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異世界で 友達たくさん できました  ~気づいた時には 人脈チート~  作者: やとり
第五章 切望を 叶えた者と 挑む者

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第74話 デジャビュかな?(違います)

 とりあえず、まずはアオイに返事をしないとだな。

 

 うーんと、まずは俺の調子が悪そうに見えた理由を伝えておくか。

 ……皆と離れたくない、みたいに書くのはちょっと照れくさい気がして来た。


 そうだなぁ。

 もうちょっとふんわりと、こっちの世界で色々な体験をした結果、帰りたくなくなってしまった、って感じにしよう。


 後は……。


 元の世界に帰ってやりたいことがあるから、そのことで悩んでいた。

 ソフィアに相談したところ、神様にお願いすることを提案された。

 結果として、試練を達成すれば願いを叶えてもらえることになった。


 うん、こんなとこか。


 詳しい内容とか、試練を手伝ってほしいとかは、直接会った時に伝えよう。


 後は、悩みの解決手段が見つかったから調子は絶好調だってことと、今は予定がないから早く魔道具が見てみたい、って内容を送ればいいかな?



 そんな感じの内容をリンフォンで送ると、すぐに返事が返って来た。


 早いな、と思いつつ内容を確認してみると、


『なるほど、そういうことだったんだね。……もしも今時間があれば、一度通話モードで話さないかい? 問題なければ、そちらから連絡してほしいかな』


 とのことだった。

 

 なんだろう?

 ……まあ、連絡すればすぐに分かるか。


 そう思いつつ、通話モードでアオイに連絡をしてみた。


「アオイ? さっそく連絡してみたけど、どうかしたのか?」

 

「やあ、ハクト君。すぐに連絡してくれてありがとう。さっき連絡してくれたことで、確認したいことがあってね。もしも差支えなければ、試練の内容を教えてくれないかな?」


「それはかまわないが……。というか、実は皆に手伝いをお願いできないかって思っていたんだ。それで、神様から与えられた試練というのは、魔界と人間界が積極的に交流するための切っ掛けづくり、っていう内容だったんだ」


 試練の内容を説明したのだが、向こうからの反応が返ってこない。

 ……もしかして、手伝うのが難しい、とか?


「アオイ? どうかしたか?」


「……ああ、すまないねハクト君。試練の内容を聞いて、少し考え事をしてしまったよ。皆に手伝いをお願いしたい、ということだけれど、すでに誰かに相談はしたのかい?」


「ああいや。そもそも、試練が与えられたのも昨日のことでさ。まずは、さっきアオイに送ったように、俺の調子が悪そうだった理由を他の皆にも説明しようかと思っていたんだ。それで、次に会った時にでも手伝いをお願いしてみようかな、って」


「なるほどね。……ハクト君。さっき送ってくれた内容、試練の内容とそれを手伝ってほしい(むね)、他の魔皇にも伝えていいかい?」


「え? ああ、それは構わないけど……」


 早めに伝えないとな、とは思っていたから、俺の代わりに伝えてくれるのはありがたいんだけど……。

 アオイは、どういう目的で皆に伝えてくれるんだろうか。


「そうかい! それじゃ、さっそく皆に伝えてみるよ。その後でまた連絡させてもらうね。それじゃまたね、ハクト君」


「お、おう」


 ということで、通話が終了した。

 アオイが、俺の代わりに伝えてくれる理由を聞こうと思っていたけど、その前に切れちゃったな。

 

 ……というか、魔道具の話はどこいった?



 魔道具の話はアオイからの連絡が来た時にでもするとして、さてどうしようか。


 やっぱり、他の皆にもアオイに伝えたような内容を送っておこうかな。

 ……こういうとき、リンフォンにメッセージアプリ的なものがあると便利だよなぁ。


 いや、そこまででなくとも、一斉メールみたいに同時に送れる機能が欲しいな。


 今度、アオイに伝えてみようかな?


 まあ、今はその機能はないし、とりあえず一人ずつに送っていくとしようか。

 ……ヴェイグルとガレムには、それぞれベイラとユズに伝えてもらえばいいか。


 まずはアキナに、さっきアオイに送ったような内容を送ろう。

 


 さて次はイズレに送ろうとリンフォンを操作していたら、リンフォンがリーンと鳴った。

 誰だろう? なんて思い浮かべたら、それがリンフォンに入力されてしまった。


 ……一度取り消して、もう一度やらないとか。

 いや、その前に、まずは送られてきた内容を確認してみるか。


 流石にアオイではないよな、と思いつつ確認すると、アキナからだった。

 ……アオイといい、返事が返ってくるのが早いな。

 

 内容を確認すると、


『そういうことだったのね! ちょっと色々話したいんだけど、今時間は大丈夫かしら?』


 と、こっちもアオイと一緒だった。


 とりあえず問題ない旨を送ると、すぐにアキナから通話モードでかかってきた。


「よう、アキナ。話したいことって、もしかしなくても試練の事か?」


「そうよ! わたしに手伝えることがあれば、と思ってね。なんならわたしの父親に頼んで、今井商会の力を使うことだって可能よ!」


 あ、やっぱりそうだった。

 ただ、アキナ個人ならともかく、巨大な商会の力を借りるって言うのは……。

 いや、場合によってはお願いすることになるかもしれないのか。


「あー、もしかしたらお願いするかもしれない、かも。ああ、その前に。俺に与えられた試練の内容なんだけどな……」


 と、試練の内容を伝えた。


 それと、少し前にアオイから連絡が来たのでアオイにも伝えたこと、そうしたら魔皇全員に伝えると言われたこと、イズレたちにアキナに送ったような内容を送る予定であること、次に会った時にでも手伝ってもらえないかを打診するつもりだった、ということを伝えた。


「うーん、そうねぇ。……まずはそれ、わたしが代わりに皆へ伝えてもいいかしら? ハクトの事情から、試練の手伝いの打診までね」


 こっちまで同じパターンとは。

 あ、さっきアオイには聞けなかったから、理由を聞いておこう。


「それはありがたいんだけど、どうしてだ?」


「それは、まあ、皆に用ができたからよ! あ、それとハクトは今元気ってことよね? なら、もうちょっと色々話してもいいかしら?」


 アキナの用事のついでってことか。

 アオイの方も、もしかしたら魔皇の皆で集まる予定だったのかもな。


「ああ、かまわないぞ。皆に俺の事情を伝えるって用事は、アキナが代わりにやってくれるからな」


「それじゃ、まずはガチャガチャについてね! 今井商会の娯楽部門でさっそく色々と話し合ってみたんだけどね……」


 と、しばらくアキナと通話をした。


 ……アキナとの通話が終わってから気づいたけど、用がある、じゃなくて用ができた、って言ってなかったか?


 ……俺の試練について、何かあるのだろうか?

 いや、言い間違いかもしれないな、うん。



 そして次の日。

 さっそくアオイから連絡が来た。


『昨日言った通り、また連絡させてもらったよ。さっそくなんだけど、明日は予定があるかい? もしも都合がよければ、明日はまた、私たちのお城に招待してもいいかい?』


 ……突然だな。

 いや、もしかして魔道具のお披露目をしてくれるとか、かな?


 それで、せっかくだし他の魔皇にも一緒に見せる、とか?


 とりあえず返信しておこう。


『もしかして、昨日言ってた魔道具を見せてくれるのか? 俺の予定は空いているから大丈夫だけど』


 そう送ったところ、しばらくしたところでアオイから返事が返って来た。


『ああ、それもあったね。それじゃ、明日教会前に迎えに行くよ』


 まさかの、魔道具がついでみたいな扱いになってる……。

 ってことは、本題はもっと重要なことだよな?


 ……昨日のやり取り的に、おそらく俺の試練に関することなんだろうけど、どんな内容なんだろうか。


 まあそういうわけで、明日は魔皇の城に招待されることになった。

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