冒険者職
近接基本職、支援基本職、魔法師基本職の3つにそれぞれ上位職と最上位職を加え、冒険者職は9つに大別される。9つに加わらない特殊職も存在する。
■近接基本職
・剣術士
剣をメイン武器とする者
・武闘士
手脚をメイン武器とする者
・細剣士
細剣をメイン武器とする者
・弓術士
弓をメイン武器とする者
・盾術士
盾や大盾をメインに壁役を担いながら補助武器を持つ者
・槍術士
槍をメイン武器とする者
・斧術士
斧をメイン武器とする者
etc.
■支援基本職
・暗潜士
探知魔法や通信魔法を使い、さらに偵察や奇襲を担う者
・探査士
戦闘を行わず、遠視魔法と通信魔法、偵察に特化した者
etc.
■魔法師基本職
・魔法術師
属性攻撃魔法を使用する者
・陣魔法師
魔法陣を使用して、攻撃魔法や補助魔法を使用する者
・治癒術師
聖属性魔法を使用する者
etc.
■近接上位職
・剣闘士
剣術士と武闘士を一定以上のレベルで修めている者
・戦士
剣術士と盾術士を一定以上のレベルで修めている者
・槍闘士
槍術士と武闘士を一定以上のレベルで修めている者
・剣舞士
細剣士と武闘士を一定以上のレベルで修めている者
etc.
■支援上位職
・斥候士
暗潜士の戦闘力と探査士の支援力を修めている者
・聖剣士
治癒術師と近接基本職(剣術士以外でも可)を一定以上のレベルで修めている者
etc.
■魔法師上位職
・魔導師
魔法術師と陣魔法師を高いレベルで修めている者
・神聖術師
上位レベルの聖属性魔法に加え、状態異常回復魔法や過剰回復魔法を使用できる者
etc.
■近接最上位職
・???
■魔法師最上位職
・???
■支援最上位職
・神聖闘士
神聖術師と近接上位職を一定以上のレベルで修めている者
etc.
■その他
・通信士
騎士団所属の陣魔法師かつ遠距離通信係に就く者
・獣従師
聖獣を使役する者
・召喚師
聖霊を使役する者
etc.
【豆知識】
・武闘士の手脚には手甲や足甲も含まれる。
・細剣士は女性が殆ど。
・上位職は冒険者ギルドの認定が必要である。
■魔法術師について
一定以上の最大魔力量と魔力出力量、魔力操作力が必要となる。7大基本属性のいずれかの適性が無いとなる事は出来ない。
■陣魔法師について
魔力出力の素養は要求されないが、陣を通して魔法を発動するため、魔力操作に秀でていないとなれない。
陣魔法師は、魔法陣に予め魔力を込めることが出来るので、巨大な魔法陣を描く時間と魔力を込める時間をかければ、途轍もない威力の魔法を発動することも可能。そういった意味では、陣魔法師が魔法師の中で最大火力を持っているといえる。だが、描いた魔法陣は基本的に移動不可なので扱いが難しい。
また、陣魔法師は魔法陣を描く為の知識も必要なので、成り手が少ない。
■治癒術師について
魔法術師と陣魔法師ほどの魔力適正は必要ないが、木と地の複合属性である聖属性との相性が必要となる。また、身体強化魔法(無属性)もある程度使いこなせなければ、パーティーを組むことは難しい。(メンバーが過剰に守る必要が出てくるため)
■ギルドカードの色
Gランク:橙 Fランク:黄 Eランク:緑
Dランク:青 Cランク:赤 Bランク:銀
Aランク:白 Sランク:? アジェンテ:透明
■ギルドカードのサイズ
中級ランクまでは小指サイズ。上位ランク以降は小指半分のサイズになる。
■戦闘タイプの呼称
冒険者職とは別に、それぞれの特徴や強みを取り上げて名称がつけられている場合もある。
・剛剣士:ボルツ アッガス ベルドゥ
・柔剣士:コーデリア アイレ
同様に剛斧士や柔槍士などがある。読み方は変わらず、パンドラスとレウィスとなる。作中、ジンは剛剣士であるという表現があるが、正確には上記どちらにも該当しない。ロン、レオ等も同様である。
・二重唱魔法師(ベータ):コーデリア※1 アイレ ルイ コハク etc.
・三重唱魔法師(ガンマ):パルテール※2 フロール
・四重唱魔法師(デルタ):ジン※3
以下未登場
・五重唱魔法師(イプシロン)
・六重唱魔法師(ゼータ)
※1 遠視魔法を使いながら強化魔法(ニーナ戦)
※2 遠視魔法、通信魔法、強化魔法(スルト村へ駆ける道中)
※3 獅子の心、強化魔法、遠視魔法、迅雷など(静寂の狩人戦)
重唱魔法師は、同時に異なる魔法を発動できると言う意味で呼ばれる。アリアは治癒魔法と強化魔法が使えるが、同時に発動は出来ないので二重唱魔法師には該当しない。
アリアやオルガナなど1つの魔法しか発動できない者には特に呼称は無い。アルファなどとは言わない。それが普通だからである。
作中、静寂の狩人戦にてジンが三重唱魔法師であるという描写があるが実は誤りで、やろうと思えば四重唱まで可能である。周囲はジンがあらかじめ大地魔法である獅子の心を発動している事には気付けなかった。