表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
LOVE★WITCHES (魔女アイドルグループの物語)  作者: PYON
第6部 機械都市のLOVE★WITCHES
200/344

16 赤鬼青鬼

赤い機神が打った弾丸は大ネズミを正確に打ち抜く。

 青い機神の弾丸は蜘蛛をふっとばし、体育館の壁に縫い付ける。


 すぐに亀とクワガタの前に立つ機神たち。

 素早い動き。

 まるで、機神自身が動いているような。

 その後に入ってくる機神のぎこちない動きとは比べるまでもない。


 これが北都の青鬼赤鬼。

 赤いのは亀と組み合い、青いのはクワガタと組み合う。


 その間に他の機神たちが、観客を逃がす。

 わたしたちも逃げるように、促される。

 でも、それをわたしたちは振り払う。

 そう、ここではわたしたちも戦える。

 魔法の使える空間ではわたしたちは無敵だ。

 それも、観客はもう安全なところに逃げている。

 いっくぜぇ!反撃開始!

 

 亀と昆虫はあいつらに任せて、バクテリアの方に。

 走る!春香も同じ考え!

 幸い優菜の氷の魔法でバクテリアの動きが鈍くなっている。

 3人なら倒せる。


 わたしたちは優菜に駆け寄って、支えるように寄り添う。

 まだいけるよって言うように微笑む優菜。


 でも、相手も分裂を始めている。

 勝手に2つにちぎれて、増殖する。

 たぶん、こいつらは切ると分裂する感じ。

 それから、菌だから熱いのに弱いはず。


 ここはわたしたちで、春香と顔を見合わせる。


 わたしたちはうなづきあうと同時に前に向かって走り出した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ