VIP客
副題が決まらないぃ・・・。
あたり一面の地面が焼け焦げていた。
そんな所で服がボロボロなりつつも雨雨は座していた。
「おお、雨雨さん?・・・ってまた[天神の呪怨]?あんな起動が重い上に自爆スキルをよく使いますよね・・・。」
「Wαが自爆スキルの人に言われたくないですね。」
「いや、アレ、アンタが、いやお師匠、じゃない雨雨さんがほとんど作ったんでしょう!?」
「なんだかんだ役に立っているようですが?」
「うぐ・・・。ま。まぁそれは置いといて、「ところで「「脇差し(笑)はどう」」でした?」だったんで?」
二人同時に声を出す。
「・・・俺んトコにはオール裁きがきたんですけど?」
「・・・私のところにはピザと変な女が。」
二人で顔を見合わせ。
「ヤバいな」「マズいですね」
そのころあっぷるぱーいは
[ギギギギギギギィン!]
「そんなんじゃあ何時まで経ったって終わりゃあしないよ~?」
四方八方から襲い来るナイフを巨大脇差しで易々と捌いていた。
「姿も見せないで、どいうつもりかねぇ」
[どごぉん]
突如天井が降ってくる。
「またかい?全く・・・鬱陶しーねぇっえ!」
気合いと共に思いっきり脇差しで頭上を薙払う。
[すぱぁん!]
真っ二つになって耐久値もゼロになり、消失した。
その時、音響操作された声がどこからか響く。
「[アスクエーク]。」
[どごぉん]
今度は頭上の天井と足下の土、両方が攻撃の意志を持ってあっぷるぱーいへ襲いかかる。
「[回転斬]。」
回転斬は横向きに回転して斬撃を放つ技である、が
「よ、いしょぉ!」
地面を蹴り上げて体ごと横向きになる。
そのまま一回転し盛り上がった地面と天井を斬って消す。
その体へ背後からナイフが迫るが
[キィン]
あっさりと脇差しで弾く。
そこからは再びナイフの弾幕がはじまった。
気付けば足下には一本のナイフも転がっていなかった。
弾かれたナイフのことごとくがその耐久値をゼロにして消えていくのである。
触れた物をそれだけで両断する。
それこそがこの脇差し[北谷菜切]の固有スキル[撫で斬り]の効果であった。
名刀[圧し斬り長谷部]と[北谷菜切]にのみ存在するチートスキル。
更に[北谷菜切]は巨大だが、「脇差し」なのである。
概念的に刀よりも小回りが効き、軽い。
恐らく近接戦闘に置いて最強の装備だと言っても過言ではないだろう。
「あのねぇ、おじさんもそろそろ飽きちゃってるのねぇ?だからさ、すがただけでも見せないかい?おじさん、コレじゃあ幾らやっても死なないよぉ?」
けれどなお、応じてこない。
「埒があかないねぇ・・・。」
途方に暮れたように呟いた。
話も進まないぃ・・・。




