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団扇

作者: 彩純佐叶

はい、初めましての方は初めまして。二度目ましての方はこんにちは


二作目です。長編もやってみたいけれど飽きそうな気がして手が出せない彩純です。名前決めたり出来ないんですよ


さて、今回は『団扇』、夏には必需品ですよね

暑い、と隣にいる友人が呟いた。私も暑いね、と言いながら鞄の中から団扇を取り出して友人を扇いであげた


「うわっ!?…あ、涼しい。ありがとー」


何故かニヤニヤしていてイラッとしたから扇ぐのをやめて自分を扇ぎ始めた。いつもは風通しが良い部屋なのに今日は全くと言っていい程風が吹かないのだ。家から出た時に暑いと思って団扇を取りに戻って良かった。友人は突然扇ぐのを止めてしまったので不満そうな顔をしていたけれど今度は自分の鞄の中から扇子を取り出した


…自分の持ってるんじゃん、と言うとへらっと笑った


「取り出そうかと思ったら扇いでくれたから…ね?」


何が、ね?だ。ニヤニヤしていて腹が立つから思いっきり扇いで髪の毛をぐちゃぐちゃにしてやった


「ああ!折角綺麗に纏めてきたのに!」


仕返しだ、と言って扇子で扇いできたけれど小さな携帯用だったから全然風が来ない。こんなのじゃ涼めないんじゃ…


「えっ!?な、何!暑いから近寄らないで!」


折角扇いでやろうと思ったのになんて失礼な奴め、と毒付きながら友人が座っている椅子に無理矢理座り背中を合わせて座る。そして団扇で自分を扇いだ、すると混乱していた友人も私が何をしたいか分かったようで、小さくありがとうと言った


友人の背中は汗で湿っていて、むわっとしていた。だからちょっとだけ隙間を開けてその間に風を送り込む。友人がはーっと息を吐いた、涼しいね、代わるよと言って手を差し出してきたけれどその手は私の手を掴む事は出来ない。友人もそれを分かっている筈なのに毎回同じ事を繰り返す


…いや、繰り返さなければならないのだ。私達は、いつ終わるか分からない夏休みを繰り返すのだ

読んでくれてありがとうございます!どうでしたでしょうか?今回もぼやかしてしまったので意味不明かもしれません…


やはり書くのは楽しいですね、この調子で別サイトで書かせていただいてる小説も頑張ろうと思います。もし、コイツかも?と思っても言わないであげてください…あちらではかなり酷いので…


さて!お話の方ですが…今回は現代っぽくしてみました。まあ、昔風にも捉えようとは思えば出来ると思います。寝起きで頭が働いていませんので誤字脱字が見受けられる可能性がございますが、もしあれば連絡よろしくお願いします…

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