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ラグナロクウォール  作者: 八多羽シノイヤ
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戦闘:ゾンビ編 蛍流雨雷斬

すみません。ほとんどできていたのですが、最後の仕上げがぐだぐだになってしまいました。

 僕達は迷路のような建物を通ると、すごく頑丈そうな扉があった。へ~ ここから行くんだ。お~ゾンビいるね~。フレッシュなのが多いからそんなグロテスクっぽくないけど。あ、カウントダウン。・・・3・・・2・・・1・・・0


 扉が開いた。やっぱり凄いボリュームで歌声が響いてくる。太陽の光は砂塵が隠しているから快適快適。あんまり光に当たると肌が干からびちゃうしね。蛍丸の鍔を持ちながら、廃墟を進むと、急にカーラちゃんが、

 「ちょっと早いけど、あたしはこの辺で。」

と言うと建物に入って行った。もうちょっとみんなで一緒に居たかったんだけどな~。僕達二人はさらに中心部に進んで行く。モニターにはこの辺って映っていたんだけどな~。すると上から黒い物が落ちて来た。咲守ちゃんの驚いた顔が見えた。あぶな・・・

 「なんちゃって。」

 「えっ、」

という僕の声は、黒い物が落ちたベチャッという音で掻き消された。あれ、なんで吹っ飛んでったの?でも咲守ちゃんが無事でよかった。

 「さて、私達も・・・」

咲守ちゃんが急にうつぶせになると、スコープを覗いた。

 「Faiya(ファイヤ)

空薬莢がこっちに飛んでくると同時に銃口の先に居たゾンビが膝から崩れ落ちた。

 「どんどん殺して行こう。」

 「相変わらず早いね、咲守ちゃん。じゃあ僕も・・・」

一番近いゾンビに突進しながら、鞘からスルリと刀身を抜き出し、柔らかいお腹に全力で叩き付けた。刃は、相手の肉を引き裂きながら胴体を真っ二つにしていく。

 「負けていられないね。」

人間の色じゃない血を手の平の水で洗い落としておく。蛍丸を横に振り、輝きを取り戻した刀身から水滴を飛ばす。最後にぴくぴく動いていた背中に剣先を突き刺した。あ、また洗い流さないと・・・

 もう一度洗って咲守ちゃんの方を見ると、もう一人で突っ走っちゃった。出た!咲守ちゃんの二刀流。ゾンビがあっという間にバラバラになって行く。ああ、見られないのが残念。嫌々目を閉じると、精神を集中させ、辺りに霧を生み出していく。

 「さて、こっちも殺りますか。」

 でろでろと這い寄って来た青白いゾンビに蛍丸を構えた。

 

 ゾンビはそもそもそんなに動きが速くない。ただ、丈夫なのと、感情がないの恐ろしい。でも・・・

 「いくら固くても、僕の蛍丸は防げないけどね!」

右胸を貫いた刀身をさらに右になぎ払い、左胸の心臓を真っ二つにする。その隙をついてきたゾンビに右の回し蹴りを与える。足を着くと同時に地面を蹴り出して起き上がりかけていたゾンビの首を切り落とした。飛んで行った首がすでに動かなくなったゾンビのたまり場の方に飛んで行った。体もたまり場に蹴り飛ばしておく。霧のおかげで視界はとても悪い。でも、霧の流れで、相手の動きは手に取るように分かる。霧の中のゾンビは20体。

 じゃあ、行くよ・・・


 「蛍流雨雷斬(ほたるりゅううらいざん) 五月雨(さみだれ)。」


 僕のお尻から青い尾ひれが生えてきた。と同時に地面を大粒の雨粒が打ち付ける。さすがにここまで降らしたら出てきちゃうか。

 僕に移植されたのは、ウンディーネという精霊。上半身は女性、下半身は魚の人魚のような姿をしている。水を司る精霊で、四大精霊の一つ。ただ、男である僕に女性の精霊を移植されたから身体が女性になってしまい、自分の胸が大きく膨らんでいたのはとてびっくりした。

五月雨で霧も薄くなっていき、群がって来るゾンビが水たまりを踏みながら近づいた来る。


 「蛍流雨雷斬(ほたるりゅううらいざん) 霹靂(へきれき)。」


 腰のスイッチを押すと、足元が光って凄い音が響いた。スタンガンから放たれた人工の雷は、足元の水たまりを伝って周りに居たゾンビの足の筋肉を痙攣させた。ちなみに僕は電気を通さないブーツと体質で大丈夫。あっ、そんなことより・・・グサッ 

 「とっとと、とどめを刺しとかないと。」

 痺れているゾンビの頭を突き刺した。

痙攣している間に殺しておかないと面倒だからね。グサッ、グサッ、 ズバッ

最後の一体の心臓を貫くと、空が急に明るくなって来た。あっ、まずい!隠れないと。

はっきり言います。カーラさん編、設定がまだ甘いです。あと執筆時間もびみょいです。誠意努力します。(フラグ)

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