まあ、これで関東が平和になるなら良いか
自分は目の前に早川ちゃんのお父さんの北条氏康と真田幸隆さんが現れたので驚いて声を上げてしまった。
って、良く二人を連れてきたよねと思っていると真田幸隆さんが奥さんから降伏するように言われてしまったらしく恭雲院さんがもし信じて降伏してくれないなら私は大殿の女になって来ますからと脅しを掛けられたらしい。
何!?その滅茶苦茶に怖い脅しはそれはいくら何でも真田幸隆さんが不幸としか思えなかった。その・・・真田幸隆さんには故郷の土地を上げるから元気になってもらいたいと考えていた。
そこは分かるとして何でお義父さんである北条氏康までやつれてしまっているのかと思っていると恭雲院さんがその理由を教え始めてくれた。
どうやらここに来るまでに娘の早川ちゃんに出会ったらしくお義父さんが敵対関係になったおかげで色々と大変でしたからねと滅茶苦茶に愚痴を言われてしまったらしく大変な状態であった。
でも気持ちは分かるもし生まれた可愛い娘からそんな事を言われたら父親は基本的にこうなる。自分も他人事ではないなと冷汗を出してみていた。
ともかく二人とも無事に降伏してきてなりよりですと思いながら今宵は関東も平定したとして宴でも開く事にした。
それにしても一時は酷い状況だったけどこうしてまた会えるとは良かったと思いながらゆっくりとしていると前田家元が珍しくこちらの方に報告の為に来ていたのだった。
だからこそ宴も楽しくできるなと思っていた時に前田家元がそう言えばとして思い出したように話を始めたのである。
それは元の世界から自分の親友が助けに来たと言う人が現れて名前は吉田雅也と言うらしいけどそんな人は前世に友にいた記憶がないよと伝えた。
すると前田家元はそれはおかしいですよ、かなり殿の事を知っていたので親友かと思っていたらしくその話に恭雲院さんも加わって自分が酒呑童子だった頃の話とかもしていた。
しかも話を聞くに偽りもなく本当のことな上に親が八咫烏のヤマタノオロチな事も言っていたらしく。何でこの前まで自分ですら知らない事を知っていたのだと一気に怪しくなった。
何かその人物が怪しいと考えた、だからその男に対して自分は情報を集める事にした。草を放ち吉田雅也に関しての情報と実は未だに慕っている鬼たちにも情報を集めるようにこっそりと命令を出した。
もしかしたら今回の事件の黒幕的な存在に近いやつかもしれないと感じたからそれに前田家元の話だと上野国で出会ったのが最後でそれ以降は出会ってもいないらしい。
捜索は難航するなとそこは仕方がないかと思ったけど人間の忍びと鬼たちなどの捜索があればすぐに何かしらが見つかるだろうと考えた。
それは後々に考えるとして今日は関東が平和になった時でもあるので今日ぐらいはゆっくりとして楽しもうとした。
色々と抱えていた問題が解決をした事なので自分は気分はとても良かった、そうして皆で集まって宴を開いたのであった。
せっかくなので歌でも前田家元と歌いで競い合ったり花札で誰が一番強いのか競い合ったりととても楽しい時を過ごしていた。
そうして楽しく宴をして外を見てみると3本足の鴉と桃色の蛇が遠くからこちらを見ていた。なんとなくであるけど嬉しそうに見ているような気がしていた。
そうして宴も終わりみんなが眠りについた頃に寝室に島津雅希と山城桃花が訪れたのである。自分は何もおもてなしができませんが宜しいのですかと尋ねた。
「別に息子のところに来てそんな事は考えていないから安心してくれ。それととても元気そうでなりよりだ」
「信政、何か困っていることはないのかしらお母さんが頑張るよ」
ならと自分は2つに事を頼むことにした、まず一つは木曽義仲の生まれ変わりを見つけてほしいとお願いをした。
それを聞くとどうしてと聞いてきたので自分は説明すると母さんが泣きながらとても良い話じゃない、息子のお願いでなくても引き受けると言って珍しく母さんが見返りとして女性を求めていないだとと驚いていた。
すると母さんが私でも前世からずっと恋をしている女性には手を出さないわよと言ってきた。
その理由として父さんが教えてくれたのだけど母さんも父さんと前世からの恋人でそんな訳で前世からずっと恋をしているならそれを守るのが当然だとしてそんな女性に対しては襲うことはないらしい。
なるほどなと思いで聞いていた、なら安心かなと思いながら次の事をお願いした。それは吉田雅也に関しての事で情報があれば良いなと思いで聞いてみると父さんから信じられない言葉を聞いた。
実は父さんに母さんもこの人が怪しいと最近考えて調べ始めていたけど何も情報が出てくることがなく余計に怪しいと思っていたけど何も成果がなく困っているのだ。
まずいな神様たちが調べても何も出てこないとなると難しいなと思っていた。そうなると・・・自分は西日本で怪しそうな場所を探してほしいとお願いをするのだった。
そうして両親は分かったと言ってそれでは元気でなと言ってから鴉と桃色の蛇に姿を変えて満月の夜に消えて行った。
吉田雅也・・・予想よりも厄介な相手になるかもしれないな。自分はまだ知らぬ敵を考えいるのだった。
そうして東に敵はいなくなり西に集中する事ができるようになった以上、上洛軍を起こす時が近づいてきたのかもしれないなと思いながら満月の夜を見ていた。




