異聞編 其の四
僕達は円柱の広場に戻ってきていた。
ここは天井が吹き抜けみたいになっていて上から優しい光が降り注いでいる。
少し息の詰まるような迷宮で四方が泉に囲まれ草木が生い茂った、この場所を僕は楽園ようだと思った。
「ねぇメイウ、眷属は何人いるの?」
新しく仲間になった眷属のマンハをあぐらの上に乗せて談笑する僕とメイウ。
「調子に乗んなキモ野郎、私はおもちゃじゃない」
後から手を回してお腹とか乳首を擦られるのがマンハは嫌らしい。
でも場所変えないからなコイツ。ほんとは喜んでいると思ってる。
「眷属派あと一人になります。とても凶暴ですので、入念に準備をしてから挑む事にしましょう」
「また、凶暴なのくるの!?そういうのはマンハで懲り懲りだよほんと〜」
「死ねキモ野郎、いつまでも愚痴愚痴ダサすぎ」
「何だと年増の癖に!」
僕はマンハのうなじを甘咬みする。
「キモっ死ねっ」
マンハが肘打ちを仕掛けて来るが乳首を操縦して黙らせた。
「申し訳ございません、マスター。メイウにもどうか御慈悲を下さいませ」
「またぁ?お前性欲強すぎでしょw何回、僕から搾り取るつもりだよ」
「キモッキモッ、死ねよキモ野郎」
チビが煩いから乳首を抓り上げる。
そうすれば……ホラ大人しくなったねぇ。
「今から僕がマンハとするからメイウはそれを楽しんでよ。僕がそそられたらそっちにも行くからさ」
「畏まりました。誠心誠意、勤めさせていただきます」
「勝手にやって……じゃあマンハ、僕達もやろうか?」
「キモ野郎はいつか私が殺す。せいぜい楽しんでおけ」
「黙れよ!」
マンハを突き飛ばし、四つん這いにさせる。
僕は今からワンワンになるんだ。
レオタードをずらし、ちゃっかり水浸しの部分に触れる。
「あのさぁマンハ、いい加減素直になればぁw」
「死ねっ死ねっ死ねっ」
「ったくw」
僕は躊躇せず始める。
「いいかい?お前はもう僕の眷属なんだ。上下関係くらい覚えてよねっ!」
「キモ野郎はゴミ」
ムカつくなぁ、コイツ。
目の前で楽しんでる従順なメイウみたいに素直にしてやる。
待ってろよ、完全に僕の物にするまで諦めないからな。
マンハと5回、メイウと3回で今日の僕のノルマは終わった。
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