表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Beyond of Cosmos =星巡りの物語=リゲル・ラナ編  作者: 詩紡まりん
『淀む光と影』=忍び寄る影= リゲル歴4045年

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/71

「ノアの不安」と「Black Mageの企み」

挿絵(By みてみん)


リゲル・ラナの世界地図です。

スチュアートリア帝国の広さと

他の大陸の国々との関係性の参考にご覧ください。




 スチュアートリア帝国の御前会議では、陸海路から入国する異邦人の入国チェックを厳しくする事と、各港や軍事拠点の強化について話し合われた。

 そして、『大黒主神教』という具体的な名前が出されるようになり、帝国内でも『大黒主神教』への警戒が厳しくなりつつあった。

 アラン達、帝国軍が『大黒主神教』の脅威を感じだし頃には、帝国内にBlack(ブラック) Mage( マギ )達が巻いた黒い種は、癌のようにジワジワと帝国内に広がっていた。


 しかし、その『大黒主神教』に身を寄せていたノアは、既に海路でスチュアートリア帝国に入国していた。

 ネオも、ジェイコブ神父と共に、海路にてブロッサン国経由で帝国内にある『大黒主神教』の教会に到着し、一仕事を終えてパドラルの教会へ戻っていた。


 そこに、苦労して創り出した魔物の狼がアラン達により浄化されて元の狼に戻されたという知らせが届いていた。


「やはり、敵はただ者では無いな」

 ジャンバラン村にある『大黒主神教』の神父であるジェイコブ神父が悔しそうに言った。


「スチュアートリア帝国で最強と言われているGrate(グレート)Mage( マギ )が直接、帝都から来たらしいです」

 と、信者のひとりのジェフリーが言った。


「噂の前皇帝の息子というGrate(グレート)Mage( マギ )か!レッドリオン公国の公子の!」

 と、ジェイコブ神父がいまいましそうに言った。


 それは、そうである。


 船で数ヶ月かけて往復し、険しい陸路と恐ろしい魔の森を抜けて、やっとのことでスチュアートリア帝国に入国し、そこで数週間かけて生み出した魔物が一瞬で浄化されてしまったのである。


「バドネリアス様のご苦労が水の泡だ」

「はい。さらにブルーフォレスト領にあった教会が摘発されて信者が拘束されたそうです」

「なんてこった。で、バドネリアス様はご無事なんだろうな?」

「はい、間一髪のところで脱出されて、今はブロッサン国内の教会におられそうです」

「う~む、我々には何もできないな。バドネリアス様からのご指示を待つしかあるまい」

「そうですね」

 と、大黒主神教のジェイコブ神父とジェフリーがヒソヒソと話しているのは教会内にある神父専用の部屋である。


 しかし、粗末な木の作りの教会なので、話し声が筒抜けになる恐れがある。

 ふたりは、さらに声を潜めた。


「ところで、あいつの方はどうだ?」

「ネオですか?」

「ああ、あいつは、どうやら『時の扉』を抜けて他の星からやって来たらしいが、伝説とは違って、ロクな道具は持っていなかったし、さっぱり力は無さそうだ」

「まぁ、熱心に黒魔術の練習をしていますけれどね」

「ネオよりもノアの方が能力は高かったのに逃げられいたとは残念だ」

「ネオよりも利用価値はありそうでしが、ヤツもたいした能力は無さそうでしたぜ」

「いや、俺にはそうは思えなかった。今、ヤツは、スチュアートリアの帝都に居るらしい。帝都の仲間に連絡をとって捜させろ。ところで、デイブスの方はどうなった?」

「ヤツも探させています。裏切者を許すとしめしがつきませんからね」

 と、ジェフリーの声が少し大きくなった。

 ジェフリーは、デイブスを信頼していたらしく彼の裏切りはショックだったらしい。


 そんなふたりの話に耳を澄ませて聞いていた者がいる。

 ネオだった。


 ネオは、ハンスに頼まれて食事ができた事をふたりに知らせに来たのだが、ちょうどネオの名前が聞こえ、ついつい盗み聞ぎしてしまったのである。

 ネオも自分が留守の間に、何も言わずに消えたノアに裏切られたとは思っていた。

 それでも、こんな状況では仕方ないと諦めていた。


 それよりも、ジェイコブ神父が、自分たちを何かに利用しようと考えていること、自分よりノアの方が能力は高いと思っていたことがショックだった。

 それでも、今の自分はここで生きていくしか無い。


 ネオは、気を取り直して今、来たばかりのフリをして神父の部屋のドアをノックし

「神父様、お食事ができました」

 と、声をかけた。

 レイマーシャロル事件がおきる一週間前のことである。



 一方、ブロッサン国の『大黒主神教』教会に逃げ込んでいたBlack(ブラック) Mage( マギ )のバドネリアスは、一夜にして苦労した魔物を解呪され、拠点としていた辺境伯領内の『大黒主神教』教会も潰されて激怒していた。


「まったく、いまいましい!毎回、歴史的にも辺境伯に、Black(ブラック) Mage( マギ )の計画が阻まれている。まずは、そこから切りくずしかないか?」


 憤慨するバドネリアスに対して、側近のひとりが言った。

「もう、陸路から帝国内に入るのは厳しいので、海路から入国するしかありません。既に、帝国内に入っている仲間に拠点を増やして、近隣の者を信者として増やすように指示を出しています」


「その地域の信者を洗脳して捨て駒として使うにしても、やはり最終的には内部に入り込むしかないだろうな」


「過去に、ブロッサン国を動かしてエド・ロアを制圧し、二カ国を利用してスチュアートリア帝国を切り崩そうとしたようですね」


「その前にシャバラリオ側からの侵略も試みている。どちらも、帝国の皇帝に制圧されたらしいがな。しかも、その皇帝は今も生きてる」


「え!!もう、500年前とか、200前とかの話ですよね?」


「そうだ。スチュアートリア帝国の皇帝一族はGrate Mageだからな。我々の魔力より遥かに強い力を持っていて1000年は生きられる。だからやっかいなんだ」


「ひぇ~、もはや化け物ですね」


「人間は、経験から学ぶ生き物だが、寿命が短ければ次世代に伝えても忘れ似れれば一からやり直しだ。だが、やつらは自分の経験を生かして次に臨める。我々Black(ブラック) Mage( マギ )も500年近く生きる者もいるが、その倍だからな」 

『大黒主神教』の教祖であるバドネリアスもBlack(ブラック) Mage( マギ )ではある。


Black(ブラック) Mage( マギ )だからと言って必ずしも500年も生きられるわけではない。

Black Mageの中でもそれなりに修行を積んだごく限られた者がそれだけ生きられることもあるだけで、普通のBlack Mageであれば300歳がせいぜいである。


「それでも、スチュア・トロア大陸への進出は諦めないのはなぜですかい?」


「アモー・ロンド大陸には、6つの国があるが常に戦争状態だから、土地が荒んでいる国ばかりだ。豊かなスチュア・トロア大陸は我々の憧れの地なのだ。スチュア・トロア大陸は、アモー・ロンド大陸の三倍以上の面積があるのに、大きな国は8カ国しか無いうえに、大半をスチュアートリア帝国が支配している。この安定した大陸に我々Black Mageが支配する国が欲しい」


アモー・ロンド大陸には、6つの国があるがBlack(ブラック) Mage( マギ )同士が覇権を争っていたり、Black(ブラック) Mage( マギ )に抵抗拗するWhite (ホワイト)Mage( マギ )と対立していたりと、常に内戦状態の国がほとんどであった。


また、気候により不作の年は、隣国に攻め込んだり、より有利な土地入れようと戦争を挑む国もあったりと大陸全土で抗争が絶えなかった。

その為、常に国民が飢えや戦争の不安にさらされていた。


「お前は、アモー・ロンド大陸の国のほとんどが貧しいのを知っているだろ?」


「はい。ここブロッサン国もパドラルもうちらのところよりは良いと思いましたが、スチュアートリア帝国内の暮らしを見たら天国のようで驚きました」


「だから俺たちは、このスチュア・トロア大陸に国が欲しいんだ」

 と、バドネリアスは力を込めて言った。

「帝都内の黒魔術たちに連絡をとって作戦を決行する」


 そして、起こったのがレイマーシャロル事件なのである。

 あの事件は、オスカーとポリアンナが感じた通り、Black(ブラック) Mage( マギ )の指示によりポリアンナを狙って企てられたものだった。


 配下の黒魔術師により洗脳された信者たちがマルシェの群衆の中で騒ぎを起こし、その間にポリアンナを誘拐しようとしていたのだった。


 Black(ブラック) Mage( マギ )達にとって、ブルーフォレスト辺境伯は、西から帝国へ侵入する為の大きな障害である。


 ポリアンナを誘拐してブルーフォレスト辺境伯を脅そうとしていたが、ポリアンナや帝都のブルーフォレス家の騎士達を舐めていて失敗に終わった。

 それでも、彼らは諦めておらず次なる計画を立てているのであった。


 彼らは、一般の帝国民を信者にして洗脳を試みていたが、それでは埒が明かないと洗脳する相手を帝国神聖大学の魔導士クラスの者にターゲットにしようと考えていた。


 そんな事を知らないノアは、『大黒主神教』との関わりを一切絶って帝国神聖大学の魔導士クラスで勉強に励んでいた。


 週末には、相変わらずレイマーシャロルの宿屋「アフィニティ」へ戻って、食材の仕入れや給仕を手伝っていた。

 時々、酒を飲みに来た客から『大黒主神教』のことらしい話を耳にするようになり心がザワザワしていた。


 パドラルからスチュアートリア帝国に来る途中の船の上でデイブスから、『大黒主神教』の真の目的を聞かされていたので、その魔の手が帝都にも伸びているのだと肌で感じていた。


 ネオは、どうしているのだろう?

 デイブスは無事なのだろうか?

『大黒主神教』から逃げ出してきた俺を、やつ等はこのまま放っておいくれるのだろうか?

 不安だけが募った。


 そんなことを思いながら、ノアはいつものように宿の仕入れの手伝いで馬に乗って郊外の農家で仕入れたものを持って市内に向かっていた。

 その時、見覚えのある顔の男をみかけた。

 魔導士クラスから姿をくらましたピート・ループである。


 ノアにとってピートは良い記憶が無いなるべく関わりたくない人物である。

 ピートのせいでノアの学生生活スタートは、ほぼ孤立無援になってしまっていたし、ヤツが消えてから知ったことにノアに関する嘘の情報も流されていた。

 しかし、長期休暇明けからピートが学校から消えたとたん、ノアに学友も増えて快適な学園生活を送ることができている。

 できるなら一生関わりたく無い相手である。


 そんなピートが、ひとりの女の子の後をつけているのである。

 市街に入り人混みが増え、まっすぐ歩くのも困難な中を、相手に気づかれないように付かず離れず歩いているピートを見て、

「ナンパか?」と、思ってそのまま見過ごそうかと思った。


 付けられている女の子は、15歳ぐらいでピートがナンパするには若いように思えた。

 それでも、胸騒ぎがしたノアは、急いで宿に戻り、仕入れた物を宿の者に渡して、馬に乗ってさっきのふたりの行方を捜した。

 ノアが馬の上からふたりを見つけたのは、ちょうどピートがその女の子に話しかけているところだった。


「君さ、帝国神聖力術士養成大学の生徒だよね?」


「えっ?なんで知っているの?」


「俺も帝国神聖力術士養成大学の生徒なんだ。魔導士クラスなんだけどね」


「ああ、魔導士クラスとは授業が別ですものね」


「そうなんだよ。俺、頑張ってWhite (ホワイト)Mage( マギ )クラスに上がりたいんだけどさ。話を聞かせてくれない?」


「えっ?私、友達と待ち合わせしているとこなので」


「いいじゃん!テラスでお茶飲みながら待っていれば。美味しいスイーツのお店知ってるんだ」

 ピートは、女の子にしつこく迫って、無理やり腕を掴んで連れて行こうとしていた。


 女の子は、「やめて!」

 と、言って嫌そうにピートの手を振り払った。


 すると、ピートは怒ったように

「いいから、来いよ!」

 と、無理やり女の子の腕を再び掴んだ。


「もう、しつこいわね!嫌だと言ってるでしょ」

 と、女の子は、自分の腕を掴んでいるピートの手を振りほどいた。


 その瞬間、すれ違った通行人にぶつかって倒れた。

 それを見たノアは、たまらず馬で駆け寄った。


 女の子はすぐに立ち上がってピートに言った。

「もう、私に近寄らないで!」


 そこにノアが割って入った。

「ピート、嫌がってるじゃないか、いい加減にしろよ」


「ノアじゃないか!」

 ピートは、ちょっと驚いたように馬上のノアを見上げた。


 ノアは、女の子に

「今のうちに行って!」

 と、言うとピートは怒ってノアに言った。


「なんだよ、ノア。邪魔すんなよ」

「お前、そんな強引なナンパするやつだったのか?」

「ちげーよ。あの子に用があったんだ」

「それでも、嫌がっているのに強引過ぎるだろ?ところで、学校から姿を消したけど、もう戻らないのか?」


「うるせー、ほっとけ!」

 ピート・ループは捨て台詞を言い放つと、そのまま人混みの中に消えて行った。


 ノアは、辺りを見回したが、女の子の姿はもう無かった。

「だいじょうぶかな?あいつしつこいからなぁ」


 ノアは、ちょっと心配になったが、ひとまず宿に戻ることにした。


 リリアーナとアイラも同じくレイマーシャロル地区に居た。

 その街の中心にある広場で、店の前に出されたテーブルと椅子に座り、生絞りのフルーツジュースを飲みながら、ポリアンナが来るのを待っていた。

 近くには、寮の騎士達が一般人の格好で、人ごみに紛れて護衛してくれていた。


「久しぶりにレイマーシャロルのマルシェに来たけれど、やっぱり人が大勢いるね」

「でも、こういう賑やかなのもいいよね?通り過ぎる人を眺めているだけでも楽しい」


 そんなことを話していると、そこにポリアンナが現れた。

「リリアちゃん、アイラちゃん、お待たせ~!」

「ポリーちゃん、久しぶり!」


 リリアーナとアイラは、大学の寮で暮らしているので毎日のように顔を会わしているが、帝都のブルーフォレス邸から通っているポリアンナとは学校内でしか会えない。

 しかも、Holy(ホーリー) Mage( マギ )クラスとWhite (ホワイト)Mage( マギ )クラスと、クラスも違うので、ここのところなかなかゆっくり話す機会がなかったのだ。

 そこで、久しぶりに三人でマルシェに行こうということになり、今回はレイマーシャロル地区の広場で待ち合わせをしたのだった。


「ごめんね。待たせちゃった?」

「ううん、全然だいじょうぶだよ」

「それがさ~、ここに来るときに魔導士クラスの男子に強引にナンパされたのよ」

「えーー?ナンパ?」

 リリアーナは、ナンパなんてものは見たことも聞いたこともなかった。


「船が座礁でもしたの?」

「そのナンパじゃないわよ」

 アイラもポリアンナもリリアーナの天然発言に、声を出して笑った。


「え?え?」

 と、目が点になっているリリアーナに、ポリアンナが説明した。


「なんか、White (ホワイト)Mage( マギ )クラスに行きたいから話を聞かせてくれ!とか言って強引に腕を掴んで連れて行こうとするから、突き飛ばしてやったわ」


「ポリーちゃん、強い!」

 アイラが手を叩いて称えた。


「まぁ、近くに影の騎士達が護衛に着いて来てくれていたから、いざとなれば守ってくれると思っていたからね。でも、同じ大学の生徒だから、影の者も出るに出られずにいたようだ」

 前回のことがあったので、今回は前回の倍の人数のブルーフォレス家からの護衛が付いていた。


「それに、ここにも私の守り神が居るしね」

 と、ポケットを叩いた。

 するとポリアンナのポケットの中の使徒(ドラゴン)のクロエがひょっこりと、顔を出した。


「いいなぁ、ポリーちゃん。使徒が使えるんだもんね」


「わしたちも、早く使徒を使えるようになりたいわ」

 と、リリアーナとアイラが羨ましそうに言った。


「でもね、クロエも護衛騎士も出番なかったのよ。なんかそのナンパ男の知り合いっぽい男子が助けてくれたのよね」

 ポリアンナは、その男子が同じ帝国神聖大学の生徒だという事を知らなかった。

 けれど、なぜかどこかで会ったことがあるような不思議な感覚だった。

 そして、また会いたいと思った。


 一方、ノアの方もピートがしつこくナンパしていた女の子が帝国神聖大学の生徒であることも、ましてやブルーフォレス辺境伯の娘であることも知らなかった。

 ただ、なぜか妙に気になるというか心配になってしまっていた。

 そこで、再度ピートに絡まれていやしないかと心配になってマルシェに見に行くことにした。

 今度は、馬ではなく歩いて行くことにした。


 もうノアにとってレイマーシャロルのマルシェは庭のような場所になってぃた。常設店の多くは顔見知りになっていたし、露店を出している者の中にも知り合いがチラホラ居た。

 東京に住んでた頃には、考えられないことだった。

 ノアは、この街がすっかり好きになっていた。


 週末になると、マルシェはふだんの数倍の人買い物客で溢れる。

 すれ違う人の多くは、この街のものでは無く別の地区から来ている。

 ノアは、この地区の住人と、別の地区から来た者だということも見分けられるようになっていた。


「あの子は、ここレイマーシャロル地区の人じゃなかったから買い物客だよな。ピートは、本当にナンパしたかっただけなのかな?」

 と、さきほどのピートの強引さを疑問に感じていた。


 一方、ポリアンナを護衛騎士から引き離す役目に失敗したピートは、スティビーに叱られていた。

「お前、もっと出来る奴かと思っていたぞ」


「いや~、思わぬ邪魔が入って」


「言い訳すんな」


「いや、違うんですよ。ノアが急に間に入って来たもんでつい」


「ノアってパドラルに居た、あのノア?」


「そうなんです。ヤツは帝国神聖大学の寮に居るはずなのに突然現れたから驚いちまいました」


「おまえ、学校から逃げ出したもんな。もうちったぁ粘れると思ったに」


「もう、限界で。俺、べんきょー嫌いですし」


「ああ、また叱られるぜ、俺たち」

 スティビーとピートは、今回もポリアンナ誘拐に失敗し幹部に叱られることを覚悟して隠れ家に戻って行った。


 ノアが心配していた通り、このレイマーシャロル地区にも『大黒主神教』の根城が出来ようとしていたのである。




ポリアンナと

使徒の(ドラゴン)のクロエ


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ