケルはナナから細長い紙を受け取った。

「とうじょう・・・けん?」

「そう。なに?飛行機はじめて?」

「飛行機どころか新幹線も乗ったことない」

「へえ」

ナナはくすっと笑った。

「なんだよ。悪いかよ」

「ううん。まだまだ若いんだもの。これから行けばいいだけのことよ」

「お前もだろ」

「私はカケルと違って色んな世界を知ってるもの」

「それは」

お前がショウカンビトだから?と言葉を続けかけたが、口をつぐんだ。

「で、俺たちこれからどこに行くんだ?」

ナナは、にやあと笑ってカケルの持っていた搭乗券をあごで指した。

カケルは搭乗券を見つめ、思わず叫んだ。

「ウォーキンシティ!?」


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