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LOVE★WITCHES (魔女アイドルグループの物語)  作者: PYON
第6部 機械都市のLOVE★WITCHES
204/344

20 バクテリア vs LOVE★WITCHES

 2つに分かれたバクテリア。

 これ以上増やすわけにはいかない。

 

 わたしと春香で1体づつ殲滅するしかない。

 春香が円月輪を投げる。

 手から離れると真っ赤に輝き火炎を放つ。

 ただの火の輪ではなく、太陽のプロミネンスという感じの光り方だ。

 そうバクテリアは核を分裂させて身体を増やす。

 透けた体から核は丸見え。

 そこを壊すしかない。

 春香の一投は正確に核に突き進む。

 バクテリアの身体に当たったとたん、水蒸気があがる。

 何千度という高温の刃を水の身体が止めることは出来ない。

 核に当たる紅炎。

 真っ二つにしたところで留まる。

 こういうのは自由自在。春香の腕だ。

 バックスピンとかかけて動きを操る。

 そして、核を燃やし尽くしたところで、春香の手に戻る。

 とりあえず、一丁あがりだ。


「アイス2個ね」

「いいよ。2個でも3個でも」

「契約成立っ」

 トールはわたしとハイタッチする。

 わたしはロータッチだけど…

 前に出るトール。

 その身体が金色に光る。

 天を指差すトール。

 って体育館の屋根。

 まさかっ…

 やばいっ。

「雷神の鉄槌!」

 他に方法はないの???

 そのとたんありえない轟音とともに、体育館の屋根を崩壊して、バクテリアの上に稲妻が落ちた。

 わたしたちは、落ちてくる屋根の破片をよけるのに必死だった。



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