表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名門武家の分家として戦国時代を生き残りたい  作者: 人中の蝮
第三章、幻なのか、現なのか
39/85

都に向かう準備

都に向かう前にこの国に来ていた滝川一益をまた登用にすることに成功した、滝川一益は裏切っていないので信用できると思いで登用したが今回は工藤昌秀、原虎胤は見送りにさせた。



まあ、前の世界よりも協力してくれる家臣が増えたから良いけどそれでも反抗までとはいかないけどなかなか言うことを聞いてくれない家臣もいるので真田幸隆さんにどうしてそうだと思うと聞いてみると真田幸隆さんは話しづらそうにしながらそれは本当に知りたいことですかと聞いてきたので自分はもちろんだと言うと答えてくれたのであった。



「殿、今まで仕えてからずっと思っていたのです。殿が舐められる原因は・・・その顔にあると思います。某も殿と初めて出会った時には殿の奥方様だと思うぐらいに・・・その女顔なのです、殿は。殿がそうなりたくてなったのではないことは承知しておりますがそれがやはり舐められる最大の原因かと」



きっぱりと言われた、自分も昔から気にしていたところを言われたと思いで考え込んでいた。だってしょうがないじゃん、好きでこの顔になったのではないのだからさ。



父上からも相変わらず女みたいだなと未だに言われているけど、成長したら男らしくなると思っていたのにむしろ女性らしくなってかなり落ち込んでいるのに。息子はしっかりとあるのに見た目に体は完全に女性と勘違いをさせられる状態です。



自分も頑張ってひげを伸ばしてみようと思っていましたよ、その肝心な髭が生えてこないのですが、髪を伸ばしたら美女と町の人に言われるぐらいに髪の毛がサラサラで少し女装をして敵の状況を調べようと潜入した時にはいろんな人から告白を受けた。



一応、女装をしている時は鞠と言う偽名を使っているけどこの鞠が上総一の美女と噂が広まっているぐらい。父上も是非ともあってみたいと言われているぐらいに上総の国では有名な美女になっているけど自分は漢ですからね。



と言うか、漢なのに女性よりも美しいとか可愛いとか可笑しいでしょう。お陰様で必死に漢らしく見せようとしても見た目が女性みたいな感じなので頼りなく見えてしまっている。



本当に困る欠点だよ、頼りにならないように見えてしまうから注意はしているけど声も高いので余計に女性みたいに見られてしまってもう手の打ちようがないと言うのが正しいかな。



だから実力で何とかしようとしている、前よりも実力が上がっている上に家臣との付き合いも大切にしているので前ほどではないがそれでもやはり負い目を感じるところがある。



やはり真田幸隆さんもそう見えてしまうのかと思いで返事をした、幸隆さんもそう見えてしまうのか。漢らしく見せようとしているけど何かいい方法があるかと聞いてみると



「こればかりは某でも無理ですから諦めてくださいと言うしかないです。まあ、女装して敵地の潜入ならば日の本一だと思っています」



「それ褒めていないからな、馬鹿にしているからな。そんなに女性らしいか、自分は」



「御意、万が一に妻がいなければ告白でもしていたかもしれないほどに可愛さに美しさがありますので・・男として正直に言ってあんまり見えないです」



正直にここまで言われるとかえって清々しいと思っていた。もう女性として生まれてきたほうが人生楽だったのではないかと考えていた。まあ、その時には傾国の美人と間違いなく言われそうだけど。



そして後世まで自分を残したら間違いなく未来で良いネタにされそうだ、真里谷信政、女性説とか言われそう。



漢なのに誰も信じてくれずにネタにされるだろうな、信長と同じぐらいにネタにされる未来が見えてくるよ。考えると考えるだけ嫌になるのでそれは置いといて都に行く前に起きたことは下総の国で勢力を持っていた千葉氏が滅びてしまいました。



原因はうちらなのですが、実は桃花さんに経済的に攻めてみるのも良いかもしれないと言われていたので、実際にしてみたところ、結果は千葉氏が勝手に崩壊をして、そこにいた民たちが真里谷家の傘下に入りたいと要望がありそのまま併合して戦わずに一気に勢力を広げることに成功しました。



凄すぎませんか、戦わずにして勝利は最高だと孫子の兵法書にも書かれてあるけどこれは間違いなく最高の勝利です。千葉氏に生活に必要な物資を止めて経済的に攻撃をしていたらあっという間に崩壊してしまうとは恐ろしい。



逆にこちらもそうならないためにも自国だけでも国が成り立つようにしておかないといけないなと思っていた。そうしなければ千葉氏の二の舞になると考えていた。



それよりも前の世界よりも被害は少なくしかも嬉しいことに佐竹家が勢力を拡大をしていないので嬉しいこと限りであった。最も警戒をしていた佐竹家が勢力を伸ばしていないので好機と言えた。



そうなれば北条家と関係をうまくしていくだけで関東地方は安全地帯になる・・・と言いたいのだけど越後の龍が来るからな。完全に安全とは言えないだよな。



まあ、それを含めてもこの時代の日ノ本では安全地帯になると思いますけど。そんなことで都に向かおうとしていた、半月前にとある人物が仕官を求めてきたのでその人物に会ってみることにしたのであった。



その人物は何と前田家元であったので自分は驚きを隠せないで見ていたがどうやらこの世界では佐竹家にうまく仕官ができずに浪人のままであっただろう、少しやせて見えていた。



今までのことを思えばこのまま見殺しもありだけどそれでは何か足りないと思っていた。まあ、何でもしますから仕官を許してくださいと頭を下げてお願いをしていたから「そうか、何でもやるのか?」と自分が言うと前田家元ははいと答えてきたので自分は都に向かって留守をしている間、自分の仕事をやるように命令をした。



少ないように見えるけど実はかなりの量があり前田家元は少し顔を引きつらせていたけど「何でもやるよね?」と言うと前田家元は「はい・・・」と言ってやることを約束をした。



そして真田幸隆さんには、もし万が一に変な動きを見せたら殺しても良いからと前田家元の殺害を許可をした。まあ、本当に頑張って仕事をしているだけならば殺すなとも念を押してはいるが。



前田家元は一応、有能だし使えるだけ使っておこうと考えたのであった。こちらには殺しても良い動機があるのに生かしてこうして召し抱えたのだ。誰も文句は言われないだろう、そして前田家元を見て思い出したことは諏訪姫のことであった。



自分の中ではすでに過去の人になっているけど前田家元は未だに諏訪姫に恋をしているのであろうか。少し気になるから都の帰りは信濃のほうから帰ることにしようかなと思いながら自分の主な仕事は真田幸隆さんと前田家元に任せて自分は都に向けて歩き出したのであった。



今回は当主となってから向かっていないから大丈夫だよね、前の世界も盗賊が数回であっただけだし問題はないだろうと思いながら歩いて行くのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ