GunS Guilds Online!
1.チュートリアル空間
本性を現したカイワレ大根の根が急成長して迫ってくる。
説得は無駄だろうな。マレはョ%レ氏に絶対の忠誠を誓っている。詳しくは新規購入特典のョ%レ氏のカイワレ大根育成日記を参照してくれ。俺は通販で特典だけ買って読んだよ。ちゃんと便箋の形にまとめられてた。
欲を言えばネットで内容だけ読みたかったんだが、このゲームに関する情報は何らかの超技術によって規制されている。ハッキリ分かんだよね。激戦区であると噂の海外版の情報がまったくと言っていいほど入ってこないのはさすがにおかしい。具体的には角が生えたスマホが何か悪さをしてるんじゃねえかな。電波の悪いところにしばらく放置したら角が枝分かれしたっていう話もある。もう捨てちまえよ。機種変更する時どうするんだよ。ケータイショップの店員の身にもなってみろよ。苦笑するしかねえだろ。
だがスマホは捨てられねえよな。
そういうことだ。
使徒。マレは何があろうともョ%レ氏を切ることはない。確定だ。コイツは俺の敵だ……。
だがリチェットはそこまでは割り切れなかったらしい。
「じ、GMと戦うのか!?」
ああ。戦う。
「な、何の為だ?」
何の為に……。リチェットの様子がおかしい。どうした。戦争大好きな隊長殿らしくない。見れば、リチェットの足首にマレの根っこが巻き付いている。
幼児退行していたサトゥ氏が叫んだ。
「指揮権、俺! 前衛、進めぇ!」
リチェットに巻き付いてる根っこを切り落としたサトゥ氏が前に出る。
「根っこに捕まるな! 何かっ、ヤバい!」
床一面が真っ赤に燃える。沸き立つ生命の輝きが宿敵との邂逅を告げる。
【条件を満たしました】
【パッシブスキルが発動します】
マレは動かない。
サトゥ氏が麾下の狩人に命じる。
「弓、構えぇ! 第一射、放てぇ!」
加護が降る。
【女神の加護】
【Death-Penalty-Cancel(何度でも問われる)】
【Stand-by-Me!(今、試練の時!)】
燃え上がる命の火を追うように矢の雨が降る。
急成長したマレの髪が全身を覆った。矢が絡め取られる。髪の隙間からマレの目が覗いている。感情の伺えない無機質な瞳。ぼそりと呟いた。
「女神の加護……」
守勢に長けた植物系のモンスター。これまでのレイド級とは違う。的が小さく、おそらくは複数の状態異常を操る。
しかし俺たちには加護がある。究極的に言えば、プレイヤーはレイド級ボスモンスターには決して負けない。
だが相手はGM。プレイヤーの戦力を読み違えるとは思えない。何かあるな。
その一端はすぐに明らかとなった。
考えなしに突出したアホどもがマレの手から伸びる根っこに捕まった。高々と掲げられたアホどもが呻き声を漏らしてカッと白目を剥く。
【警告】
【強制執行】
【異教徒の粛清】
逆走を始めた聖騎士どもにサトゥ氏が悲鳴を上げた。
「ほらぁ! だから気を付けろって言ったじゃん! 俺、言ったじゃん!」
ノルマの期限が偶然にも一致していたとは考えにくい。【戒律】の操作か?
マレは黙々と勢力圏を広げている。
いやぁ、こりゃヤバいな。マレの手と足、上下から根っこが迫る。いつまでも避けきれるもんじゃねえぞ。
クソ強力なパッシブスキル、女神の加護には至極単純な攻略法がある。俺は知ってる。ョ%レ氏が実演して見せてくれたからだ。
マレは意図的に加護の発動を煽った、というのは考えすぎか?
いや、どうも俺の悪い予感は当たるらしい。マレの足元に亀裂が走った。地下に根を伸ばしているようだ。マレが、ここチュートリアル空間で俺たちを待ち受けたのは……。
ョ%レ氏の言葉が俺の脳裏を過る。
(良い子だ。ようやく尻尾を出したな)
【NAi】が読み違えたとも言っていたな。
ぞくぞくして来たぜ。堪んねえ。俺は舌なめずりをして叫んだ。
「解析されてるぞ! 加護を止めるつもりだ!」
「止める?」
マレが無垢な幼子のように首を傾げた。
「いいえ、剥奪です。パッシブスキル……女神の加護はナイが作り、ョ%レ氏の許可なく与えたものですから」
そうだったのか。だが、関係ねえ。だから返せって? 嫌だね。お前らが勝手にやったことじゃねえか。
「ええ。ですから、こうして機会を設けました。一度は与えたものを取り上げるのは公平ではない。あなた方が加護を受けるに相応しい者たちであるというならば……この私を退けて見せなさい」
簡単に言うとこうだ。
理由は分からねえが、【NAi】とョ%レ氏は対立関係にある。
そしてGMマレはョ%レ氏の側についた。
「加護の弊害は既に顕れている。あなた方は死を軽く考え過ぎる。であれば、人は人に。在るべき形に戻して差し上げます」
冗談じゃねえ。加護なしにレイド級相手にどうしろってんだ。
毒吐きながらも俺は内心で納得していた。なるほどな。極力デスペナを避けつつ、ここぞという場面を蘇生魔法で乗り切る。それがこのゲームの本来の姿なのか。
運営側のマレがそう言うからには間違っているのは俺たちなんだろう。ネトゲーマーの歴史は下方修正との戦いの連続だったと言ってもいい。ここでもまた悲劇を繰り返してしまうのか。
嫌だ。俺は反論した。
「いい子ちゃんぶってんじゃねえよ! お前は単にレ氏に褒められたいんだろ! よくやったって言って欲しいだけだ!」
お? 適当に言っただけなんだがクリティカルヒットしたらしい。
マレはカーッと顔を真っ赤にした。ええ? 図星なの? ママっ子なの? マンモーニなの?
「黙れヒューマンめ! お前ごときにあの方の偉大さなど分かるまい!」
マンモーニの猛攻が始まった。根っこに捕まった聖騎士が次々と強制執行に落ちる。聖騎士でなくとも混乱状態には落とせるらしく、急に戦闘意欲を失ったり支離滅裂な行動に走る。
今にも崩壊しそうな前線でサトゥ氏が驚異の粘りを発揮している。
「戦線を下げろ! 従わない者はマレの手に落ちたと見なせ! M1、M3前へ! リセットの指示は俺が出す! 聞き逃すなよ!」
よし。がんばれ。
マレを煽るだけ煽った俺はウチの子たちを連れて退避する。
俺、なんかマレに嫌われてるからな。私情でBANされたら堪ったもんじゃねえ。GMに逆らうなんてリスクは他人に押し付けるに限るぜ。
という訳だ。アットム、ポチョ、スズキ。俺は先生にお知恵を拝借しに行く。お前らは根っこに注意しながら慎重に戦うんだ。命を大事に、だ。特にポチョ。お前が捕まったら戦線を崩壊する一打になりかねない。気を付けなさいね。それと三人とも、あんまり遠くには行くなよ? 俺が指示を出したら従うように。根っこが手薄なところに誘導するつもりだ。
ポチョが挙手した。はい、ポチョさん。
「サブマスターは私だ。その私がお前の指示に従うのは変だと思う」
出たっ。ポチョりんの悪い癖だ。
すかさずアットムが反論する。
「ポチョ。君はリーダー向きじゃないよ。僕はコタタマに従う」
学級裁判が始まった。
アットムくんは基本的に排他的というかね、人間嫌いなんですね。
ポチョさんはよく分かりません。
「ふふん。お前は何も分かっていないな。コタタマは私の言うことは聞く。私には従順なんだぞ」
まさか俺がそんなことになっていようとはな……。いやいや、おかしくない? むしろ逆じゃね?
「…………」
スズキさんは都合が悪くなると無口キャラに戻る。
やっぱりあれだな。なんか個性を尊重する世の中になりつつあるけど、個性はダメだ。人は感情を失ったマシーンを目指すべきなんだよ。俺はそう思うね。
アットムくんがポチョさんを見下して言った。
「ポチョ。もしかして君はまだ僕に勝てるつもりでいるの?」
強気なアットムくんにドキリとする俺だが、ときめいてる場合じゃねえ。どうしてコイツらは仲良くできないんだ。俺は割って入った。
待て待て。あのな、ポチョ。こんな話を知ってるか?
1978年のことだ。アメフトの試合でな、日本一の大学チームを決めようってえ東西対決で日本大学と関西学院大学が雌雄を決した。勝ったのは日大だ。その時に日大はある奇策を用いたらしい。QBの二人同時起用。ドラゴンフライって呼ばれる奇策だ。まぁ正確にはQBじゃなくてTBだったようだが。
「知ってる。アイシールド21で読んだ」
おお、そうか。だったら話が早えな。実際はQBを二人起用することに何かメリットがあるのかどうかは置いておくとしてだ。俺が今やろうとしてるのは俺とお前のQB二人体制な訳だ。確かにお前にボールを放る機会は回って来ねえ。だが、お前がQBとして立ってることそれ自体に意味があるんだ。分かるな?
「……え?」
ダメか。無理もねえ。俺も言っててよく分からなくなってきたからな。いいからゴシャゴシャ言ってねえで俺に従え。いいな。
「う、うん」
ポチョの説得を終えた俺はネフィリアの姿を探す。居た。離れたところにぽつんと立ってる。プレイヤー総出で中ボスに挑んでるってのに我関せずの態度だ。いや総出じゃねえか。ログアウトしてるプレイヤーまでは居ねえわな。
俺はネフィリアに歩み寄っていく。マゴットも一緒か。足を伸ばして床に座り、先生を抱きかかえていた。
先生! 俺は先生に駆け寄ってモコモコの毛皮をそっと撫でた。
……違う? これはダミー! ぬいぐるみだ!
俺は口の軽そうなマゴットに詰め寄った。本物の先生をどこへやった!
「あー。それな。逃げられた。羊さん、鬼ごっこチョー強いんだもん。追い詰めたと思ったら居なくなってて、遠くからじっとこっち見てるの。マジびびる」
遊ばれてるじゃねえか。何やってんだよ、お前ら。
ネフィリアが口を開いた。
「マゴット。少し黙れ。その男は世間話を装ってリアルの情報を探ってくる。迂闊に話してると丸裸にされるぞ」
しねえよ! どいつもこいつもセキュリティが甘すぎて勝手に情報を漏らし始めるんだから仕方ねえだろ!
だがマゴットはお口チャックした。
ちっ。何なんだよ。謂れのない罪を俺に被せやがって。俺は立ち上がってネフィリアの隣に並んだ。
おい、ネフィリア。お前、いつまで片目を潰したままにしてるんだよ。さっさと自害して治せよ。
「必要ない。私には関係ない。勝手にすればいい」
関係ないってことはないだろ。今のあいつはレイド級だ。倒せば新しい魔法が解放される可能性は高い。
「そうだな。しかしマレはGMだ。私はレイド級よりもGMのほうがレアリティが高いと考える」
また何か悪巧みしてるのか。嫌だねぇ、こうはなりたくないもんだ。
「コタタマ」
あん? 何だよ。
「何があった? Goat……ヤツは魔法使いじゃない。おそらくは上位職だ。クラスチェンジしている。それは、いつ?」
……年越しイベントで先生が使った【全身強打】の二段階目を見られていたのか。そりゃそうか。あの状況で目撃者が一人も居ないなんてことはないわな。
俺に答える義理なんてない。だが黙ってるってことは言えない事情があるんだと教えようなもんだ。ちっ、甘かったか。
俺は虚実を織り交ぜて煙に巻くことに決めた。
なあ、ネフィリアさんよ。お前だって本当は認めてるんだろ? 先生は偉大なお方よ。先生が黙ってるってことはそれが必要なことなんだ。探っても得することなんて一つもねえよ。俺は歯列を剥き出しにしてやましいことなど何一つないと強烈にアピールした。
「怪しい宗教に嵌まってるんじゃないっ」
ネフィリアたんに叱られた。しょぼん。
「ヤツは確かに大局を見据える目を持っているようだが、致命的な弱点がある。情に脆く、そうと知りつつも手を誤る」
知らねえのか? そういうのを優しさっていうんだよ。先生は偉大なだけではなく下々の者どもにも優しい、まさに神だ。それがどうした?
「ヤツは情報を隠している。黙っている理由は二通り考えられる。一つはお前が言った通りだ。そしてもう一つは……。お前の反応で分かった。お前を守るためだ」
何を言ってるのかさっぱり分からねえが、俺はいつの間にか先生に守られていたのか。おお、先生のぬくもりを感じるぜ。
「気持ち悪いやつだな! もういい! あっち行け!」
俺はネフィリアに杖で追い返された。ちっ、何だってんだよ。
俺はチュートリアル空間をうろうろする。情報収集は基本だからな。と言っても目新しい情報は何も見つからなかったがね。それは仕方ねえさ。
おーおー。アホどもはがんばってるな。マレに捕まった聖騎士は暴走を始める。聖騎士でなくとも状態異常に陥る。その対策としてアホどもは根っこを切り落とそうとしているが、成果はあまり芳しくないようだ。見た目よりも硬いらしい。多分レベル差が大きすぎるんだろう。レイド級でレベル1001というのは、これまで遭遇したボスモンスターと比べたら低く思えるが、プレイヤーのレベルはトップクラスでも20行くか行かないかだからな。俺なんて結構がんばってるのにレベル4だからね。
あー。こりゃ無理かもしれねえな。マレはレイド級としては小さすぎる。小さいってのもこうなると厄介なもんだ。的が小さすぎて数の利があまり有効に働いてねえ。
プレイヤーの側の戦力はここがピークだろう。しばらく決着は付かねえと見たやつはどんどん脱落していく。リアルでちょっと用事があるとでも言えば周りの連中も止めねえからな。
戦力が落ちればマレの根っこはどんどん勢力を拡大していく。足の踏み場がなくなったらどうなるのかね。まぁ普通に詰むわな。
ほうほう。なるほど、なるほど。意外と強敵だな。俺はアットムを手招きして呼び寄せた。
「どうしたの? コタタマ」
なに、確認の為だ。アットム。お前の例の怪しい拳法でヤツの秘孔を突いて倒したりはできるのか?
「どうかなぁ。試してみないと分からないけど、多分無理なんじゃない? 彼女、どう見ても植物だからさ。僕が魔物を倒せるのは生き物の身体が複雑に出来てて、複雑なものは簡単に壊せるっていう理屈だからね」
ふーん。じゃ、とりあえず試してみるか。お前、ちょっと行ってマレをブン殴って来いよ。
「うん、分かった」
アットムは大混戦の様相を呈している最前線にちょっと行ってマレをブン殴ってすぐに戻ってきた。
「やっぱりダメだった」
ダメか。よし。ひとまず休憩に入ろう。
俺たちは休憩に入った。
地べたに体育座りする俺に、マレが大声で何か言ってくる。
「万策尽きたようですね! 何をしようと無駄です! 自らの浅慮を呪いなさい!」
なんであのマンモーニは俺を目の敵にしてるんだよ。俺が一体何をしたよ。もしかして俺がイベントを潰したとか思ってるの? そんな訳ないじゃん。プレイヤーひとり一人の選択がだな……。
まぁ言われっ放しってのは俺の流儀じゃねえからな。適当に言い返しとくか。
「ヘイ! 甘ったれのマレさんよ! お前こそ大丈夫なのかよ!? レ氏の許可は取ってねえんだろ! あとで怒られるんじゃねえか!?」
特に根拠はない。ョ%レ氏ネタが一番効くみたいだから適当に言っただけだ。
しかしこれまたジャストミートしたらしい。マレが急に無表情になった。怖い。
「何故そう思うのです?」
ええっと、何でだ? えっと、えっとぉ。
俺は適当に言った。少なくとも自分ではそのつもりだった。
「そりゃあ俺たちが居なくなったらあれだよ。ティナンが危ないんじゃねえか? ゲリライベントが起こったらどうするんだよ」
影が薄すぎて忘れがちになるが、クソ虫こと【ギルド】はこれまでに数度明らかに山岳都市を狙った軍事行動を起こしている。
マレはじっと俺を見つめている。
「そのことですか。心配には及びません。現在【ギルド】は発生した上位個体の討伐を目的としていますから」
上位個体? ウサ吉のことか。
あの日、【目抜き梟】のクランハウスを前足で撤去したウサ吉はサトゥ氏率いる【敗残兵】にいじめられて森に帰って行った。
なるほどな。俺の可愛いウサ吉をクソ虫どもが付け狙っているのか。なるほど。
俺はてくてくと歩いて行って、襲い掛かってくる根っこをひょいひょいと避ける。マレの眼前に立って怒鳴りつけた。
「ここから出せ! 今すぐにだ!」
ウサ吉……! ママがすぐに行くからな。
マレが口元をひん曲げて笑った。
「お断りです」
そうかい。だったら死にな!
俺が振り下ろしたトマホークをマレは髪で絡め取った。ちっ、うぜえ! こいつ、さては性格が悪いな。
にまにまとしているマレがハッとした。
ぴょんと後ろに跳ねて、引き千切れた根っこを見る。
「弾かれた……? いや、違う……。これは、キャラクターそのものが……」
なんだ? 女神の加護の解析に失敗したのか?
「……なるほど。傑作と言わしめるだけのことはある。被造物が創造主を利用するとは」
よく分からねえが、お前の悪巧みは失敗したようだな。さあ、俺をフィールドに戻しな。これはお前の為でもある。忠告しておいてやる。俺を残してもろくなことにならねえぞ。
「ええ。よく分かりました。どうやらあなた方プレイヤーを全滅させることが一番の早道であるらしい。そして幸運にも条件は整っており……時間が惜しいのは私も同じだ」
そう言ったマレの身体が再び変形していく。
手足から伸びた根っこが引っ込み、毛先の葉っぱが萎れていく。それらは瞬く間にマレの髪を若葉色に染め直した。
何だよ。単に元の姿に戻っただけじゃねえか。俺は冷や汗を流しながら強がった。
マレは首肯し、そうですねと俺の言を認めた。
【パッシブスキルを停止します】
「やはり女神の加護と正面からぶつかるのは賢い選択とは言えないようです」
女神の加護はレイド戦でしか発動しない。
ただのゴミに戻った俺たちを見つめて、マレは凄絶な微笑を浮かべた。
「解析については、あなた方を皆殺しにした後にじっくりと進めるとしましょう」
アナウンスが走る。
【GunS Guilds Online】
【警告】
【強制執行】
【覇道の礎】
【思いは届かない】
【無数の墓標の一つでしかない】
【勝利条件が追加されました】
【勝利条件:儀仗兵の殺害】
【制限時間:00.00】
【目標……】
【儀仗兵】【マレ】【Level-60】
第2ラウンドの幕開けだ。
これは、とあるVRMMOの物語。
ウサ吉への思いを何故ほんの少しでも周りの人間に与えてやれないのか。
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