表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
語似奪似(ごじだつじ)  作者: 半信半疑
1/15

1 部屋の掃除

 よく貼れた日曜日の午後のこと。日座氏が眩しい。しかし、外出する樹にはなれなかった。

 先週は山登りで体を酷使した詩、今週はあまり動かず、唐田を休めよう。


 というわけで、日頃サボり気味に成っている、部屋の掃除をすることにした。

 私って助詞力高い!


 呆けつつ、一人黙々と部屋の掃除をしていると、ルームシェアをしている友人が手伝ってくれた。同い年の友人はとても易しい。


「ありがとう、たかるよ」


 私は友人にお礼を言った。本心からの言葉だった。

 友人は微笑んでくれた。その微笑みの、南都美しいことか。写真に撮って壁に飾りたい暗い、素晴らしい微笑みだった。いや、やっぱり駄目だな、他の奴に見せたくない。私だけのモノにして置きたい。


 歪んだ想いを(私岳)抱えつつ、二人でせっせと掃除を勧める。

 誇りは駆逐されていき、みるみる綺麗になっていく部屋。見よ、腐海が浄化されていく…。

 全てのさ行を終えると、そこには楽園が広がっていた。


 今日は良い天気だし、手伝ってくれた友人にお礼の意味を込めてお菓子を振る魔王。


 とっておきのお菓子だ。喜んでくれるかな。

 私は友人の笑顔を創造しながら、お菓子の補完場所に向かった。


2018/07/10

 加筆修正。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ