プリンの行方
DICE声劇提出作品
【テーマ】ロマンス×侍従
【まい ぷりんせすっ!2】
キャスト陣
姫そらじんな(以下 ジ 18歳
ジュリア執事Manta(以下 マ 21歳
隣町王子おうみたま(以下 ミ 29歳
王子友達朕はアコ(以下ア 29歳
ロリ姫夏凪ひまり(以下ヒ 8歳
チビメイド(タロ)山田太郎(以下タ 12歳
うさぎちゃん(トッピー)とっこ(以下ト
ナギの執事
丸天(以下マ 25歳
ミタマの執事
チャド(以下チ 27歳
母ひなた (以下ヒ 27歳
子1(メル)愛ゆな(以下メ 5歳
子2(ユメ)夜羅(以下ユ 3歳
─本編─
メ「ねぇー!ママー!
ぷりんの絵本の続き読んでよー!」
ユ「ずっと待ってるのに!
忘れてるでしょー!」
(メル・ユメ)「むぅ…(怒る)」
ヒ「ごめんね?ママ、すっかり
忘れてたわ…(´∀`*)ウフフ」
ヒ「でも、こないだ作ってあげたプリンは、
美味しかったでしょ?」
メ「うん!すっごく美味しかった!」
ユ「いままで食べたプリンの中で一番だった!」
ヒ「そうでしょう?また、作ってあげるね?」
メ「やったあああ!」
ユ「楽しみにしてるね!!」
ヒ「ママに任せなさい?」
ユ「んー!でも!」
メ「 プリンも食べたいけど…」
(メル・ユメ)「 絵本の続きも気になるの!」
ユ「あのあと、お姫様たちがどんなプリンを買ったのかとか!」
メ「ミタマ様のお姫様は、見つかるのかとか!」
(2人がうるさく追求する)
ヒ「分かった!分かったから!
続き!読んであげる!!」
メ「えへへー楽しみ!」
ユ「わくわくっわくわくっ!」
(本のページをめくる)
ジ「(咳払い)
ここまでのあらすじをこのジュリア様が
かーるく説明してあげるわね?
まぁ、まいぷりんせす2(ツー)を聞いてくれてるなら、前回のも聞いてるっていうことだろうから、説明は、要らないのかも知れないけど、一応ね?
ほら、アニメとかでも前編後編分かれてるのがあって、後編の最初には、前編のあらすじを言ってるじゃない?それと同じ!
忘れてるかもしれないあんたに!
教えてあげるの!」
(できるだけ早口で)
マ「ありがとうございます。ジュリアお嬢様。
でも、これ以上話されてると声劇の尺が伸びてしまい、編集されているゆら様が大変になり、そして、聴いている人たちも早く始まらないのかと退屈されてしまうので、私、マントルが代わりに説明させていただいてもよろしいでしょうか?」
ミ「いいや、マントル。
それは、ダメだ!
このミタマ様に説明をさせろ!
なんといっても最強の声劇まいぷりの主役は、この俺様だからな!!(笑う)
簡単に言わせてもらおう!
この後、ジュリアとミタマが結ばれて結婚して、子宝に恵まれる話だ(*´Д`)ハァハァ」
ア「ギャーギャーやかましいんだよ。
ほんとにミタマは、発情期だな。コノヤロー。
ほんとのあらすじは、カスタードプディングが食べられてしまったジュリアがマントルと一緒に、アップルタウンにプリンを買いに来る。
そんで、俺らと会う。
最後は、店に入る所で終わってる。
多分、それで合ってると思う。
まぁ、知らんけど。」
ヒ「ってことで!
人数が増え、更にパワーアップした!」
ユ「まいぷりんせす2(ツー)
『』」
メ「最後までお聞きください!」
-ここから絵本の中-
ト「トッピーもプリン
食べたくなってきたぴょん!
あっ!トッピーが誰かって?
それは、後から分かるぴょん!
とりあえず、今からのシーンはアップルタウン!
カスタードプディングのお店にてぴょん!」
ジ「わぁー!
たくさんのスイーツがいっーぱい!」
マ「プリンだけじゃなくて、ケーキとか、
クッキーとかもあるんですね!」
ジ「当たり前じゃない!
ここ!ジュリエットは!
世界に誇る洋菓子店なのだから!」
マ「ジュリアお嬢様…
随分と詳しいのですね…」
ジ「タロが教えてくれたのよ!」
マ「タ、タロ?初めて聞く名前ですが…」
ジ「あら?まだ会ったこと無かったかしら?
タロわね~将来、私の子供の下に付く メイドらしいわ!
その修行として、早めに実習してるの!
確か…今日も来てくれるはず!
あなたと違って、素直で元気で
可愛い子なのよ~」
(回想シーン)
タ「ジュリアお嬢様~!」
「ご夕食の準備が整いました~!」
「お父様がお呼びです!!」
「お留守の間にお部屋のお掃除
しておきましたよ!」
「私もジュリアお嬢様のこと大好きです!」
ジ「 あぁ!そういえば、その時、マントルは、
旅行休みを取っていたわね?
聞きそびれたけど、
いったい、どこに旅行しに行ってたの?」
マ「私は…」
(回想)海で叫ぶように
マ「アロハ~」
「ひゃーほいっ!!」
「わがままなジュリアお嬢様に仕えない
日々がこんなに幸せなんて!」
「まぁ、ジュリア様のことは、
大好きですけど!!
少し疲れるんですよねー!」
「ロコモコうめえ~!!」
マ「えっと、ハワイに…行っておりました…」
ジ「あら、そう…楽しかった?
で、私へのお土産は?」
マ「ぎくっ!!」
ジ「忘れたとは、言わせないわよ?
ねぇ?マーンートール?」
最愛のお嬢様の為に、お土産の1つや2つ
持ってくるに決まってるわよね?
ハワイの空気とか言って瓶の中空っぽのもの
とかだったら許さないわよ?
あ、もしかして何にも買ってきてない?
もし、そうだったらどうなるか
分かってるわよね?!」
マ「お、お、落ち着いてください!」
「店内ですし!たくさんの人が
ジュリアお嬢様と私を見ております!」
マ「あの人たち、何してんの?」
チ「なんだぁ?もしかして
リア充共の喧嘩かぁ?」
マ「そうかもな」
チ「だったらもっと揉めてて欲しいなぁ!
動画撮って、チックトック載せたら
バズりそぅ~!ww」
ジ「う、うん。そうね…
今、この場では、このくらいにしとくわ
城に戻ったら、ゆっーくり
追求してあ・げ・る♡」
マ「ヒィー…
ほどほどにしといてくださいねぇ…//」
(プリンを買って、商店街に戻る2人)
「やっとカスタードプディング買えたわぁ!」
「ん?なんで、そんなにニヤけてるの?」
「私に、罵られるのがそんなに嬉しかった?」
マ「はい!嬉しいです!ジュリアお嬢様!」
ミ「はい!嬉しいです!ジュリアお嬢様!」
ジ「全く…2人揃って気持ち悪いわね…って…
あぁー!あなた!さっきの!!」
ミ「覚えててくれたんですね…ジュリア…」
ジ「え?!なんで私の名前を…?」
ミ「はは、そりゃあ!知ってますよ!
アップルタウンでもお嬢様は
有名ですよ!」
ア「あぁ、エーデン王国には、
最上級に美人な姫様、ジュリアが
住んでいて、たくさんの王子が
密かに恋に落ちているという
噂はよく聞くな」
ミ「おい、アコッティ!」
「ちょっと今回でしゃばりすぎ
なんじゃねぇか?」
ジ「えぇ!そんな噂がたっているのね!
初めて聞いたわ!
たくさんの王子が恋に
落ちてるですって!?
キャー!舞踏会でプロポーズ
されちゃったりするかしら…////」
マ「あの…ジュリアお嬢様そろそろ…
帰りましょうか…
舞踏会の準備をしなくては…」
ジ「うるさいわね!言われなくても
わかってるわよ!
あっ、そうだわ!
2人も、良かったら
一緒に舞踏会に行かない?」
ア「行かねぇ…めんどくせぇし…」
ジ「そう…ならいいわ…」
ミ「あぁー!行く!行きます!」
ミ「何、勝手に返事してんだよ…」
「俺が商店街に来た理由知ってるよな?」
(小声)
ア「んぁ…なんだっけ?」
ミ「可愛いLadyたちに会うためだよ!
そして、あわよくば結婚の約束を…
(どんどん大きくなる声)
ナ「あぁー!!みぃーつけた!」
「ミーターマーさまっ!♡」
ア「何だこのチビ。お前の知り合いか?」
ミ「知らねぇ…お嬢ちゃんだぁれ?」
ナ「ナギはねー!
ミタマ様のことが
だぁいすきなおんにゃのこだよ!♡」
ト「ぴょーん!ぴょーん!
(トッピーも大好きぴょん!)」
【()内セリフも言ってください】
ナ「あっ!こら!トッピー!
走り回らないで!」
ジ「あらぁ!可愛いウサギさんね…!」
ナ「わあ!貴方は、ジュリア様
じゃないですか!」
ジ「ナギちゃんも、私の事ご存知なのね!」
ト「ぴょん!(悪い意味でだぴょん!)」
ジ「ねぇ、マントル。私もウサギが欲しいわ。
お父様に、伝えてくれる?」
マ「はい。かしこまりました…が…
私、マントルをお嬢様の犬に
するのはどうでしょうか?」
マ「わんわん!!」(子犬)
ミ「いいや、このミタマ様を
猫としてしつけてもらえないか?」
ミ「にゃー!」(子猫)
ジ「黙りなさい。」
マ「わんっ!わんっ!」(威嚇)
ミ「シャー!シャー!」(威嚇)
チ「ミタマ様ァ!アコッティ様ァ!
こんな所にいたぁ!」
ア「どうしたんだ。チャールド。
そんな顔して。」
ミ「なんかあったのか?」
チ「なんかあったもなにも!
ミタマ様に!」
ア「ミタマに?」
ミ「俺様に?」
チ「結婚したいと申してきた姫が
来たんです!
そして!今夜のダンスの相手に
ご指名頂きました!」
ミ「おぉー!それは本当かぁー!」
ア「遂に、ミタマにも婚約者がねぇ…」
ナ「ふふ!それがぁ!ナギだよー!」
ミ「はぁ?このちっこいのが?!」
ト「ぴょんー!
(ナギは、昼間の間だけ小さくなる魔法を
かけられてるだけで、
夜になると元の大人に戻るぴょん!
ちなみに、その姿は
もの凄ーく美人だぴょん!)」
ナ「トッピーの言う通り!分かった?」
ア「いや、全然わかんねぇ…」
ミ「さすがの俺様でもロリには、
手は出せないな…」
ナ「はぁ…しょうがないわね…
マルソ、説明してあげて」
(今まで、後ろで黙っていたナギの執事が
話し始める)
マ「はい。承知致しました。」
マ「ナギお嬢様は、中途半端な魔力を持つ悪い魔法使いに、永遠に子供になる魔術をかけられたのですが…弱い魔力のために、夜の間だけは元の大人の姿に戻るのです…
そりゃあ…もう美人なんですよ…」
(これよりも続く説明)
ア「くそ…なげぇ…」
ミ「もうどうでもよくなってきた…」
(走ってジュリアたちのもとに向かうタロ)
タ「ハァッ…ハァ…
ジュリアお嬢様…
やっと…見つけました…」
ジ「ん?タロ?
そんなに急いでどうしたの…?」
タ「1つ…謝らなくては
いけないことがあります…」
ジ「どうしたの?そんなに改まって」
タ「その前に、この男は、誰?!」
「あぁ!もしかして!
これが噂の!変態執事マントル!?」
マ「だぁれが変態じゃあ!」
「 変な噂を立てないでくださいー!」
「これほど、有能で紳士な執事は、
居ないだろ?な?ジュリア?((イケボ」
(ジュリア、無言で殴る)
マ「…ンガアアア…////」(痛がる)
ジ「で?謝りたいことって?」
タ「…それが…」
「昨日、ジュリア様の…高級プリンを…
食べてしまいました!!」
ジ「なーんだ!タロが食べたのね!」
「なら、許すわ!」
タ「本当…ですか…?」
ジ「えぇ…可愛い可愛い
メイドちゃんですもの」
ジ「マントルだったら許さないけどね?♡」
タ「ジュリアお嬢様ー!」
(抱きつくタロ)
(絵本を閉じる)
ヒ「こうして、エーデン王国とアップルタウン に平和が訪れました。めでたし。めでたし。」
(口で拍手するこどもたち)
メ「ぱちぱちぱちぱち!」
ユ「ぱちぱちぱちぱち!」
ヒ「どう?楽しかった?」
メ「うん!楽しかったぁ!」
ユ「続きないのぉ」
ヒ「ごめんねぇ。もう無いのよ…」
ヒ「ほら、絵本も終わったし
良い子は寝る時間よ」
メ「うん。おやすみなさい…」
ユ「ママ…また、プリン作って…」
ヒ「分かったわ。メル、ユメおやすみ。」
ユ「おやすみ…」