第56話 害虫駆除は竜に乗って?
ノアの迷いも晴れ、魔法もぐんぐん上達していた頃、アラン発案の鋼竜を使った帝国空軍の計画が進んでいた。
金鱗竜を使徒としているブルーフォレスト辺境伯の一族を中心になり、鋼竜の調教を試みていた。
「オスカー卿、鋼竜は調教できそうかね?」
ウィリアム皇太子の執務室に呼ばれていたオスカー・エンドリケ・ブルーフォレスト卿は自信を持って
「はい」
と、答えた。
「それは本当か?」
いつも冷静なアランも身を乗り出して尋ねた。
「はい。鋼竜は、孵化してすぐに目にした物を親と認識するようなので、卵の時点でこちらに持ってきてうちの金鱗竜に面倒を見させてみたところ、上手く懐いてくれました」
オスカーの説明に対してアランが疑問を持って質問した。
「だが、俺があの森で出くわした鋼竜の子供は一匹でウロウロしていた親は飛び立って行ってたぞ?」
そんなアランの質問に対して
「はい。孵化するのを見届けると飛び去ってしまうようです。そして、時々に様子を見に来るようなのですが、その間に他の動物に襲われてしまう個体も多いるようです」
と、自分たちの調べた鋼竜の生態について報告した。
「そうか、竜は長く生きる生き物だから、そんなに数が増えてしまっても生態系が崩れてしまうから自然淘汰されるのかもだな」
と、アランが言った。
「はい。ですから、我々が自然に間引きされる数より少ない卵を採取して育てるのが賢明かと思われます」
「オスカーの言う通りだな。そこは、よく確認して適量を採取するようにしてくれ。いずれは、竜たちの繁殖場を作れるようにしたものだな」
と、いうウィリアム皇太子もアラン共に空軍設立を急ぎたかった。
それが、Black Mageとの闘いの切り札にもなる気がしていたからだ。
常に危険にさらされている辺境伯家の竜に頼ってばかりはいられない。
するとオスカーが言った。
「殿下、アラン閣下。これは父の提案なのですが、我が辺境伯領内に生息している金鱗竜も調教して、空軍用の竜にしては如何かと?」
「それは有難い提案だが、それでは辺境伯領の守りに支障が出るのでは無いか?」
「いえ、閣下。金鱗竜は、かなり長寿の生き物ですから、我々の何代も同じ竜が使徒として使えてくれています。当家の家臣が乗りこなせる竜も十分におりますので、野生の金鱗竜を鋼竜と共に訓練しようかと思っています」
「なるほど、2種類の竜の部隊が出来るというわけだな」
「はい。金鱗竜の方は、同種の使徒が居ますので、訓練も早く進むかと」
ウィリアム皇太子とアラン執務大臣は、非常に有難い申し出だと思った。
「やはり、使徒の竜とは違うから、パイロットも訓練が必要だな?」
「はい。そうだと思います。訓練が入ったものから我々が試飛行を行いますが、やはり専用のパイロット騎竜訓練は必要でしょう」
アランは、オスカーの答えを聞いてから少し考えて言った。
「まだ、幼い竜を数頭、帝国神聖魔術士養成大学内で育てることは出来ないか?Holy Mageの生徒の使徒候補でも良い、学生の頃から竜に慣らせておきたいと思うがどうだろうか?」
オスカーは、アランの提案に少し驚いていたが
「そうですねぇ…」
と、思案してから言った。
「うちのポリアンナを『ミラ・ローズ宮』に入寮させましょう。彼女の使徒のクロエは、クロヴィスの子供でまだ若いのですが、優秀な竜です。さらなる能力の向上はポリアンナのHoly Mageとしての成長次第ですが、クロエなら竜の子供たちと上手くやれると思います」
「なるほど、子供でも野生の竜の世話は素人には無理か…」
と、アランは良そうしていた事だったので、驚きはしなかったが、自分の考えの甘さを少し反省していた。
「はい。まずは一頭ずつ飼育をした方が良いかと」
やはり、先祖代々竜と共に育って来たブルーフォレスト家の長男の意見は正しいと思える。
「なるほど、ポリアンナ嬢とクロエか!ブルーフォレスト辺境伯と先生が許してくれるかな?」
と、アランは、オスカーの提案を良いと思いつつも、ブルーフォレスト家の大切な一人娘の力を借りることをちょっと躊躇していた。
それは、ポリアンナの祖父ブルーフォレスト先生と父のブルーフォレスト辺境伯への遠慮もあったが、何よりもまだ学生である彼女への負担が大きすぎるように思えたからだ。
「いえ、殿下と閣下の命令とあれば、さすがに父も祖父も許可せざるを得ないでしょう。それに、『ミラ・ローズ宮』の方が妹とっては安全かもしれません」
と、オスカーが眉をひそめて言った。
「やはり、辺境伯家はマークされているのか?」
と、オスカーの含みのある言葉から状況を察したアランが言った。
「おそらく。妹の登下校にはブルーフォレスト辺境伯家の騎士数名つけさせてていますので問題はありませんが、警戒はしています」
「そうか。では、そのことは私が辺境伯と先生とご相談することにする。竜たちの調教と訓練は引き続き頼む」
と、アランが言うと
「ブルーフォレスト辺境伯家には、いつも苦労を掛けるが宜しく頼む。父上の辺境伯と先生にも宜しく伝えてくれ」
と、ウィリアム皇太子もブルーフォレスト家の働きを労った。
「御意!」
そう言ってオスカーは敬礼をし、皇太子の執務室から出て行った。
残ったウィリアム皇太子とアラン執務大臣は、ふたりで引き続き話し合っていた。
「やはり、いよいよもう放ってはおけないな」
と、ウィリウム皇太子が強い口調で言った。
「そろそろ、一斉に大黒主神教教会や関連施設を取り締まる時期でしょうか?」
アランも帝都内での黒魔術師達の動きは目に余るものがあると感じていた。
「しかし、まだ大元のBlack Mageが何人入り込んでいるのかはっきりしていない。雑魚だけ捕まえて、Black Mageを逃がすことになりそうだから迷うところだ」
作戦決行の判断に迷うアランがウィリアムに聞いた。
「ウィル、おまえの予知ではわからないか?今、動くべきか?先延ばしすべきか?」
と、アランに尋ねられたウィリアム殿下は言った。
「こんなことを言ったら、アラン、おまえに叱られそうだが、どちらでも未来は変わらない。例え、今回Black Mageを全て捕まえても、また新たなBlack Mageは現れる」
アランは、ウィリアムの答えを聞いて笑いながら言った。
「まるで、皆から嫌われている黒い害虫『ブラゴラ』のようだな?」
「あはは・・ブラゴラか!そうだな。どちらも黒い嫌われものだからな」
と、ウィリアムも笑いながら答えて言った。
「つまり、出るたびに退治するしか無いということだな?」
「アランには苦労をかけるが、そういう事になる。アモー・ロンド大陸にはBlack Mageの牛耳る国もあるらしいからな。完全に巣を駆除しない限り害虫はいくらでも沸いて出て来る」
「そうだな。竜の空軍部隊が出来たら、竜に乗って害虫駆除しに行くか?」
と、アランが言うと
「それは良いな」
と、ウィリアムも言った。
そんな和やかなやり取りがあった後に、ふたりとも真摯な表情に戻った。
そして、アランが言った。
「という世迷言は置いとくとして、まずは帝国民の安全と平和な生活を守るには、帝国内の害虫駆除が我々の仕事だな」
内政執務大臣兼スチュアートリア帝国陸海軍総司令官のアラン・クレオ・ハイデルベルト・スチュアートリア・レッドリオンは決意していた。
「まずは帝都内の害虫『ブラゴラ』から駆除する!」
アランは、その足で同じルデ・トロア宮殿内にあるスチュアートリア帝国軍本部に移動した。
そして、総司令官執務室にシオン・ミッシェル・ヴァイオレット・フィールド参謀室長を呼んだ。
「帝都内の大黒主神教の関連施設はリストアップ出来ているか?」
と、シオン参謀に聞いた。
「はい。他の領地のものは、まだ曖昧な所もありますが、帝国内の関連施設は、完璧に把握しております」
と、シオンは自分の仕事っぷりをアランに褒めて欲しそうに言った。
「そうか、それはご苦労だった。いつも助かるよ、シオン」
と、アランはいつもシオンが言って欲しいことを言ってくれる。
「それで、帝国内に侵入した黒魔術師とBlack Mageの数は判明しているのかな?」
「それは、なかなか難しいところです。敵も悪賢いもので…。でも、各施設にひとりは黒魔術師が居ると思われます。それを牛耳っているBlack Mageが居るはずなのですが、なかなか正体がつかめません」
と、シオンは、ちょっと申し訳なさそうに言った。
「いや、そこまで調べ上げてくれただけでも助かる。父上と叔父上の時もBlack Mageの数どころか正体も、とうとう掴めなかったようだからな」
と、若き日のアランは父ラファエルと叔父アレクサンドルが闘ったという「赤い荒野の闘い」の時のことを思い出していた。
アイザック達荒野のライオン達を利用した卑劣なやり方をアランは許せなかった。
「常にトカゲの尻尾切ですねぇ。Black Mageは、自分が危うくなると海の向こうに逃げてしまうようですから」
と、シオンも過去のBlack Mageとの闘いの歴史を念頭に答えた。
するともアランがボソリとつぶやいた。
「ブラゴラの巣は、海の向こうだからな」
「え?」
虫が嫌いなシオンは、思わず大嫌いな虫の名前が出て来て思わず聞き返した。
「ブラゴラですか?あの黒くてテカテカしていて何処にでもカサカサ居る気持ち悪い害虫?」
と、鳥肌を立てながら言うシオンにアランは笑いながら答えた。
「そうだ。ブラゴラみただろ?」
シオンは、虫が苦手だった。
特にブラゴラは、見るのはもちろん、名前を聞くだけでも鳥肌が立った。
だから、内心「アラン様じゃなければぶん殴ってるところだ」と、思っていた。 だが、Black Mageをブラゴラに例えるアランを「ナイス!」とも思っていた。
アランは、鳥肌を立てているシオンに
「帝都内の大黒主神教施設の掃討作戦は、しっかり練らねばならん。それは、シオン参謀!君の役目だ。頼むぞ」
と、気合を入れるように言った。
「はい。しっかり練ります」
と、シオンも頭と耳から黒い虫を払いのけて言った。
「辺境伯領地では、大黒主神教の教団施設を強制調査し、そこに居た者たちを捕縛して尋問したらしいが、そのせいで辺境伯の令嬢が狙われるようになってしまったからな。十分に考慮して作戦を練ってくれ」
ブルーフォレスト辺境伯領では、「魔の森」での黒魔術で洗脳された狼の狂魔物を念頭に、領内にある大黒主神教教会と関連施設を一斉摘発した。
そこに居た者を全て連行し、現地の洗脳された領民を保護し、洗脳を解呪した。
同時に領民では無い大黒主神教の信者と名乗る者を尋問。
魔術師レベルの者を逮捕して、魔力遮蔽牢に投獄しているという。
だが、この魔術師は黒魔術師レベルにも達していない雑魚であり、肝心のBlack Mageのことは全くわからなかった。
ただ、この一見以来、ブルーフォレスト辺境伯家の者が狙われるようになったのは確かなようだった。
ブルーフォレスト辺境伯は領地に残っているが辺境伯自身もHoly Mage騎士であり金鱗竜の使徒コルトンを操る神聖力の強力な使い手なので彼らも手出しは出来ない。
長男のオスカーも、帝国近衛騎士団長として、金鱗竜の使徒クレイブを操るHoly Mage騎士なのでBlack Mageに負けない力がある。
祖父のブルーフォレスト先生は言わずもがな、帝国軍准将まで勤めた往年のHoly Mage騎士である。
軍を引退し帝国大学で教鞭をとっているが、その力はまだまだ衰えていない。
そして、前辺境伯と、現辺境伯の両婦人、つまりオスカーとポリアンナの祖母と母は、辺境伯領地を離れて、帝都のブルーフォレスト邸に居るが常に専属の辺境伯家の騎士数人が護衛に付いてる。
やはり、そうなると敵が一番狙いやすいのは、帝国大学へ毎日通学している学生のポリアンナになるのだろう。
彼女もHoly Mageなのではあるが、まだその能力は未熟で力も偏っているのでBlack Mageとしても狙いどころなのである。
「やつらをこれ以上刺激するだけ刺激して、取り逃がすことになると、さらに面倒で、被害が増えることになるやしれん」
と、アランは一般の帝国民への被害拡大を懸念していた。
それは、シオン参謀も充分に理解している。
「心して慎重に作戦を立てさせて頂きます」
と、シオンはアランに答えると作戦本部の参謀室へと戻って行った。
こうして、帝都内の『大黒主神教掃討作戦』が練られることとなった。
まずは、大黒主神教に洗脳された帝都民の解呪をしなければならない。
できるだけ、帝都民の安全を配慮することが優先された。
帝都のブルーフォレスト邸では、オスカーは宮廷で話したことを祖父に報告していた。
祖父のイーサン・バルナバーシュ・ブルーフォレストは、現アレクサンドル皇帝と、アランの父であるラファエル元皇帝と共に帝国を守って来た歴戦の騎士である。
「そうだな。登校時は私と一緒に登校出来るが、帰りは毎回一緒にというわけにも行かぬしな。もちろん、当家の騎士の護衛を付けるが…しかし、この屋敷からポリアンナを大学へ通わせるよりも、ミラ・ローズ宮から通う方が安全かもしれんな。ポリアンナはどう思う?」
と、祖父のイーサンは孫のポリアンナに言った。
そう祖父に問われたポリアンナは少し考えてから言った。
「辺境伯家の優秀な騎士のみなさんが護衛して下さるので、通学の心配はしておりませんが、大学での鋼竜の飼育は私とクロエに適任かと思われます」
「では、ミラ・ローズへの入寮を希望すると?」
イーサンは、孫がそう答えるだろうと予測していた。
「はい。それにお友達と共に勉強する時間が増えるのは私にとってプラスになるとも思っていますから」
と、ポリアンナは自信を持って答えた。
その様子を横で腕組みをしながら聞いていたオスカーが言った。
「ポリアンナの本音はそこだろう?」
ポリアンナは兄の言葉に、いつものように憤慨することなく
「両方ですわ。お兄様」
と、冷静に答えた。
この話を進めてくれたのは兄のオスカーである。
もちろん、リリアーナやアイラ、ノア達と会う機会が増える寮での生活も楽しみではある。
だが、自分とクロエをアランの空軍設立構想の手助けとして兄が推薦してくれた事を誇らしく思っていた。
兄が自分をHoly Mage候補として、辺境伯家の一員としての能力を認めてくれていると思って素直に嬉しかった。
なので、今日の彼女には兄の皮肉めいた言葉もいつものようにカチンと来ることはなかった。
「そうか、今日はやけに素直だな、ポリー」
と、いつになく素直な妹の対応が、むず痒い兄オスカーであった。
「あら、お兄様は反抗的な女性がお好み?」
と、ポリアンナはいつも通りに兄に言い返した。
「いや、ポリーは、ポリーらしくないとね?あまり素直過ぎると体調が悪いのかと思ってしまうからさ」
と、いつも通りの生意気な妹の返答にホッとする兄であった。
そんなふたりの孫の様子を黙って見舞っていた祖父のイーサンは、
「やれやれ、この男は私に似て勝気な女が好きなのかもしれんな」
と、心の中で苦笑いしていた。
何はともあれ、こうしてポリアンナも「ミラ・ローズ宮」に入寮することとなった。
アイラとリリアーナは大喜びでポリアンナの入寮を大歓迎した。
すぐに、三人でアイラの部屋に集まり女子会が始まっていた。
「大学では、Holy MageクラスとWhite Mageクラスじゃ、なかなか一緒に慣れないけれど、寮なら夕食を一緒に出来るから嬉しいね」
と、リリアーナが言うと、アイラも
「ポリーちゃんのおうちにお泊りした時を思い出すね」
と、言った。
「ほんと、私だけ帝都の自邸からの通学でちょっと疎外感だったのよ」
と、ポリアンナが言うと、アイラが意味あり気ににやりとしながら言った。
「男子棟にはノア君も居るしね?」
「そうそう、こんなに早くノア君がWhite Mageクラスに編入して来るなんてビックリしちゃったわ!」
と、ポリアンナはアイラの意味有りげな微笑みをかわして言った。
「レイマーシャロル地区で会った時には、こんなふうに同じ寮で暮らすことになるなんて予想も出来なかったもんね?」
鈍感女子のリリアーナは、予想外のことに本当に驚いているといった感じでいた。
「縁って不思議よねぇ?」
と、言うアイラの言葉にポリアンナが堪えるように言った
「私も、それは感じているわ。彼とは不思議な縁を感じるの」
すると、アイラが興奮して言った。
「えっ?もしかして、ポリーちゃんのツインレイ?」
ポリアンナは、アイラに「ツインレイ」という女の子の憧れの言葉を出され、頬を少し赤らめて少し声を小さくして言った。
「ううん、そんなんじゃなくて…なんていうんだろ?予知じゃないけれど、初めて会った気がしないというか、会うべくして出会ったというか」
兄オスカーの前では強気な彼女も恋バナの時は乙女である。
特に自分のこととなると、恥ずかしさで体が熱くなってしまう。
「ポリーちゃん、予知能力もあったの?」
と、リリアーナが少し驚いたようにポリアンナに尋ねた。
その彼女の間の抜けた質問は、ポリアンナにとっては救いだった。
なぜなら、ポリアンナは恥ずかしくて今にも面に穴を掘って潜り込みたいくらいの気分だったからだ。
「んー、わからないんだけれど、帝国神聖魔術士養成大学で学ぶようになって、辺境伯領の城に居た頃とは違う何かを感じるようになったの」
これはポリアンナにとって嘘の偽りのない答えだった。
ノアとの出会いに運命的な感覚があったのも本当だし、帝国大学で勉強しているうちにどんどん神聖力が増して来て、より研ぎ澄まされている感覚があった。
「そっか~、ポリーちゃん元々、神聖力が優れているものね」
と、リリアーナは納得したように言った。
「でも、ポリーちゃん、ノア君のことは気になるのでしょう?」
アイラは、心の中で「ポリアンナとノアがツインレイだったら素敵なのにな」と、思っていた。
「うん、ちょっとね」
と、アイラの質問にポリアンナも「ノア君とツインレイだったら良いな」と思ってさらに真っ赤になり、再び体が熱くなるのを感じていた。
「きゃ~」
と、かしましい三人娘の声はミラ・ローズ宮の廊下にまで響いていた。
そして、三人の女子会は
「あなた方、消灯時間はお守り下さいな」
と、言うプリシラ副寮長のドアをノックする音と共に叱られてお開きとなったのだった。




