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scrifice  作者: 赤家 梛柘
1/2

chapter1.(非)日常

醜い。

卑しい。

犠牲の上に成り立つ世界なんて。

根本的に間違っている。

犠牲の上に立つ人間は気付かない。

では、その犠牲にされている人間はどうなのか。

どうするか。





前王政が廃されてから平和主義の思想は瞬く間に国内全土、老若男女に広まった。

平和主義のこの時代、進んで軍人になりたがる者は滅多にいない。

しかし軍が無ければ隣国や魔族に占領されてしまった領土を取り戻すことが出来ない。

だから、作った。

大衆が傷付かず、良心を痛めないような軍隊。

確かに殆どの国民は傷付かない。

良心を痛めることもない。でも、私たちは、







*****



「……はい、じゃあ問6を…………港坂さん」


ここは私立茅丘高校、特進クラス。



主に併願校としての知名度の方が高いが、決してレベルは低くないし、生徒の勉強に対する意識も高い。




中でも特進クラスには勉強に対する意識が他クラスとは比べ物にならないほど高い。



その中に、一人場違いな者がいた。


水を流すような姿勢で顔には教科書を被せて目隠しにし、白昼堂々爆睡をしている者――――たった今あてられた港坂である。

茶髪を1つに括り、頭頂部にアホ毛が存在を主張している。




「みなと!あてられてるよ、起きて!!」



斜め後ろの席の仲の良い友人である、都南奈(ミヤコ ミナ)が港坂みなと(コウサカ ミナト)に小声で呼び掛ける。

教科書が頭からずり落ち、つり目をカッと見開いた。瞳の色は明るい茶。




沈黙3秒。



「ふぁ!?………あー、θ=6分のπで最大値2分の3、とθ=マイナス2分のπで最小値マイナス3?昨日やったから多分合ってるはず。」



ハァ、と溜め息を吐きながら数学教師は応じる。



「……はい、そうですね………港坂さん……授業中堂々と寝るの止めなさい?もうこの時間であてるの6回目よ?成績トップだからと言っても素行不良で留年になるわよ?」



「うえ……それは困ります。とても困ります。」



舌をべっと出して不快感を表す。



「でしょう?だから机の中のお菓子も鞄に仕舞いなさい。」



と、チョークでビシッと机を指した。



「あ……バレてました……?」



「教師をナメるんじゃないわよ。」



「へぇーい。」



ごそごそと机の中から菓子(グミ3袋、プリッツトマト味、板チョコ5枚)を取り出すと、名残惜しそうに鞄にしまった。



「そんなに入ってたのっ!?」



斜め後ろで都が驚きの声をあげる。



「や……だって成長期だし?」



「太らないのっ!?」



「まあ運動はしてるし。」


「帰宅部だよねっ!?」



「帰宅部だからと言って運動をしないとは限らない。」



「嘘だ!!」



「嘘じゃねぇよ。」



「あんた私より軽いよねっ!?」



「知るか。」



「死ねっっ!!!」



「先生、無視して授業を続けて下さい。」



「……港坂さん……自由過ぎるわ……ハァ……」




「はァい。すいません。」


「謝るぐらいなら最初から騒ぐなよ」



と、不意に、近くから小さな声が聞こえた。



若干の怒気を含んだそれは、どうやら斜め前の少女から発せられた様だ。


もちろんその微かな怒気は港坂も感じ取っていて、わざと相手の怒りを煽るような事をする。



「あ、ごめんねぇ?成績じゃああたしに勝てないから素行で頑張んないとね?ご苦労様ァ。」



「っ……調子乗ってんじゃないわよ……!」



かあっと音がするほど少女の頭に血が上り、港坂の方を振り向き掴みかかろうとするのを教師が止めに入った。



「はい!そこまで!!それ以上は休み時間にしなさい!!今は授業中でしょ!!集中しなさい、キレるわよ!!」



「すいません。」

「……」



悪びれずに謝る港坂と俯く少女。



これが港坂みなとの非日常。










5限目の数学を乗り越え、6限目の世界史で爆睡をした後のホームルーム前。

気だるげなみなとに都が話かける。



「ねぇねぇ、みなとー。」



「うあ……何?」




「放課後暇ぁ?新しく出来たアイス屋に行きたい」



「あんた……太るよ……、で放課後ね?暇じゃなくなったわ。」



「え、ひどくない?それって暇って事だよね?ねぇ?」



「嘘、ウソ。ほんとに用事入ってんの。」


「えぇー、またバイト?」


「まあ、そんなとこ。」



※バイトは校則で禁止されてます。見つかった場合は即・停学☆



「え、じゃあさ、みなとのバイト先行きた「絶対に来るな来たら殺す。」



「とか言ってー、本当は来て欲しいんでしょー?」



「いや、来るな。まじで来るな。頼む。」



「……え、何?そこまで言われると行くしかないってうか……w」



「また今度な?な?」



「えぇぇー」



キーンコーン……キーンコーン……




ホームルームの開始を告げるチャイムが鳴り、そのチャイムと同時に担任の教師が教室に入る。



「始めまぁす」


クラス委員の号令でホームルームが始まる。

起立、礼。

お願いします。



ホームルームの内容は、今日の委員会の集まりが無くなったこと、時間割変更についてや個人的な配布物など、普通の内容を普通にやった。



「……じゃ、終わりです。」



またもクラス委員の号令で終わる。

起立、礼。

さようなら。

さようなら。




*******



放課後の帰り道。


「やばいやばいやばいやばい!都ついてきてるよバレてないつもりだろうけどバレバレだよもうちょい(気配殺すの)頑張れよ!!」



あからさまに姿は現さないものの、ひしひしと気配がみなとに伝わる。



「もしあたしが【生徒】だとバレたら……困る。

とても困る。」



ううーん、とぶつぶつ独り言を呟きながら速歩きで通りを過ぎる。

顔は無表情だが内心はすごいことになってる。



「いつになったら諦めるんだよ……!もう20分は早足で歩いてるぞ……」



ぶつくさぶつくさ。

無表情だから超こわい。

おしゃれなカフェなど立ち並ぶおしゃれな通りに場違いな人物。



『あれ、コーサカ、お困り?』



突如としてみなとの脳内に直接ニヤついたような声が響いてきた。



「……!」



一瞬だけ顔を曇らせ、また無表情に戻る。


因みに、一瞬顔を曇らせた時にはこんなことを考えていた。

(お困りですよコノヤロー、さてはどこかで見ながら楽しんでやがるなクズめ。)



『え?クズとか言って良いの?』



(言ってねぇ)



『屁理屈……クズとか思って良いの?せっかく茶番に付き合ってやろうと思ったのに。』



(人の思考読みやがって…

…癪だが背に腹は変えられない。)



『あはは、エラソー(笑)

うん、まぁコーサカに借りを作るのは中々悪くないし、助けてしんぜよう。』



(エラソーなのはテメーだよ……ムカつくなァ)



『はいはい、悪口どうも♪最高の誉め言葉だよ♪』



(これこそ茶番だな。で、あたしはどうすれば良い?正直言ってアイツを撒ける自信がない。)



『だぁから茶番に付き合ってやるって言ってんダロ?50メートル先の広場前。そこに俺が待っててやるから、』



(うわああああ読めたぞこのやろぉぉおおお最悪だぁぁぁぁぁあ)



『だから何度も言ってるだろ、茶番だって。盛大にバカップル演じようぜwwww(爆)wwww』



(あたしの、これからの、学校生活はどぉなる……)


『そんときはそんとき。じゃ、よろしくなww俺見えてきただろ?wwww』



(うわああああ)










さて、広場前。

誰かを待っている様子で一人の男子が立っていた。

この付近では珍しい、学ラン。

長めの赤髪はボサボサしている。

瞳の蒼い目を宙に浮かせたり、とても暇をもて余した表情。



そして、その人物はこちらに小走りで近付いてくる人影に気づくと、


「あ、遅ぇぞ!みーたん!!」




「ご……ごめーん!これでも結構急いだんだからね?」


(みーたん!?キモォッ!!)



無い女子力を振り絞ってぶりっこするみなと。



そんな二人を遠巻きに見つめる都。

(こいつぅ……こうしてやる!)



(あはははっ!ちょっとぉ……くすぐったいってば!せっくん!!)



「えぇぇぇぇ!!アイツ彼氏いたのぉぉ!?えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?くっそリア充か爆ぜ死ね!!しかもバカップルかよ……萎えた……帰る」



友人の隠された残念な一面を垣間見てしまった都はふらふらと来た方向に帰って行った。




「お、帰るみたいだぜ?」


「はぁ……疲れた……気持ち悪……吐きそう……」

顔面蒼白、紙のようにペラッペラになったみなとが少年からパッと離れる。

そんなみなとを横目で見ながら、



「だから大衆と絡むのなんて止めろって言ってんだよ。こーゆうことになるからさぁ。」



と独り言の様に呟いた。



「…………。」



みなとは何も返せないが、とても不満げで何かを言いたそうな顔をしてる。



そんなみなとの様子を、少年は可笑しそうに見やる。

目は笑っていない。


「速水先輩は、普通の学生になりたいとは思いませんか?魔法や戦術について学ぶのではなくて学術を学びたいとは思いませんか?」


実際に、内心に抱いてるであろう疑問を速水――速水雪(ハヤミ セツ)(せっくん笑)にぶつけた。

はじめからその疑問がぶつけられることを予想していたので、スラスラと答える。



「思わないね。今の生活に満足はしてないけどそこそこ楽しいし。こんなに刺激的な生活を止めようとは思わない。それにアイツらが演じるのなんて所詮友情ごっこだろ?気持ち悪ぃんだよ、そーゆうの。」



と、一気にまくし立てると、間髪を入れずにまた話始めた。



「それに、俺のこの力を生かす事も出来なかったし、今の役割以外俺に合う役割なんて、どこにも無い。」


滔々と語る。

妙に言い切る形で、感情は感じられないが表情は穏やかで、微笑みすら浮かべていた。



すると、みなとも元の無表情に戻り、



「……そう、ですね。」



と呟いた。



「相変わらず、自分の気持ちに嘘を吐くのは上手だねー」



「……そりゃ、どうも。」


「あははー、誉めてねーよ☆」



「それより大衆と関わり合いを持つ者を監視する諜報部の速水先輩、まだ何か用ですか」


「いや、どうせ登校するんでしょ?一人で行くのもなんだし一緒に行こうぜ、……何、今の解説くさい……つーか解説。」



「いえ別にお気にせず。あと、嫌ですよ人の思考読みまくる人と登校なんて。」



「デスヨネー、ま、登校する気があるならいーや。俺っちは先に行くぜ?」



そう言うと、踵をかえし、手をヒラヒラふりながら歩き始めた。

そんな背中にみなとが追い討ちをかけるように言い放つ。




「はいはい、行ってください行ってください。諜報部は人数少なくて忙しいでしょうに。こんなところで油売ってんじゃないですよ。」

すると、突然振っていた手を止め、振り返る。



「おー。じゃーなー……っと忘れてた。」



「?」



みなとの嫌そうな怪訝な顔。



「これから呼び方コーサカじゃなくてみーたんにしようか?ww広めてあげるよ?」



「次その呼び方で呼んだら殺す。頭だけ切り離して晒してやる。」


「おおぉぉ、おっかねー。んじゃ、また後でー。」



大して怖がりもせずに言う速水にみなとがしっしっ、と追いやるように手を振った。



「さっさと逝ってください。」



「ちょw変換変換ww間違ってるってww」



突然、みなとが空を掴むような動きをすると、そのままその手に力を込めた。



「あはは、は、コーサカ……苦しい。」



「圧殺。」



ぐぐぐ……と、空を掴んだまま野球のピッチャーのようなフォームになると、大きく振りかぶり、そのまま投げる動きをした。


その間、振りかぶった瞬間速水の身体は持ち上がり、「え、ちょ、マジ?えぇ?俺先輩だよ?やめ、今なら間に合うはやまるんじゃな」とか結構ヤバそうな顔をして口走っている間に見えない力によって遠くに投げ飛ばされた。



「ざーまぁww」

舌をべぇぇええっと飛ばされた方向につき出すし、ふと周りを見回すと周囲にいたであろう人がサッと目を反らし、歩き出した。



それを見たみなとは、はぁぁ……とため息をつくと、


「このまま逃げられちゃ困るんだぁ……」



と不気味な事を呟き、つまんで引き寄せるような動作をすると、怯えた顔の一般人がみなとの前に飛んできた。

そして、何やら通信機のような物を取り出すと、どこかに連絡をとり始めた。



「……あ、どーもー、架凜先輩これから登校ですか?あ、そーですか、なら良かった。いや、魔力の使用をパンピーに目撃されてしまいまして…………だからすいませんて……だから記憶消去の処置をお願いしたいのですが。……え?人数?えーと、3人ですね。……はい、はいすいません。…………え、いやまさか。尋問とか無いですよね?嫌ですよ?……お願いですってこの通りです必ずお礼はしますから!…………うわそれ速水先輩にも言われました…………ええ、ありがとうございます。借りは返しますよ……きちんと。」



はぁぁ……と再度溜め息を吐くと、

「あ、お集まりの皆さんお見苦しい姿をお見せしてしまい誠に申し訳ございません。もうすぐきれーなちゃんねーがいらっしゃいますのでしばしお待ちを。」



そう言い終わるか終わらないうちに、みなとの隣に突然、少女が現れた。

黒髪の似合う中々の美少女。

セミロングで長い前髪をセンター分けしている。

その少女はみなとの方に向き直ると、



「よーっす、コーサカ。」


ちゃお、と手をあげ大きな黒色の瞳の目を細め、ニッと笑った。



「あ、架凜先輩。わざわざご足労ありがとうございます。調子はどうですか?」


一応形式だけの挨拶をする。



それを聞いてふっと鼻で笑うと



「愚問ね。」



と言ってニヤリと笑った。



「あ、はい良かったです。じゃ、ちゃちゃっとお願いします。」



「まっかしっとけー。」



そう言うと、突然の来訪者に怯えている一般人にすたすたと近づくと



「はァーい、皆さんご機嫌いかが?」


……誰が見てもうざいと思う笑顔で話し掛けた。

だが捕まった者達は、怯えるのに忙しくうざいと考える暇もなく呆気にとられていたので誰も答えるものはいなかった。



「…………。」



「最高の気分だそうですよ!架凜先輩!」



そこでみなとが便乗し、目撃者の内心を捏造する。



「あらあら。それは重畳重畳……では早速。」



すっと無表情になると、ぶつぶと詠唱を始めた。



「……………うぃ。でけたよー」



「うぉ。ありがとうございます」



しばらくして、詠唱が終わると偶然目撃してしまった不運な一般ピーポーは口々に、

「あれ……何で……?」

とか

「あなた誰……?」

とかよくありげな台詞を吐いて、ふらふらと立ち去ってしまった。



「相変わらずえげつねーですねぇ……」



「何を言うかー礼はどうした!礼は!」

腰に手を当て、ビシッとみなとを指差した。



「あー……はい。ご迷惑お掛け致しましたありがとうございました。」



それを聞いて満足そうに頷く架凜。

「はいはい良くできました。重畳重畳」



(時々架凜先輩は重畳の使い方を間違っているのではないかと思うわ……)

一人怪訝そうな顔で首を傾げた。



「で、コーサカ。早速で悪いんだけど……」



「ふへっ!?お、おお……まあ借りを作っておくのは嫌ですけど」



「でしょでしょ〜?だからサ、今日のミッション……」



「う……今日のミッションて……何ですか……」



因みにみなとの班は今日はオフ



「地下道の魔族掃討作戦」さらり、と答えた。

涼しい顔で。

反対にみなとはとても驚き、変な声をあげた。



「うあ!?そんなでかいのあったんですか!?!?」



「いや、群れじゃなくて個体が2、3体。吸血鬼ね。」

「え……少ない……それなら別に前衛が出張らなくても……第一、対吸血鬼って接近戦じゃ不利ですよ?」


吸血鬼は捕まったらおしまいだからー、と付け足す。予想外な面倒な仕事に難色を示す。

そんな様子のみなとを見て、架凜はすまなそうに



「いや…実はさ、そのあとすぐに他の班と合同で今度の解放作戦の予行練習があって……」



「はぁ……今夜は眠れない感じですか?」



「そ。で一週間くらい前からお宅の班長にラブコール送ってたんだけどさ」



「あー……OKするわけないな、先輩が。」

自分の班の班長を思い浮かべながら納得するみなと。



「そそ。だから適当に『引き受けましたから』とか言ってくれれば良いってわけよ。」



話が早い!と言わんばかりにみなとの手を握る。

架凜から目を反らしてボソッとみなとは呟いた。



「……はぁ……今宵は吸血鬼と命懸けのランデブーですか」



その呟きを聞いた架凜は、


「あ、それ結構うまいw」なかなか気に入ったらしく、楽しそうに笑っていた。



「冷やかしは結構ですよ!借りは返すって約束しましたからね!!……でもこれ、倍返しみたいじゃないですか?」



凄いジト目で架凜を睨みながら、口を尖らせる。

そんなみなとから架凜は離れると、偉そうに反駁しま。



「何を言うか!!これは立派な軍上層部への隠蔽行為であってさらには諜報部のハヤミのヤローにも口止めしなきゃいけないんだぞ、わかったか!!」



その様子に、みなとは反論する気も無くし、(年上だし)



「隅からすみまで万全なんですねわかります。」



面倒臭そうに呟いた。



「わかったなら良い。っつーわけでよろしくねん♪期待してるよ〜」



ウィンクウィズグッドサインでウザさ倍増♪

だがしかし、こんなレベルでいちいち腹を立てていては架凜とはやっていけない。



「はぁ……迷惑ついでに学校まで送ってくれません?わたし魔力の保有量少ないので転移した瞬間にぶっ倒れちゃうんですよ」



疲れた様に、というか実際疲れて、架凜を見る。

少しの間考えた後、



「そうね……あいつの説得も時間かかるだろうし……出血大サービスね!!はい、どーん」



「座標軸……固定。校門前……」



目を瞑って詠唱を始める。


「行ってらっしゃーい!!」



元気な声でみなとを送り出した。



















to be continued.


これより先に後書きの場を借りてキャラ設定が御座います。

是非ともお立ち寄り下さいませ



.登場人物紹介

★港坂みなと(コーサカ)

【性別】女

【学年】高校1年

【所属】前衛1班

【戦闘スタイル】素手or大鎌

【魔力】コーティング

→魔力を体表に纏わせ、大ダメージを与える。

魔力を飛ばしたり、遠隔操作も可能。

【備考】主人公。

【性格を一言で表すと】

ゲス


速水雪(ハヤミ)

【性別】男

【学年】高校2年

【所属】諜報部

【戦闘スタイル】短刀

【魔力】読心

→相手の心を読める。

テレパシーを送ることも可能。

【備考】内偵。

【性格を一言で表すと】

軟派


十字架凜(カリン)

【性別】女

【学年】高校3年

【所属】後衛1班

【戦闘スタイル】魔法

【魔力】材質変化

→自身を重金属や水などあらゆる物に変えることが出来る

【備考】後衛1班班長

【性格を一言で表すと】

腹黒


☆都南奈(都)

【性別】女

【学年】高校1年

【備考】みなとの友人

【性格を一言で表すと】

愛すべきバカ



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