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不思議生物その2

朝目が覚めると、今日は快晴。

外へ研究しに行くにはもってこいの天気だ。

私はさっそく仕度をし、意気揚々と出かけていった。

何か興味深い物はないかあたりを見渡していると、それはすぐに見つかった。

亀である。

その亀は黄色い肌をしていて大きな緑の甲羅を背負っていた。

まぁここまでならまだ普通の亀だろう。

私の興味を引いたのは、その亀が二本足で立っていたということだ。

その亀は靴をはき、なんと首にスカーフまでつけている。

なんておしゃれな亀なんだ…。


そして、私がその亀にもっと近づいて観察しようとした瞬間、頭上から羽が一枚ひらひらと落ちてきた。

白く柔らかくて、とても美しい羽だった。この羽の持ち主もさぞかし美しい鳥なのだろうと私は想像を巡らせた。


しかし、頭上を見上げた瞬間それらは一気に崩れ落ちた。

確かにこの羽の持ち主は私の頭上を飛んでいた。

だが、それは私が想像した美しい鳥などではなかった。

この羽は世にも奇妙な空飛ぶ亀から落ちてきたものだったのだ…。

その亀は、甲羅に二枚の羽が生えていて、それを羽ばたかせてそらをとんでいた。

見た目はさっきの二足歩行の亀に羽が生えただけであとは同じだ。


しかしまさか亀が空を飛ぶとは誰が想像しただろうか。

本当にこの国は不思議だ。

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