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キノトグリス

クトゥルフ神話。

ええ。大好きですそういうの。

神話とか。

大好物です。

(≧Д≦)ゞ

『我が名はキノトグリス。この世界の神の一柱である。汝を守護してやろう。』

杢杢さんがダンジョンに入ってしばらくしてソイツは来た。

俺はダンジョンの改良のため杢杢さんをモニターしていたときだった。

「・・・神?」

『そういかにも神だ。』

イベントか?

いや、

「紙装甲の紙、とか?」

『違う神動画の神だ!』

例えが生々しいなオイ!

あ、杢杢さん天井に引っかかった。

「えと、ちょっと忙しいんですけど・・・。」

あぁ毒矢は防がれちゃったか。タイミングの問題かなぁ。

『俺は神だぞ?そんな扱いで良いのか!?』

いやぁ、神だ神だ言う割に威厳ねぇし?

「いや忙しいのはホントですし。要件を早くどうぞ?」

うーんもうちょっと早く撃ったら良いのかなぁ。

『ま、まて!忙しいのはダンジョンで暴れてるソイツのせいだな!?』

そいつ?ああ杢杢さん?

「え?ああ、はい。まぁそうですね。」

『我が倒して見せようではないか!その後話をゆっくり聞くのだぞ!?』

[ひゅん]

返事も待たずに消えやがった。

必死だなカミサマ。

まぁこれからも働いてくれるかもしれないしいっか。


「ていうことがあったんですよ。」

雨雨さんは苦虫を噛み潰したような顔をしている。

「あの蜘蛛ですか・・・。殺されるとは・・・。最近の若者は・・・。」

うん?今なんか変なこと言ったか?まぁいいそれより。


「違いますよ?」


首を傾げる。

「だってあの神様、俺のところに来たとき紫色の狼の姿してましたもん。」

そうあの一撃で真っ二つにされたあの狼だ。

「本当に最近のわかい奴らは・・・」

頭を抱える雨雨さん。

「だからちょっと惜しいことしたかなぁって思ってるんですよ。運営さんだったならあのやったら俗世的な態度も納得ですし、ぶっちゃけほとんど神様ですし。」

心底残念な顔をしていた俺をみた雨雨さんが声を出す。

「あー・・・多分生きてますよ。あれはそういうものなのですから・・・。」

「え!?」

なにそれよさげ。

[しゅん]

え?


「やっば俺っち天才かも♪」

元通りにチャラくなった桁桁さんが帰ってきた。

腕に剣と狼を抱えて。

運営の人ってプレイしたくならないんでしょうか。

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