旅行に行きたい
旅行に行きたい。
国内でいいから旅行に行きたい。
修学旅行のやり直しとかしたい。
奈良・京都…行きたい。
お寺に神社に堪りません。住みたいくらい。
学生の頃はまだ知らない所も多かった。
大人になってテレビや雑誌で見て、素敵な所いっぱいすぎて、行きたい所がありすぎる。
木刀も買いたい気分…。
私の修学旅行の思い出は、特にない。
でも、何十年経っても覚えているのは(まだそんなに生きていない)、
座禅をやった所で結構な回数叩かれ、挙げ句の果てにお坊さんが姿勢を直しに私に張り付いていた事や(なんとも言えない気持ちになったよ!)
班でお昼ご飯食べに行った先でトイレを借りたのだが、下に穿いていたジャージのハーパンの中に制服のスカートがインしており、女性の店員さんが教えてくれた事(恥ずかしくて死にたくなったよ!)。
もっと素敵な思い出とかねえもんかね。
修学旅行は班で行動するのだが、班の中でもみんな行きたい所も違い、行ける所も限られてくる。
私たちの班は屯所には行かなかったのだが、タクシーの運転手さんが話をしてくれた。
その会話の中で、
運「なんで屯所って言うか知ってる?」
私「知らないです」
運「豚を飼っていたからだよ」
私「へぇー!そうなんだ」
運「まあ、嘘なんだけどね」
私「うそ?!」
当時、新撰組を題材にした作品を見ていた私。その中では豚を飼っていたのだ。なので私は疑わなかった。
でも嘘だった。屯と豚をかけていただけなのかなんなのか。私の心に大きな傷を残した。
あの衝撃は忘れられない…。
歴史のある建造物に行くだけのこともあり、中には「あそこ気味悪い」とか「見えた」とか言う子もいた。
中でも、修学旅行の計画を立てる時に担任が「あそこは出る」と言っていた場所、
血天井の所がやばかったらしい。
そこに行った子たちは「あそこやばかった」と口を揃えて言っていた。「〇〇とか霊感あるから具合悪くなってた」とか言っていた。
じゃあ行かないほうがよかったのでは?…
そこに行って体調崩す子が出た班は、その後あまり楽しめていなかった様子。
旅行は楽しい方がいい。
早く普通に出歩きたい。
読んでいただきありがとうございました。