第五章
瑠美子は淡々と、掃除する…。武は、朝のニュースをチェックする。進は、その様子を伺うの繰り返し。セレムは断捨離する。このリサイクルでなっていたが…。どうやら、この頃進も、セレムも疲れてきている。そこで一息入れて旅行も体験する。こんなことを経験したら、脚の半月板は、ダメになっていく…。体力が持たない。スタミナが失われる。睡眠取る。
その繰り返しで季節は続いていく。瑠美子の学力は、高卒だ。たけしは大学中退。進は、大卒だった。セレムは、高卒だ。大学を中途半端にしてて忙しい。…という具合であった。そして謎の商品。アレキサンダーは、電化製品。家が電化製品みたいな製品。家自体が、喋ってるかのように、門が開いたり、閉じたり…。続いて、武は、一般人なのに、人気があった。瑠美子も、人気があるが。嫌な人は騙す人であった。だからなるべく、物も、取ったり盗んだりはしない。主に買ったりが多いが…。貰ったりも多い…。家に取っといておいたものはそれは多い。要らない箱、いらないペン。だから掃除であった。
でも、アレキサンダーが出来ると、物の価値がだんだんと分かった。物とは、代理店に行って、それからその前に生産者が作り、その前は、催作者がいて、いろいろな人を通じて物が渡ってくるということである。だから物はなるべく捨てたくない。ものは人何人も人の手を通じて渡ってくるから。まだまだである。スーパーで並べられても、その他にも、値段が付けれられて、それでも消費者が目につかないと、手に取れはしないからである。でもまだあった。それを使いこなさないと、ダメなのであった。色々あった。でも、使っていても、どうしても調子が悪くなる。そうした場合は、製作者つまり会社に電話で直してもらう。瑠美子は、腕時計が壊れたために、分解掃除もやってもらった。そうしたら、時計代金が高くついた。家計は火の車。の繰り返し…。でも愛着の、腕時計であった。
武は、愛着の靴だった。中の靴じきだけを買った…。直したのである。そしたら、歩きやすくなった。物には価値があるのに、ポイポイ捨てる気持ちが分からないのである。愛着の人形は、縫い子に縫って貰った。愛着の服は、縫子といつも相談したが、それもダメとなった場合は、そろそろ捨てるかな…、と思い込む。通販のカタログも、でも捨てたくない。有名人が、出ていたら、レアモノになるからである。切ってポスターにする。宣伝に有名人がモデルで映ると、まず記事を読む。それから、写真は、手に入らないものは、切ってポスターであった。そんな事をしなくても、ポスターを買えばいいのに。もう金は無いのである。だから写真が出て雑誌に写真が出てると、それを取っておいて、仕舞いには、べつに有名人でもないのに、その人に成り切ってまで小説自作小説を書いて応募する。チャンスとはそういう時である。ダメ元である。やってみなければわからないのであった。辞書は取っておく。その辞典で、名前が出てると、それを、名前にして主人公を決めていく。繰り返して、何回も想像する。謎のノート、それにはいつも自分だけ知っている、記号が書かれている。でもそれにも大事な意味があった。相性番号だったり、色々であった。3714とか、それは「見ないよ」斎号であった。37314は、「見なさいよ」だった。だから相性番号でもない。記号である。だから大事だった。89372は、「薬味ナーニ」とか、さらには、「やくざなーに?」とかだった。相性番号じゃあない。記号であった。暗号であった。でも決まってそれを続けると決まって部屋がゴミ屋敷き、だから掃除という具合であった。
だから大掃除となる。笑
続く