第三十四話 突き刺さる牙
ラウラのやつ、絶対に俺のより臭いだろ……
鼻にこべりつくような付くような激臭。
しかし嫌悪感を感じながらも何故かそそられてしまう。
先端を鼻の穴に突っ込むように擦り付けながら、舌で本体を舐め回す。
「ふふっ、これの匂いがそんなに好きなんすか?」
「いや、別にそういう訳じゃ……」
「確認させてもらうっす」
唐突にラウラの探りが入った。
痺れるような感覚と水音が響き渡り、俺は赤面せざるを得ない。
「こんなに濡らして……びしょびしょじゃないっすか。ベッドのシーツが汚れちゃうっすよ」
「君だって、いつも水浸しにしてるだろ」
幾度となく俺の手によってベッドを水浸しにしたラウラには言われたくない。
「いちいちそういう事言わなくていいっすよもう〜」
接吻をしてきた。
何かいつもより激しい気がするが、ニョッキが生えた影響でも出ているのだろうか?
対面で座りあった形の俺達。
ラウラが俺の首に腕を回し、より近くに密着した。
腕を上げた事で解放されるラウラの脇。
そこからはもはや凶器と言っていい悪臭が放たれていた。
鼻をつんざくような酸っぱい臭いは、脇牙と言って差し支えないだろう。
しかし俺はこいつの体臭を全肯定する。
ブツブツと見える脇の点々も、ふわっふわっのひじきも、つやっつやっの巨尻も全てラウラの素晴らしい個性だ。
愛しいラウラを押し倒す。
女体化しても俺の方が体は大きい。
「ちょっとお兄さん!強引っすよ!?」
「知った事か」
ニョッキを咥える。
手も使いながら執拗に責め立て、興奮を促す。
これはサルアの時にやった手法と同じだ……あの時は男の体であったが。
手で擦りながら二穴の攻める。
こいつの弱点は頭に入っているので難なく事は済んだ。
計5回の大噴射、それらを全て呑み込んだ。
ラウラの体は元に戻りベッドの上で横になっている。
疲れ果ててしまったのかスヤスヤと寝息を立てて眠り始めた。
しかし俺の戦いはまだ終わらない。
「サルア、張り型を貸してくれ」
一部始終を腕組みしながら見ていたサルアが口を開く。
「呪いを治療するあてがあるのか?」
「まぁな、まだ夜も浅い、そいつのところに行って直談判するつもりだ」
「ふんっ、貴公はその御仁を好いていると」
「ちょっと違うかな。ただ何となくそいつなら上手くやってくれると思ったんだ」
「ラウラ殿では不足か?彼女の気持ちはどうする?」
「不足じゃない、俺にとってラウラは挿れられるより挿れたい存在なんだよ。つまり見え方を変えたく無かっただけ、俺の我儘さ」
「貴公にも複雑な感情があるのだな。まぁ良い、後は某に任せて、行ってくればいい」
「わりぃな、恩にきるぜ」
「そもそもの原因は某にあるからな、気にするな」
俺はビキニアーマーを着て宿を出た。
夜の風が露出した肌を心地良く冷やす。
「まぁ迷惑だよな……」
少し心配な心待ちで、ゆっくりとナッセの泊まる宿へ足を進めた。
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