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 しかし、なぜ瀬伶菜はオレと付き合いたくないのにハグとかしてくれるんだろうな…。

 

 練習とはいえ、嫌じゃないのかな…。

 

 …

 

 そんなオレたちは、結構長いこと恋人ごっこを続けていた。

 

 そして、絵も順調に売れていてゲームやグッズも順調だった。

 

 でも…これは全て今後の生活が安定するわけでは、ない。

 

 だからオレは今必死でとあることに熱中しているのである。

 

 後で瀬伶菜に聞いてもらおうと思っていた曲。

 

 それを今日、聞いてもらうことになっている。

 

 そういや、時間…決めてなかったな。まぁでも、今日は休みだから何時でもいいか。

 

 と、まだ八時だったから二度寝することにした。

 

 二度寝では、最高な夢を見た。

 

 なんか、瀬伶菜がオレの指をマッサージしてくれてね。それで最後に薬指にキスしてくれたんだよね。

 

 薬指っていったら、結婚したいって意味じゃん⁉︎

 

 あー、これが現実だったらよかったのになぁ、と思いながら起きようとしたらさ…

 

 なんか…なんか布団があったかい…。

 

 ‼︎

 

 オレの横に瀬伶菜が眠っていた。

 

 …え?

 なんで⁇

 いつから⁇

 

 …

 

「せ、瀬伶菜…」

「んー…、やっと起きたか」

 と、眠そうに目をこする瀬伶菜。

 

「いつから…いたの?」

「あー、一時間前くらい」

 

 えっ…そんなに⁉︎

 

「ごめん。オレ二度寝してたわ」

「うん。いいよ。楽しかったし。」

 

 ⁉︎

 

 え?

 

 楽しかった⁉︎

 

「瀬伶菜って…、オレが寝てる間何してたの?」

 

「えっ?あー…うんとーマッサージ…」

 

 ⁉︎

 

 へっ⁉︎

 

 マ、マッサージ⁉︎

 

「あ、もしかして…さっきの夢じゃなくて瀬伶菜がほんとにマッサージしてくれてたんだ?」

 

「あー…、まあね…」

 

 なるほどー。

 

 マッサージを………

 

 

 ⁉︎

 

 待って‼︎

 

 待って、待って、待ってください‼︎

 

 えっ⁉︎

 

 じゃあさ…もしかして…え?

 

 瀬伶菜って…さっきオレにキスしてなかった⁉︎

 

 え?ん?

 

 待って…

 

 もう、どこまでが夢だったかわからないよ?

 

 ⁉︎ 

 

 イヤイヤ、まさかな…

 

 ってなわけで、気を取り直して曲を瀬伶菜に披露していたわけなんですけどー……

 

 

 ピアノ弾いてて固まったよね⁉︎

 

 

 だって…だってさ…薬指になんかキラキラひかるなんかが付いてんだもん‼︎

 ラメ?

 

 瀬伶菜のくちびるにもそのラメってやつ、ついてるよね…?

 

 …

 

 瀬伶菜…した⁉︎

 

 もしかして、夢じゃなくて本当にオレの薬指にキスしたんじゃ…。

 

 

 でも…でも、なんでっ⁉︎

 

 

 …

 

 続く。

 

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