47話 二人の今後
俺とリーディの話が終わり、一区切りついたところでタイミング良くエヴィとクルエとディアッタを連れたリアネが牢屋に戻ってくる。
「ただいま戻りました」
「おかえり、ありがとな」
リアネと挨拶を交わしてやってきた三人に視線を向けると、昨日と違い、ある一つの変化があった。
「見違えたなぁ……」
「そうか?」
「おほんっ!」
「そうですか……?」
俺が感嘆の声を漏らすと、疑問の声を上げたエヴィだったが、ディアッタの咳払いにより、エヴィが何かを恐れているように言い直す。
別に俺は話し方とか気にしてないんだけどなぁ……レーシャとかになら問題だけどな。それよりディアッタが怖い……エヴィが何かしないか監視している感じだし、威圧感が半端ない。
確かエヴィの方がディアッタより年上のはずなのにエヴィに年上としての威厳というのはかけらもない。
まぁそんな事はどうでもいいか。それよりもエヴィとクルエ兄妹の事だ。二人に感嘆の声を上げた理由は他でもない。昨日とは違い、エヴィはしっかりとした執事服を着て、クルエの方はリアネ達と同じメイド服を来ていて昨日の姿とはまるで別人のようだ。
「エヴィ、執事服良く……は似合ってないな。なんか服に着せられてる感じだ」
「貧民の俺が王城で働く服装なんて似合うと思ってるのか?」
「エヴィ……」
「すんません!」
「……すいません。です」
昨日から今日にかけて一体何があったというのか……徐々に慣らす的な発言をしてたが……エヴィがディアッタに対して絶対服従という感じになっている。ディアッタの方がよっぽど主人と言えるんじゃないのか?
敬語なんて一朝一夕でどうにかなるもんじゃないからなぁ……少しずつ直してけば良いだろう。昨日もやったけど、助け舟を出してやるか
「ディアッタ、敬語なんて一朝一夕でどうにかなるもんじゃないと思うし、話も進まないんで、今は我慢してくれ」
「……はい」
「後でいくらでもしごいてもらってかまわないから。な?」
そう言って彼女の頭を撫でてやると彼女は無表情ながらもしっぽがふりふりと動いている。嫌な訳ではないようで安心した。エヴィが何か言いたげにこっちを見ているが気にしない。ただ他の女性陣の反応が気になる。
レイラが我関せずといった感じなのは相変わらずだが、リアネとクルエが羨ましそうに俺達のやりとりを見ているのだが……
ちょっと待て、何でレーシャまでリアネ達と同じようにこっち見てるんだよ、しかも目がリアネ達と同じように見えるのは気のせいか?
今触れるのはやめておこう。気にしたら負けのような気がするぞ。
「クルエも元気になったようで良かった。体に異常とかないか?」
「はい。これもイチヤ様が……私に薬を飲ませてくださったおかげです……」
頬を染めて上目遣いで潤んだ目を向けてくるクルエ、あの時は必死だったのだが、今思うと大胆な事をしたと思う。
それにしてもあの時はクルエの意識も朦朧としていたと思ってたんだが……そっか……この様子だと覚えてたのか……
クルエが恥ずかしそうにする姿に俺まで恥ずかしくなってしまったので、俺は話題を変えることにした。
「ところで、エヴィが執事服を着替えてるのはわかるんだけど、クルエがメイド服を着ているのはどういう事だ?俺はクルエを奴隷にした覚えはないぞ」
視線をクルエからディアッタに向けると彼女は一礼して説明してくれる。
「私もエヴィだけしか聞いてなかったので、昨日は空いている部屋で休んでもらい、朝風呂に入ってもらい着替えてもらったのですが、エヴィには執事服を、クルエさんには私の服を渡したのですが……」
「私がイチヤ様のメイドにとお願いしたんです。少しでもイチヤ様に恩返しがしたいと思いまして」
ディアッタの言葉を引き継ぎクルエが言葉を紡ぐ、そういう経緯があったのかと納得した。
「クルエがそれで良いようなら……ディアッタ、彼女に色々教えてあげてくれ。ただ病み上がりだからあまり無理はさせないように頼む」
「かしこまりました」
「エヴィにはこれからはこの階で食材やら他の物資を受け取りとか俺の使いで買い物やちょっとした用事を頼む事になるからよろしくな」
「任せてくれ」
これでエヴィを奴隷にした一番の目的を果たせそうだ。リアネ達には関係ないとはいえ、やっぱり王都を襲った獣人族の件があるので受け取りの際、何もされてないとはいえ嫌な目で見られていたと思うので人族であるエヴィに受け取りをやってもらおうと思ったのだ。
後は定期的に薬屋にヒール丸薬の売買と暇つぶしの為の本を買ってきてもらったりの所要だな。昨日町にいってみて思ったのだが、俺はトラブルの星の下に生まれてるんじゃないかと思うくらい大変だった。
しばらくはここでのんびり過ごしたいと思ったのでこういう事を頼めるエヴィ様様だ。男だし多少荷物が重くても大丈夫だろう。
「さて、これで大体の事は決めたから大丈夫だろう。後は……レーシャ、文字の読み書きはいつ教えてもらったら良い?」
話が一段落したところで、レーシャに文字の読み書きについて尋ねると、少し申し訳なさそうな顔で軽く頭を下げる。
「すいません、これから公務がありますので、今日はちょっと……明日から始めるという形でよろしいですか?」
「全然構わないよ、こっちが頼んでるんだからそんなに畏まらないでくれ、こっちこそ忙しいレーシャにこんな事頼んでごめんな」
「い……いえ!私がやりたいと思ったので気にしないでください!」
「お……おぅ。ありがとう」
レーシャの勢いに気おされる形で彼女にお礼を言うと彼女は微笑み一礼してからリーディと共に去っていった。少し急いでいた感じなので本当に忙しいのだろう。
それなのに俺の頼みを快く引き受けてくれて……レーシャ、ありがとう
俺は彼女の去っていった扉の方に心の中でお礼を言った。
「さて、仕事についてはさっき言った通りなんだけど、エヴィが増えた事で色々決めないとな」
今までは男は俺とアルだけだったしアルは仕事が終わると帰っていたので問題はなかったのだが、これからはエヴィが住み込みで働く事になるので色々取り決めとかないとと思いそう声をかける。
ほとんど女の子しかいないこの場所で、何かあったら問題だからな
「その前に質問があるんだけど、良いか?」
俺がそう提案すると、エヴィが手を挙げてから言葉を発する。
「ん?何かあるか?」
「……さっきから気になってたんだけど、何でイチヤは”ここ”にいるんだ?まるで住んでいるかのように見える……いや、俺の目がおかしくなってないんなら牢屋に入ってるように見えるんだが……」
「見えるも何もここに住んでるからな」
「え?!俺の雇い主って罪人か何かだったのか!?」
「元な」
「……」
正直に答えると唖然としたような顔をして口を半開きにして声を発する事が出来ないでいるらしい。どうやらエヴィのキャパシティを超えてしまったようだった。
「イチヤ様が罪人だったというのはどうしてでしょう?私を助けてくれるような優しい方が罪人などというのは私には信じられないのですが……」
「あぁ……それな、その前に俺が勇者召喚でこの世界に来たって事から話しとかないとな」
「イチヤ様、勇者様なんですか?!」
「いや、勇者召喚されて来たけど、俺は勇者だなんて思ってないから、クルエ達にも勇者とは思わないでほしい」
「わかった」
「わかりました」
二人の了承の声を聞き、一つ頷く。
「で、罪人の件なんだが、これはぁ……あれだ。レーシャ……姫様に勇者召喚初日に暴言を吐いたらこの牢屋に突っ込まれた」
「どういう事!??!」
「いやまぁ……そういう事があって罪人になったっていう事だけ覚えといてくれればいいから」
「「はぁ……」」
驚く二人にきまずそうにしながらそう説明すると納得できなさそうな雰囲気をありありと感じるのだが、これ以上は俺がきまずいので説明を割愛する事にした。
「とりあえず罪人に関してはこないだの獣人族の襲撃を撃退した功績で取り消してもらったから気にしないでくれ」
「こないだの獣人族の襲撃って……あの!?確か勇者と兵士の一人が協力してあの大群を退けたって話をきいたんだが、まさかそれがイチヤなのか!??」
「まぁ……そういう事になるな。あとその兵士の一人っていうのがそこにいるアルだ」
そう言ってアルに顔を向けると、頭を掻きながらどういった反応をしていいのかわからないようで、口を閉じている。
正確にはアルの奥さんがフルボッコにしたらしいが、別にそれまで説明する必要もないだろう。それにしても勇者が撃退したって……あれほど俺は違うと言ってるんだけどなぁ
確かに勇者が撃退したと言った方が人々に希望を抱かせるとは思うから仕方ないのだが、俺としては微妙だ……国の勇者召喚でこの世界に来たとはいえ、国の為に働くつもりなんてないからな。あの時もたまたま大切な人間が危険に晒されそうだから動いただけだし、完全に成り行きだ。
そんな感想を抱いていると、エヴィとクルエの二人はどういう訳か、先ほどまでの態度とは違いどこか畏敬の念を抱いているような様子で畏まっている。
「知らなかったとは言え、失礼な態度を取ってすんませんでした!」
「まさかこの国を救ってくれた英雄だったなんて……改めてイチヤ様には誠心誠意お使いする事を誓います」
エヴィとクルエが深く頭を下げそんな態度を取っているのを呆れた表情で見ながらため息を吐く。
「いや、そんな畏まらなくて良いから普通にしてくれ。俺としては国を救いたいなんて高尚な理由で戦ったわけじゃないし、もしこの世界に来てそんな力がなかったらきっと真っ先に逃げていた。たまたま戦う力があって大切な人間を守りたかったから動いただけだ。だから今まで通りにしてくれ。その方が俺としては楽だからな」
「「でも」」
「はぁ……あまり使いたくないんだけど、じゃあ俺に仕えてくれる二人に”命令”だ。普通にしててくれ」
頼み事ならするが、命令なんてのを人にするのはあまり好きではなかったのだが、このままでは崇拝されそうな雰囲気があったのでそう命令しておく。
それに対して二人は仕方なさそうな感じで少し姿勢を崩して俺を見ている。
俺の嫌そうな顔を見て納得してくれたようで何よりだ。
「とりあえず説明するとしたらこんなところか。あと……エヴィ、クルエ」
「「は、はい!」」
「だからそんな緊張しなくて良いってぇの」
「すまん……」
「すみません……」
「それで良い。エヴィの住む場所はこの空いている牢屋だ。クルエに関しては他のメイド達と同様に空いている部屋を使ってくれ。たぶん昨日使った部屋をそのまま使ってもらう形になるだろう」
「わかりました」
クルエが微笑みと共に納得してくれたのを確認して俺も一つ頷いたのだが、エヴィの方は不満があったようで俺を見て申し訳なさそうにしながらも声を発する。
「イチヤには妹を助けてもらったし、獣人族の襲撃からも救ってもらった。前よりも良さそうな生活を送らせてもらえそうな事に感謝している……でも……どうして俺は牢屋なんだよ?!そこだけは納得できねぇよ!」
「何が不満なんだか……エヴィ……理解に苦しむ」
「あれ?!俺が悪い流れ!???」
「良いかエヴィ」
「なんだよ?」
俺は呆れ交じりの表情を浮かべてエヴィを諭すような声で彼の名を呼ぶ。その光景を見てアルは何か言いたそうだが黙っている事にしたようだ。
「確かにここは牢屋だ。だけど住んでみればわかる。ここがいかに快適なのかをな」
「いや、わかりたくねぇから!」
「ちょっと手を伸ばせば欲しいものに手が届くし、可愛いメイド達が上手い料理を作ってくれるし、何より一日だらだらしていても誰にも咎められる事がないんだ!こんな素晴らしい生活が他にあろうか……いやない!」
「それ牢屋じゃねぇだろ!ってか最後の部分はお前だけだからな!?」
エヴィの突っ込みを無視していかに素晴らしい場所なのか語って聞かせたのだが、なぜか納得してもらえなかった。
「イチヤ、牢屋ってのは罪人の入る場所で何もしてない俺達がいるような場所じゃないんだ。わかるか?」
それどころか俺を諭そうとしだしたエヴィにため息を吐きある提案をする。
「仕方ない……俺も無理にここに住めとは言いたくない。じゃあエヴィには二つの選択肢をやろう」
「選択肢?」
「そうだ。大人しくここで生活するか、王城の外で野宿をするかだな」
「究極の二択だな!別に他のイチヤの使用人とは別の部屋でいいだろ!?普通に部屋余ってんだから」
「誰が大事にしている女の子の近くに男を住まわせようと思うんだ?身の程をわきまえろ」
「そこまで言うか?!」
すげなくエヴィの意見を却下して罵倒してやると不満そうな顔に不貞腐れたような雰囲気も漂ってきて更に面倒くさい。
そんなに牢屋で暮らしたくないのか。住めばいかに快適かわかるんだが、この俺の感覚を理解してくれる人が今だ現れたためしがない、何でだ?
「わかった。じゃあクルエと一緒ならどうだ?それなら――」
「嫌です」
俺が発言するよりも早くエヴィの言葉にかぶせるように言ったのはクルエだ。
「どうしてだクルエ!?俺達兄妹じゃないか!何が嫌だと言うんだ!??」
いくら兄妹だからっていい年した男と女の兄妹が一緒に生活なんて妹からしたら嫌なもんだろう?どうしてわからないんだ?あ……シスコンだからか
「兄さん、自分の年を考えてください。兄さんは今年で十八歳、私だって今年で十六歳なんですよ、もうとっくに成人してるんです。恥ずかしくない訳ないじゃないですか」
「俺にとってはクルエはいつまで経っても可愛い妹だぞ!だから一緒に住まわせてくれ!むしろ一緒に寝よう!子供の頃のように!」
優しく諭すように言っているクルエの言葉を理解していないかのようにどうどうとそんな変態発言した為か、俺を含めた連中がドン引きし、リアネなんていつの間にか俺の背後に回って腕をこすっている。
「……兄さん、気持ち悪いです」
「そ……そんな……!」
クルエにそう言われてエヴィが膝からがっくりと屑折れ涙ながらに拳を床に叩きつける。当然の結果のはずなのだが、エヴィは裏切られたと言った様に憔悴したように真っ白になっている。
シスコンってここまでこじらせられるもんなんだな
俺は訳のわからない感心をした後に落ち込んでいるエヴィに歩み寄りその肩に触れ慈愛に満ちた表情を浮かべて一言呟く。
「それで……どっちにするか決まったか?」
「はい……」
問いかけのエヴィからの返事はもう既に決まっていた。
それにしても自業自得とは言え、兄に対する時のクルエは本当に容赦ないなと思った……
「これで大体は決まったかな。後は俺が話すような事は……あぁ、あと一つあった。食事なんだけど、俺達はみんなで取ってるからこれからの食事はエヴィとクルエも一緒だって事を覚えておいてくれ」
「みんなで、ですか?主とメイドが一緒に?」
「うん。まぁこの世界だと変だっていうのはディアッタからは聞いているよ、でもさ、食事ってみんなで取った方がおいしいだろ。それにさっきも言ったように俺は異世界人だからな。この世界の常識なんて知らん」
疑問の声を発するクルエにそう話すと、驚きながらも彼女は納得してくれ、この世界の常識なんて関係ないという俺の発言を聞いて微笑を浮かべるのを見て、少し照れくさくなって頬を書く。
そんな時――
「その話を聞いて疑問に思ったことなんだが、何で今朝と昼は食事に呼ばれなかったんだ?ディアッタさんに部屋で食べるよう言われたんだが」
いつの間にか復活したエヴィが何気なしにそんな質問をして投げかけてきたので、別に隠す必要もないから正直に答えた。
「ん?あぁ、すまん。すっかり忘れてたんだ。というかレーシャが来るまですっかり忘れてた。今朝と昼はディアッタが配慮してくれたんだな。ありがとう」
「いえ、当然の事をしただけですので」
そう言ってディアッタに礼を述べると彼女はそれだけを口にして一礼する。
本当にディアッタは気も利くし優秀だな。
「ちょっ!?忘れてたってどういう事だよ?」
そんな風にディアッタの事を思っていると、エヴィは声を大にして疑問の声を発したので、俺は昨日の事を思い出し、哀愁漂うかのような疲れた顔になると一言だけ告げる。
「あの後、色々あったんだよ」
「色々って……王城内でそんな大変な出来事が起こるもんなのか?」
「……あぁ、起きる時もあるし起こす時もある。それ以上は聞くな」
最後の方に真剣味を帯びた声でそう言うと、エヴィはごくりと唾を飲み込み頷く。それを見てこの話はこれで終わりにした。正直昨日のカオスをこれ以上思い出すと疲れるからな。
「という訳で、俺から伝える内容は以上だ。何か質問あるか?」
「今のところは……何かあれば聞いて言いか?」
「あぁ、クルエは大丈夫か?」
「はい、イチヤ様に精一杯尽くせるように頑張ります!」
なんかその表現はえろいと思ってしまう俺の頭は腐ってるんだろうか?そんな疑問が浮かんだのだが、こっちに血涙を浮かべながら殺意を浮かべているエヴィを見るとどうやら俺だけではないようで安心した。いや……こいつと同類だと思われるのもそれはそれで嫌だな……
「今のところ特にないようだな」
二人から特に質問もなさそうだったので、これで俺の話は本当に終了だ。そして俺の話が一区切りしたのを確認してディアッタが声を発する。
「あの、イチヤ様のお話が終わりという事は業務の方に入っても構いませんか?」
「お願いするよ」
「はい。では……私は二人……いえ、クルエさんは大丈夫そうですね……エヴィの教育に移らせて頂きます」
「へ?」
予想していなかったとばかりに素っ頓狂な声を上げるエヴィに、ディアッタが妖しげな笑みを浮かべながら彼を見ている。その雰囲気からは何か禍々しいものを感じるが薮蛇になりそうだったので、俺は無言を貫く。
「何を呆けているんですか、正直イチヤ様に対してのあなたの態度は目に余るものがあります。あのような態度主に向けるものではありません!イチヤ様が許しても私が許しません!えぇ許しませんとも!二度とあんな無礼な態度が出来ないように”みっちり教育”して差し上げますから覚悟なさい!ほら!早く行きますよ」
「いぃやぁぁぁぁあああああ!イチヤ!クルエ!助けてくれ~!!!!」
エヴィの襟首をひっつかみずるずると牢屋から出ようとしているディアッタ。そんな状況で俺とクルエに助けを求めるエヴィだったのだが……ディアッタのあまりの剣幕が怖かった俺とクルエはエヴィから視線を逸らし我関せずを貫いた。
正直あぁなったディアッタを止められる気がしない。頑張れ、エヴィ!
この後この部屋にまで届くエヴィの叫び声が数時間くらい木霊したがその内容を聞く者は誰一人としていなかった――。
読んで頂きありがとうございます。
今年も今日で終わりですね。みなさんよいお年を。
来年もよろしくお願いします。
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