表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シンクロニシティー  作者: 太田恵子
2/5

第二章

 根岸進にも、偶然に腕にほくろがあった。まさにシンクロニシティーである。偶然が重なり、偶然が進むと機械のアレクサンダーに取りかかると、音符を描く日々が続いた。進はそれはそれは勉強して書いた音符ばかりである。大学に行き、音楽を1からやり始めると、短調とか2短調とかもうすっかり忘れていた。全然勉強から遠ざかっていたためであるが、もう手は引くことはできない。もう歳なのである。だから声だけで作曲をすると、携帯で録音する。それを音符にしてくれる人を雇った。つまり編曲者である。それと手を組むとあとは、詩だけ考えればいいことになる。詩も専属の人を雇うと、さあ〜、仕事の始まりである。夜中まで歌い続けると。喉が枯れてきたがそんなの御構い無しである。歌って歌って作曲を始める。それをMP3に変換すると。編曲者に渡すと、あとは自動的に商品が出来上がる。歌手はそれを歌えばいいだけになる。感情を込めて歌ってもらうと。録音再開である。それを今度は、シンクロリズムに変換する。パソコンの出番である。そして全部の商品を、売り出すと、シンクロ人たちは、お使いを始めるということである。

これが今までのカラクリだった。こうやってシンクロ人たちは成り立っていた。アレキサンダーはそれを駆使くしした商品であった。本当に苦労した商品な為に、高額な金額で売価された。一個につき、6万円というものだった。まだ安い方で、10万円というものもあった。それほどお高いのに、無性に日本人と、シンクロニシティーの人たちに配られた。今度は心理学と、同期しようとしてるのである。人間の心を感情をコントロールするのである。それで進は、人間をコントロールしようと考えていた。どうか、戦争しない人口に優しい人たちを育てようとしたのである。争いがあるといいことに使い、決して戦争などには使わないのである。それをしたら核戦争になってしまうからである。そんなことにはならないように常に、アンドロイド星から発信していた。人間たちにみんなに発信していた。シグナルを発信していたということである。シグナルである。信号だった。人間たちが赤の時には、いつも新製品を発信していた。危険なものに使って欲しくないからである。また、なりすましも逮捕してった。今度こそ逮捕してやる。そのことしか頭にない。だってそうだろう人になりすまして手にした商品のどこが良いと思うのだろうか?!疑問に思わない人はきっと根から、馬鹿か、飢えてるか、ハッカーなのだろう。不正利用した手に入れた。それでどうしたというのかとい哲学だった。その意味をわからない人たちを逮捕してやるのはそれは気持ちがいいものだった。

「ダメだよ、それは人の物だよ。ダメだよ。自分で働いてないじゃない」

いつも注意してる。親から親戚から買ってもらっても自分の金じゃあないよ。伴侶はどうかというと協力し合わないと駄目だから、協力したら食べれるとか、一人だけ頑張るというのはいけないからである。それができないならばお手伝いさんを雇ったり、色々方法はあるだろうに…。いつも疑問に思うからである、哲学。これこそ大事であり、尊重されなければならない。もちろん心理学もそこで出ようとすれば出る。経済も、出る。ご褒美もある。それは頑張った人だけにあるからである。


続く

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ