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始まりの終わり  作者: 素巴(モトドモエ)キリマ
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EP1-3 世紀(ヨキ)カヲリ 盗まれた母性本能

今回はオネショタ回。犯罪にならない程度ヤらせていただきます。

 私は世紀ヨキカヲリです。将来の夢は教師。教員免許を取るために日々勉強中です。そのために大学の教育学部に入ったのですが。

 まあ、今私がどんな状況にありますかというと大学の入学式も終わり一段落したところで日本状況テレビ局を見学をしていたのですが。まあ、私は今日佐藤ランシロウ君という天才子役のサイン会があるため来ていたのですが。そんな中テログループが局内に押しかけてきて私を含めた数十人を人質として施設の一室に閉じ込めてしまったのです。私はいつテロリストに殺されるかもわからない中ひとつやるべきことを見つけました。それは両親と離れて一人ぼっちになった幼い男の子を守るということです。

 教師の卵として私は彼を見捨ててはおけませんでした。私は彼の手をやさしく握って親に会うまで一緒にいてあげることにしました。ヨッシャー!!ショタ(幼い男の子)ゲット!!

 「スグル君怖くない。」

 「ボク大丈夫だよ。お姉ちゃんは?」 

 キタキタキタキター!!ショタと心通ってるぜ!今ここでオソッチャウ?オット冷静にならねば・・・エートなんて答える?

 「スグル君と一緒なら怖くないよ。」

 ここで後ろからホールド!チョット汗臭いのがイイネ!スグルクンノショタスマイルモサイコーダゼ!!シカーシ今のホールドは軽めにね。秘密兵器Eカップはもう少し絆が深まってからサクレツダゼ!

 「お姉ちゃんもしかして風邪でもひいたの?お姉ちゃん熱いよ。」

 ナゼイマワタシガゲキアツナンダッテ?キマッテルジャネーカ!スグルクンアナータノショタスマイルハワタシノハートヲダイフィーバーサセテルカラサ!タダイマハオサエロ・・・テロはまだ長い・・・本番はまだまだサキダー!!

 「・・・お姉ちゃんはいつもあったかいのよ。ハアハア。」

 「へーそうなんだ。」

 「おいそこっ静かにしてくれないとどうなるかわかっているかな。」

 すっかり忘れていました。今私たちは人質なのでした。このテロリストは見たところ武器とか持ってないからかなり強いメタなのかな?まあ、彼らの話を聞いていてもよくわからないし今わかっていることはこのテロリストのリーダーはベムラって呼ばれていることぐらいですね。

 けど、彼らは見た目に反して優しいんですよね。一時間に一度トイレに行く許可が出るし水もくれるし。それでも持ち物は没収され近くにいる人と話すことを禁じられている(幼いスグル君は多少は許されている)ことを考慮すればリアルな感じは出ますけどね。

 あっ財布の中の金はいいとして買ったばかりの佐藤ランシロウ写真集をバックごと没収されたのは痛いですね。シカーシ今私が抱きかかえているのは写真などではない・・・ミレル・・・サワレル・・・カゲル・・・スグルクンハホンモノダー!!ショタキターチョタキター!!おっと冷静になれ。

 ドンドン!パリン!

 銃声?もしかして機動隊の突入ですか?ちょっと待ってくださいよ。ここにはまだ人質がいるんですよ。スグル君だけでも開放してもらえるように頼みましょうか。それとも内ゲバだったりして。まあ、そんなに都合のいい話はないですよね。それでも私は生きて将来は教師になりたいんです。トクニダンシショオウガクセイテイガクネン・・・ジュルッ♡

 じゃなくてこのままじゃ人質の誰かが殺されるかもしれません。今だけ神様を信じたくなってきました。しばらくすると銃声が止んでベムラと呼ばれていた男が人質たちの前に出てきました。

 「やあ諸君今政府は突入隊を投入してきた。これはどういうことかわかるかね?そうだ諸君は見捨てられたのだ。そして、我々は人質の誰かを粛清することにした。」

 ざわざわ・・・バチッ

 ベムラはメタの力で音と紫色の光を出して慌てる人質たちの注目を再び集めたのです。

 「諸君心配はいらない粛清するのは犬下という男だ。権力の番犬であるはずのメディアを権力の犬に落とした男だ。では諸君はもう少し待っていてくれ。」

 そういうとベムラは去っていきました。それから数分すると一部のテロリストは人質たちの両肩に手を置いて何かをチェックするような仕草をしたのでした。しばらくすると私の番が来ました。私は別にいいのですがスグル君に変な目に遭ってほしくはありませんでした。それでも彼らは言ってきました。

 「そこのねえさん。弟さんかな。ちょっとだけ離れてくれませんか?」

「断るわ。殺されても犯されても私はお姉さんなのよ。」

 「何言ってんだか。心配するな一分間だけでいいから。こっちも仕事でね。」

 「じゃあ私たちに何をするつもりなの?」

 「君たちにメタとしての才能がないか調べたいんだ。もちろんこれは君たちのだめだ。メタは人々からさげすまれるために存在するんじゃない。メタは人類を導くために存在するんだ。」(アーメンドクサイコイツヨクミタラビジンダシイイカラダシテルナ。アアコイツトベットニハイリタイナ)

 ん?今のは何?この人の心の声?私にはメタとしての才能があるってこと?ウソッ!?そしたら私の教師になる夢が・・・

 「お姉ちゃん苦しいよお。」

 「あっスグル君ごめんね。」

 おっと腕に力が入りすぎてしまいました。とりあえず今はなんとしても私がメタであることを隠さないと。すると男は手を伸ばして私の肩に手を置きました。読まれる!男は驚いたような顔をする。隠さないと

 「何だこれは?すごいパワーだ。殺人丸以上か?おいみんな逸材だ!部村ベムラさんと殺人丸に報告してくれ。」

 まずい。このままじゃ連れてかれてしまいます。連れていかれなくても世間から弾かれてしまいます。でも、今ここでスグル君を放して私だけが連れてかれるっていうのも・・・でもでも!スグル君とはフログライハイッテオキタカッタ・・・鎮まれ私のショタコン犯罪脳まずいまずい冷静になれ。

 それでも私はスグル君を守るために抱きかかえていました。しばらくすると先ほどの殺人丸と呼ばれる男が来て私とスグル君を引きはがそうとしてきました。その時私の中で何かが爆発したようです。気がついたら私の周辺で謎の衝撃波が発生していました。メタの力はここまで・・・もうダメ私教師になれない・・・せっかく子供たち(特に男の子)と楽しい時間を過ごしたかったのに・・・

 ドカッ!

何?このタイミングで機動隊?あれっ?入ってきたのは二人?それにあの格好と軽すぎる装備、只者には見えない?一人は確かに防弾チョッキのようなものを着ているものの手にはピストル一丁だけ、もう一人私と同い年くらいの女ですか?顔かわいいし手足長くてモデルさんみたい。もしかして対メタ系の組織?

 わーすごい一瞬で二人狩った。私とスグル君は助かる?私はスグル君に流れ弾が行かないようにスグル君に覆いかぶさったのでした。


 つづく・・・

これからもこんな回書いていきたいです。

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