孤独に寄り添う ―怪物と呼ばれた者の痛み―
だれも僕の痛みなんてわからない
馬鹿だ愚かだと言われ続けてきて
傷つかない人間なんて居ないのに
だれも僕の痛みなんてわからない
だから僕は孤独に寄り添う
口を閉ざして 心を閉ざして
安心の場所を探している
僕が僕を否定する
だから僕は孤独に寄り添う
孤独だけが僕のトモダチだ
でも
本当は以前の僕に戻りたい
いつから孤独になったのか
でも「今」しか目には見えない
孤独の朝を迎える僕
理解者が欲しい
何を考えているか分からない怪物
そう呼ばれながら今日も
生きるために言葉を残す
孤独に寄り添いながら……
私はあなたの全てを知らない。
でも、言葉で寄り添うことは出来る。
会ったことは無いけれど、生きていて欲しい。
私からのお願い、きいてくれますか?