メモリー0「星憶」
マルチバースの集合体
The last core。
壮大なストーリーの始まり。
満天の星空。
「私はこの世界が大好きだ。」
星空を見上げると、なんて美しい。
ひとつひとつの星達がマルチバースであった。
魔法の世界。機械の世界。
戦争の世界。現代の世界。
和風の世界。中華の世界。
たくさんのマルチバースが存在している。
魔術の世界、ここはこの前、管理者が居なくなった。
マルチバースにも管理者が必要なのだ。
あぁ…そうね、魔術の世界にも管理者が必要か。
あの子に任せよう。その為の存在なのだから。
そして、そんなマルチバース達の集合体、
The last box。
今日も星々が輝いている。
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一つの大きな大きな星が、落ちていく。
その星は小さな欠片を振りまきながら、色んな世界へ落ちていく。
大きかった星は小さくなってしまい、マルチバースの集合体、
オムニスバース内を彷徨って落ちていった。
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ある者は魔法を求め、ある者は機械を求め、
ある者は剣術を求め、ある者は錬金を求め、
ある者は成長を求め、ある者は忍術を求め、
ある者は拳銃を求め、ある者は拳法を求め、
またある者は、魔術を求めた。
その他にも、何かを求める者はたくさんいた。
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白髪の女の子が、花畑で目を覚ます。
仰向けになり、空を見上げると、満天の星空が輝いていた。
手を伸ばせば、星に届きそうと思えた。
しかし、どれだけ手を伸ばしても、届かなかった。
彼女の目には、オーロラが宿ってるかのように輝いていた。
「私は…全部欲しい…」
その子の周りには薄っすらと虹色に輝く花が咲いていた。
第0話、読んでいただきありがとうございます。