表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

第1章 転校生とその正体

本編の前にキャラについて。

この話では、それぞれのキャラの色々が変わるところがあります。

なので「あれ?ちょっと違くない?」というところがあってもスルーしてください。

それでは、どうぞ。


桜田高校のチャイムが鳴ると同時に、良祐達がいる2―Aクラスに先生が入ってきた。


「よし、全員揃ってるな。では、転校生を紹介する!」


先生がそう言うと、教室内がざわついた。皆して男か女か話し合っているようだ。


「なあ、2人はどう思う?今から来る転校生が新しい騎士団だと思うか?」


「どうだろう?話によるとBとDクラスにも来るらしいけど」


「あと、うちのクラスも合わせて合計7人らしいしな」


「うわ、マジで?なんでそんなに騎士団が来るわけ?」


「空、今してるのはあくまで仮定の話だよ…」


紅希が呆れながらそう答えると、転校生と思われる2人が教室に入ってきた。


(のの)(はら)(みお)です!これからよろしくね!」


三上(みかみ)麻菜(まな)です。これからよろしくお願いします」


最初に自己紹介した元気な子は茶髪のロングヘアーの女子で、吸い込まれてしまいそうになるほどの綺麗な赤色の瞳だった。


次に礼儀よく自己紹介した子は長くて綺麗な金髪をリボンで縛っているポニーテイルの女子で、まさに容姿端麗、才色兼備という言葉があっている人だった。


「…………」


「?紅希、どうしたんだ?」


「っ!?な、なんでもないっ!」


「もしかして、どっちかに一目惚れしたのか?」


「ぅ……///」


空の言ったことが図星だったのか、紅希は顔を赤くして、そのまま黙りこんでしまった。


それを見て、空はニヤニヤしながら言った。


「実は俺も、片方気になってるんだよな~。紅希と同じだったりして~」


「なっ!どっちだ!?」


「え~っと……三上って方」


「っ!!」


「へぇ、紅希は三上か。だったら同じじゃねーから安心しろ」


「あ、ああ……って、騙された……」


良祐達が話していると、いつの間にか2人は指定された席に座っていた。


澪は空の前の席、麻菜は空の左隣で紅希の前の席だったので、良祐達は2人に自己紹介をした。


「俺は高藤良祐だ。よろしくな」


「俺は風間空だ!よろしく!」


「僕は成瀬紅希。これからよろしく」


「うん、よろしくね!」


そう言って話をしているうちに、いつのまにかHRが終わっていた。


澪は挨拶が終わると良祐達の方を見ていきなり質問をしてきた。


「ねぇ、BとDにも転校生がきたって話、知ってる?」


「ああ。それがどうしたんだ?」


さっき話していた内容とまったく同じだったので、良祐は即答して逆に質問した。


横で「まさか……」と言っている麻菜を澪は無視して、衝撃的な発言をあっさりと言った。



「B・Dにいるのもウチらも同じ()()()なんだけど、今から会ってみない?」



「………は?」


「え、僕達が?今から?」


「うん。どお?」


実際良祐達は気になっていたので、それを承諾して最初はBクラスに向かった。



ちなみに、それを言った澪は麻菜に頭を叩かれていた。

どうでしたか?

感想などお待ちしています!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ