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底無戦争  作者: 海燐
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旅立ちの少年

この作品は様々な単語が出てきます。絵で見ることが出来ずとも残酷なシーンも数多く存在しています。

それでも構わないと言う方のみ閲覧することを勧めております。


皆さんは戦争とはなんだと思いますか?戦争とはどこからが戦争になりますか?この物語はたったの二文字で表すのに言葉にはものすごい重たさを持つ「戦争」についての物語となっています。


西暦3050年 この世界では絶えることなく戦争が続いていた。破壊、殺戮、誘拐、姦淫、実験、様々な事が行われている。

更にそんな中でも多くの犯罪者が減ることなく増えていく一方だった。 世界の秩序を保つ為遥か昔「世界軍」と呼ばれる組織が結成された。世界軍は犯罪者を討伐する為に懸賞金をかけていった。

懸賞金目当てで挑むものが数多くいたが返り討ちに会うものばかりで次第に力無き民達は怯え隠れる日々を過ごすのであった。

世界軍は犯罪者に危険度のランクをつけていき、賞金稼ぎや世界軍の兵士達に討伐を任せていった。

国内犯罪者、世界犯罪者、超級世界犯罪者と3段階に

分けていった。その中でも超級世界犯罪者通称クラスは桁外れの強さであった。

更にそれら超級世界犯罪者の中でも特に危険であり支配力もあるものがおりその内の4名はそれぞれ1つの大陸をも支配するのであった。・・・・・・・・・・・

この世界は大きく分けて5つの大陸で出来上がっている。

世界軍の組織がそびえ立つ「中央大陸」。

それぞれの超級世界犯罪者が支配している大陸。

「東の大陸」「西の大陸」「南の大陸」「北の大陸」

これらの4つの大陸は超級世界犯罪者の中でも一際危険な奴らに支配されてしまいもはや世界軍も手出しできなくなってしまったのだ。

世界はこれら4名の事を「四国王」と呼ぶようになったのだった。

世界はこれだけの危険なまさに魔物と言える者たちと共にただひたすら生きるしかないのである・・・・・

そんな中1人の少年は父親から届いた手紙を読んでいた。

そこにはこの世界に存在するのか?果たして存在しないのか?未だかつて誰も見たことのない大陸

「不夜の大陸」に関わることが書かれていた。

それは少年の父親。「ギド・ラフクラール」が世界中の誰もが見たこともない大陸「不夜の大陸」に到達していたことを記していたのだった。

手紙には何年かけても父は息子お前を待つと書かれていた。手紙を読みこんな凄い父親に会いたいそう願った少年本作の主人公「ナタギ・ラフクラール」は

邪悪に混沌に染まったこの世界で父親を探すための旅に出るのであった。


兵士「先ほど新たに手配書が発行されました!是非ご確認を願います!リーダーぜボルバ」

兵士がそう報告をいれた相手は

世界を支える組織世界軍の一角を担う組織「世界政府」のリーダーぜボルバであった。

銀髪の長い髪で背丈おおよそ6尺(1尺が約30cm)程はありその腰には剣を携えており鎧兜を着ていた。


ぜボルバ「ああ。ご苦労。この世のクズ共がまだはびこっているのか。国内犯罪者だけでも早めに何とかすれば犯罪者が増える確率は減らしやすくなる。今は民に構ってられん。奴らを滅ぼす為にも徹底的に殺るのみだ!!」

剣を抜きそのままの勢いで近くにある机の角を切った。綺麗にスパン!と切り落とされた。

それを見て兵士は当然のように驚く。

ぜボルバ「軍を起こせ!近くだけでも構わん!犯罪者を殲滅し世界軍の力を見せつけろ!出陣だ!!」

リーダーぜボルバの号令は軍に勢いをつけた。

世界政府の中でも上位に立つ将軍。「世界政府精鋭将軍部隊」この中で最も若く出世しかなりの実力を持つ女性「将軍ティラミス」が動いたのだった。

軍の勢いは止まることを知らず多くの犯罪者をたちまちに蹴散らしていき有名な国内犯罪者も次々と撃退していった。

味方の兵もかなり負傷、戦死していたが敵はその数倍の戦死者が出ていた。この時ティラミスは唯一リーダーぜボルバの指令を無視していたのだった・・・・

ぜボルバ「さすがはティラミスだ。」

ティラミス「どうも。・・・・貴方に褒められても嬉しくはないがな。」

ぜボルバ「相変わらず生意気な小娘だ。本来なら命令違反で処罰なんだがな。まぁ、問題ではない。」

ティラミス「民を巻き込んでも構わないという指令を聞くわけがなかろう。」

ぜボルバ「まぁ、そこは自由にやらせてやる。勝てば構わん。それが戦だ。報告は以上か?」

ティラミス「1つだけ最後に」

ぜボルバ「ん?なんだ?」

ティラミス「バサラを見たと報告が上がった。民からな。それだけだ。」

そう言い残し部屋を出たのであった。

この時名前の上がった「バサラ」がまさかあんな大きな事件を起こすとは誰も思わなかったであろう・・・

場所が変わりとある地域にて1人の少年が歩いていた。

この少年こそが本作の主人公「ナタギ・ラフクラール」金髪の背丈5尺と少しで背中にマントを羽織っている。

ナタギ「父さんからの手紙これが唯一の手掛かりだ。俺は父さんに会いたい。会ってどんな親なのか見てみたい。大体子育て放棄してまでそんな事やった意味が分かんねえ。だからこそ会って文句言ってやる。」

彼の意思は本物である。何故父「ギド・ラフクラール」はそこまでの事をしたのかまだ誰にもわかってないのである。

ナタギ「俺はこの世界も好きじゃない。なんでこんな戦争ばかり起こるんだ。だからこそ俺は俺のやりたいことをやるんだ。」

その思いを込めてナタギは旅を続けるのであった

そんな中その近くを歩く1人の少女がいた。

彼女こそが本作のヒロイン?らしく歩いていた。

(ヒロインなのか疑わしい)

彼女の名前は「ルイスター・マクガーデン」

ヒロインに見えるようで見えない彼女は果たしてどのような出会い方をして、どのような世界を体験するのか。そして、どのように世界を困らせるのか。

ルイスター「さて、私のやる事はただひとーつ!

この世界を変えてみせる!!」

彼女の夢は普通に大きかった。そもそも叶うどころかその入り口すら見えるのか分からない。

ナタギ「なんだ、あいつ。見るからにやかましそうな女だな。」

ルイスター「ん?なんだと!やい!誰がやかましいって!!」

ナタギ「うわぁ・・・・よりによって地獄耳かよ。」

ルイスター「ひっかき耳?」

ナタギ「どうやってそう聞こえた?頭悪いのか?耳悪いのか?どっちだ?。」

ルイスター「さっきから、気に障ることばかり言うなぁ。許さん!私が成敗してやる!」

ナタギ「!?来るか」

銀髪に背丈約5尺でスカートの様な動きにくい格好はせずシンプルにズボンを履いていた彼女。まさに戦闘向けのスタイルでもある。

ナタギ「こいつ、どうやって闘うんだ?」

その時ルイスターが取った行動は近くにあった岩を掴み

ナタギ「は?」

投げ飛ばすという力技だった。

ナタギ「おいおいマジかよ。ただの力馬鹿かよ。」

ルイスター「うおりゃあ!!!!!!!。」

かなりの勢いで投げ飛ばしナタギは避けるしかなかった。もちろんそこも読んでおり避けた先に走り出しルイスターはまさにその岩を投げた拳で殴りかかる。

当然この拳を受けたらタダでは済まない事はすぐに

理解できている。だからこそ無理してでも躱すしか今のナタギにはなかった。

ナタギ「くそっ、なんだこの女。」

ルイスター「やるじゃない。」

ナタギ「なら、こっちも手加減はしないぜ。」

右手自分の右斜め下に持っていき何もない状態から

1本の剣を具現化した。

ルイスター「能力使い・・・・」

ナタギ「俺は大剣一族の1人だ。」

ルイスター「大剣一族って滅んだんじゃ・・・」

ナタギ「俺はその生き残りだ。ここからは手加減しないぜ。」

剣先を横の方に向けたままナタギは腰を下げ走る構えをとった。

ルイスター「ん?なんだ。この構え・・・・・」

ナタギ「見せてやる大剣一族の闘い方をな!」

そのまま走り出す。

ルイスター「望むところ!」

近くにあった大岩を掴んで投げ飛ばす。それに対してナタギは走り続けどんどん加速していく。

大岩に向かってただひたすら走る。

ナタギ「これが大剣一族の技だ!飛翔剣ビショウケン!!!」

大岩をまるで豆腐のように簡単に切り裂いたのだった。

ルイスター「!あの大岩を!」

ナタギ「さぁ、お前に勝ち目はない。諦めろ。元々俺達が闘う事に意味はないぜ。」

ルイスター「うー。分かった。仕方ない。今回は下がってやる。」

ナタギ「・・・・なんで、上目線?・・・・・

俺はナタギ・ラフクラールだ。お前は?」

ルイスター「私?私か?ウフフフ名乗ってあげよう。

世界一可愛い(自称)ルイスターちゃんこと

ルイスター・マクガーデンなのだ!!」

ドーーーン!!!

ナタギ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ?」

ルイスター「おい、こらなんだ。その間は。」

ナタギ「反応出来るところを教えてくれよ。」

ルイスター「むー。バーカ。アーホ。」

ナタギ「さて、行くかな。」

ルイスター「無視すんな!!悲しいじゃないか!女の子1人置いていくのか!」

ナタギ「さっきまで1人だったくせによく言うぜ。

俺はやることがあるんだよ。構ってられるか。」

ルイスター「やること?」

ナタギ「ああ。俺は父さんを探してるんだ。」

ルイスター「浮気?」

ナタギ「お前1発目がその言葉かよ。・・・・」

ルイスター「違うの?」

ナタギ「違うわ。父さんからの手紙が届いたんだ。」

ルイスター「お父さん?」

ナタギ「父さんは人類にとってまだ未知とされていた不夜の大陸に辿り着いたらしいんだ。」

ルイスター「すご!」

ナタギ「小さい頃から俺は父さんを知らない。だから会いたいんだ。どんな人なのかを。」

ルイスター「・・・・・私さ?この世界嫌いなんだ。」

ナタギ「まぁ、好きな奴はいねえだろうな。」

ルイスター「だからこそ、変えたいんだ。この世界。戦争のない平和な世界に。」

ナタギ「随分大胆なこと言うな。できるわけがないだろ。戦争なんて終わらねえよ。」

ルイスター「できるかどうかじゃないよ。戦争は。終わらせるしかないんだよ。だから、私がやるんだ。

おかしいじゃん。何の罪もない人達が次々と死んじゃうなんて・・・・そんなの嫌だよ。だから、だからこそ!私が変えたいんだ!やりたいんだ!」

彼女の意思は本物であるとそれが分かるくらいの勢いで彼女は語っていた。その目を見れば分かる。本物であると、本気でやるつもりでいるのだと。

ナタギ「ハハッ。マジか。本気でやるつもりなのかよ。こんなアホまだいるのかよ。」

ルイスター「誰がアホだ!。私は!」

ナタギ「悪い悪い。でもよ、悪くねえよ。面白え。良いぜ。ついでだ、乗っかってやるよ。」

ルイスター「え?・・・・・」

ナタギ「さっき俺の目的を伝えたろ?多分不夜の大陸に辿り着くのに色んな世界の景色見なくちゃならない。色んな闘いしなくちゃいけないかもしれない。」

ルイスター「・・・・・・・・」

ナタギ「だから、目的の先は同じなんだよ。世界なんだよな。だから、さ?一緒に目指さねえか?」

ルイスター「・・・・・いいの?」

ナタギ「ああ。やろうぜ。俺と一緒に世界目指さないか?仲間は必要だなと思ってたし。」

ルイスター「・・・・・うん!行く!行きたい!」

ナタギ「フッ、決まりだな。」


2人は出会った。この出会いがどのような物語となるのか。これから先どのような景色を見ることになるのか。世界を変えたい少女と不夜の大陸を目指す少年。

叶うのか叶わないのか分からない異次元級の願いを求め今旅立つ。


???「あれが、運命に選ばれ奴が言ってた2人の子供達か。奴らがどこまでこの世界に抗えるのか見物だな。せいぜい足掻いてみろ。お前達は知ることになるだろう。」


1人の大男はそう言い残し立ち去っていった。


この世界はどこまで戦争が続くのか


次章 殺し屋バギラ

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