雑な神様
雑な終わり方
人間「オオ!神よ!どうして貴方様は私に耐えきれない試練をお与えになられるのですか!」
人間「私はもう貴方様がお与えになられる試練に耐えきれないのです!」
神「同じこと2回言うなよ」
人間「なんだ貴様は、私は今神様に苦情を申しているのだ、立ち去れ!」
神「俺が神よ」
人間「なんだと?貴様が神だと?馬鹿を言うでない!貴様のような家無き者が神なわけあるか!」
神「そうかそうか、そうやって周りに自分の怒りを当たり散らしているのか」
人間「なんだと?何も知らないくせに!偉そうな事を言いやがって!」
神「偉いよ神様だから俺、偉そうなこと言うよ、ていうか知ってるよ、いつも上司に叱られてるんだろ?奥さんの尻に敷かれて、子供の言いなりになって、(自分の子供に舐められてるのって結構ヤバいな…」
人間「おい!聞こえてるぞ!」
神「だって実際ヤバくね?」
人間「だとしても口に出すなよ!!」
神「あーめんごめんご、口に出ちゃってたわ(面倒だなコイツ」
人間「だから聞こえてるっつの!」
神「まあいいじゃん、神様だって若者言葉使いたいよ」
人間「めんごは若者言葉じゃないし、てか俺が怒ったのはそのことじゃないし関係ないしだな!」
神「おいおい、さっきの口調はどこへ行った?ちゃんと最初の態度を貫けよ」
人間「うるさいな煩わしい!さっさと私の視界から消え失せろ!」
神「一人称は戻ったな」
人間「アァー!この家無きめ!うざったしい!煩わしい!路上に帰れ!」
神「ここ路上だけど?」
人間「(声にならない声)」
神「キレすぎだろ、何をそんなに怒ってる?上司に叱られてることか?嫁の尻に敷かれてることか?子供に舐められてることか?一体どれだ?」
人間「まず怒ってると決めつけるな!」
神「でも実際怒ってるじゃん?」
人間「決めつけられたから怒っているのだ!」
神「なぜ怒る?」
人間「神なんだろう?全知全能じゃないのか?!」
神「ああ神だよ、でも全知全能じゃない、一体誰がそう呼んだ?」
人間「知るか!そんなこと知っちゃったこっちゃない!どうでもいいのだ!」
神「まあまあ落ち着けよ、そんなに興奮しないでください」
人間「ァハー、ハァー、ァハー、ハァー…」
神「そうそう深呼吸深呼吸、落ち着け落ち着け」
人間「はぁ、もし、もしだが、もし仮に貴様が本当に神だとするならば。なぜ私にあんなに耐えられない試練を与える?」
神「与えたくて与えてないよ、勝手に降り注ぐみたいな感じなんだよ」
人間「と言うと?」
神「自動的に、勝手に、俺の意思でもないのに、降り注いじゃうんだよ」
人間「ほう、それはなぜだ?」
神「知らない」
人間「知らないのかよ!」
神「言っとくけど、俺にも試練は降り注ぐからね?」
人間「自分で自分に?」
神「そう、そう言う感じだな、無意識かなぁ」
人間「そもそも試練を与えてるのは貴様じゃないのでは?」
神「え?じゃあ自然とか宇宙とかがか?」
人間「それって貴様が作ったものじゃないのか?」
神「確かに、今の宇宙今の世界は俺が作ったものだけど、その前にもあるのよ」
人間「ビッグバン前の宇宙?」
神「そうそれ、人間で言うビッグバンっていうやつ、それ起こしたのは俺なんだよね」
人間「ただ、宇宙を作ったのは貴様じゃない?」
神「そうこと」
人間「…おい話が逸れてるぞ」
神「ん?ああ確かにそうだな、でなんの話だっけ?」
人間「耐えられない試練の話だ」
神「そうだった、さっきも言ったように俺の仕業じゃない」
人間「その答えを得られても、何も解決しないな」
神「具体的に何の試練なんだよ?」
人間「プレゼンとか〜、税金とか〜、ローンとか〜、健康とか〜、嫁の機嫌取りとか〜、子供の面倒とか躾けとか〜、あとは…」
神「それ全部お前ら人間が作った"問題"じゃん、もういいや帰ろー」
人間「あ?!ちょ待てよ!てか飛んでる?!?!」
神「来た意味ないなー、でも暇つぶしにはなったかー、帰ってポテチでも食いながら映画見て寝るかー」
終わり?




