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第一話

2×××年×月×日


?「真由美」


「分かってますよ母さん。用意はもう終わってます」


母「うん。そうよねじゃあ送るから」


私はこの母が嫌いだ。母だって私を嫌っているに違いない。いや、一方的に私が嫌っているだけかもしれない。だとしても、私は母が嫌いだ。私はこの家に拾われた。本当の両親など何も知らない。どうせ母は本当の両親と同じように、私のことを捨てたいのだろう。その証拠に今は全寮制の学園に向かっている。寮に入れて早く私から逃れたいのだろう。この学園を卒業したとしたら私はどこに行けばいいのだろうか。


母「ーーみ、ーゆみ、真由美?」


「・・・なんですか?」


母「ついたわよ」


時間の経過は思ったより早かった。寝ていたからかもしれないが、母からは結構遠いと聞いていたので不思議に思ったが、悩むようなことではないので考えることをやめた。


?「お迎えにあがりました。葉隠様」


母「えっと貴方は?」


?「失礼いたしました。申し遅れました私の名前はカルサと申します。なんなりとお呼びください」


変な名前だ。本名ではないのだろう。


カ「そのとおりですね。真由美様」


「は?」


カ「失礼いたしました。では葉隠様、真由美様はお預かりいたします」


母「・・・よろしくお願いします」


さっきのは見間違いだろうか。母の表情が一瞬悲しみと不安の表情になった気がした。


カ「ご安心ください」


するとカルサさんは母に近づき言った。


カ「真由美様は必ず守りぬきます」


その言葉の意味を私は理解できなかった。なぜなら、理解する前に私は眠らされてしまったから。


母「真由美ちゃんをよろしくお願いします」


カ「はい。真由美お嬢様は絶対に守ります」

疲れました。

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