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終わっている異世界記、始まったデスゲーム!!  作者: もくもくと
第一章 終わっているこの世界
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1-3 不意打ち

1日2話を目指します。

 高城絶は幼馴染を考える。

 

 そっちゃんはいつも子供みたいだ。

 楽しそうで嬉しそうで、感情的で楽観的で、だけど何かが壊れているそんな俺の親友・・・

 さて、可愛くない妹に後始末を押し付けて、俺は一人で世界で遊びますか!!!

 そっちゃんは俺のことを魔王と言い、命のやつは外道の極みという。


 (はぁ~、あの2人は俺のことをなんだと思っているのか?まあ、外れてはいないかなぁー)


 そっちゃんが旅立って3時間・・・転移により数百キロ移動して公国に到着!


 いや、長旅は疲れる。まあ、歩きのそっちゃんは長旅どころではないかな?

 まあ、いざというときは彼の能力で、危険は回避できるでしょう。

 

 さてさて、召喚された救世主は公国に歓迎されてるのかな?


 能力でその辺の情報を検索、うーん、この能力は便利だけどどうでもいい情報も多いから使い過ぎるときついんだよね~。

 まあ、そっちゃんには泣きごとみたいだから言わないけど、


 (さて、結果はああやっぱり貴族どもに乗せられてほんとに救世主気取りの傭兵くずれ、ううん道具や兵器として使われそうか。まあ関係ないけど♪)

 

「公国には30人、とりあえず彼女はいないか?・・・・よし、やっちゃいますか!!」


 公国に招かれた生徒のうちその中でもあまり素行のよくない人たち、不良もどきのグループがいた。

 そのリーダー3年の石田剛毅は調子に乗っていた。


 (まあ、異世界に召喚されて能力を得て貴族どもにちやほやされれば仕方ないかもしれないなー。)


 そのため肩慣らしと言って、調子に乗って近場の樹海で魔物狩りを行うのも必然なのかもしれない。

 ろくにこの世界の状況も確認せず、あまりに軽率な行動だ。


 「やべー、俺超TUEEEーー!!!」「すげー!!」「剛毅さんマジハンパないっす!!」


 頭の悪そうな会話をしているグループを発見した。

遠くから観察すると50メートル先の木々を吹き飛ばしている馬鹿がいる。

 身長180センチ体格の良い刈上げヘアーの男、鋭い眼光と格闘家のような体格が特徴の石田剛毅だ。


 (・・・・何がしたいんだ?木なんて吹き飛ばしても環境破壊にしかなんないけど?・・・・バカなのか?)


 魔物狩りに来て自然破壊を楽しんでるはた迷惑な生徒たちを見ながら、他の人間にも注意を向ける。

 離れて見てる兵士(もちろんい異世界の住民)はその威力に驚いているが、この世界では召喚された人間以外の能力者はいない。

 また力や体力も召喚された人間よりも低い。


 (だから召喚なんて面倒なことをするのだけど・・・・)


 周りのモブキャラ君的な6人は割愛で、


 石田剛毅

 能力:要塞(耐久地上昇)、咆哮(500~50メートルの衝撃破)超耐性(物理、属性ダメージ半減)


 そっちゃんの真似をして能力解説をしてみた。(厨二なところがある彼よりは簡単なものだけど。)

 弱い、うん、弱い・・・・他の6人は・・・・・・・うん、省略・・・・あれの取り巻きな時点で価値無し。

 

 (まあ、壁に砲台かな単純な能力だな、馬鹿にお似合いだ♪)


 一つか二つの能力しかない魔族、天族の方がまだ厄介なのがいたけど三つあってもこれじゃあねぇ。

 

 (まあ、どのみち変わらないか、さあデータ検索、スナイパーライフル、耐久的にアンチマテリアルもかな?創造開始!!!)


 馬鹿どもからかなり離れた大樹の頂上、周りには大量の魔物、牙をむき、捕食しようと口を開けるそれより早く、


 「邪魔ですよ!」


 蛾の羽のようなものを背にはやした魔族に滅ぼされる。

 すべてを飲み込むような黒い炎に焼き尽くされて。

 暴食の悪魔の名を持つ魔族により瞬く間に静寂が訪れる。

 敬愛する主に一礼し、すぐにあたりの警戒に戻る。


 「ありがとうベル、さて、最初の終わりは誰かな?」


 スコープ越しに元いた世界の人間に狙いを絞る。


 魔王は心から楽しそうに笑う。

頑張ります。

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