表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

54/59

第53話・さよなら、大嫌いな世界

 しみったれた教会だな、また。蔦が絡まって、まるで廃墟みたいだ。けして大きくはないが、中にはいくらかのヴァンパイアの気配がする。シルヴェスターのような手練れじゃなく、子供かなにかの気配だ。いくら力の弱まった俺とはいえ、圧されはしないだろう。

 中に入ると、割れかけのステンドグラスから、月光が満ちる。脚や腕のなく、義足や義手に頼らざるを得ない、痛々しい姿をしたヴァンパイアのガキたちが、数人駆け寄ってくる。傷だらけの身体も、服のすきまから透けて見える。


「うわ、亜人!」

「これは、迎えていい亜人なの、シルにぃ」


 シルヴェスターは参拝者用の長椅子の最前列から立ち上がり、身体を引きずりながら俺のほうへ来た。……度肝を抜かれるほど驚愕した、シルヴェスターの素顔には。仮面の下の彼の顔は、まさしくアイクにそっくりだった。ドッペルゲンガーだって言っても信じるぜ。美しいこときわまりない。顔の一部の皮膚が大きく赤く爛れているが。火傷か、それとも劇物か何かでも浴びたのか?


「……そうですよ、皆。大事なお客様です。この方とお話します。いいですか、君たちは人間に見つからないように、できるだけ遠くに逃げるのです。動乱の王都を離れ、ルビーマウンテン外れの村へと向かいなさい。亜人が多く、わりと魔物に対して寛容な集落です」

「シルにぃは?」

「後で必ず合流します。私は強い魔物。君たちを必ず護りたいと、そうかつて誓った者です」

「はーい、信じてるね、待ってるね」


 事実じゃねえことを交えて、ガキに指示するのは辛いだろうな。最後の意地だろう、自分が死んでも、ガキどもを危険に晒したくはないんだ。

 シルヴェスターと、教会の席に隣り合って座った。彼は相変わらず、『リヴァイヴ』を手元に持っている。それについ縋りたくなる気持ちも、俺の全部を裏切って、蘇生の研究に残りの人生を費やしたいのも本当だ。だけど、それは許されない。許されたとして、人を生き返らせるなんて人智を超えた研究、眉唾は拭えない上に、成功する根拠もない。誰も幸せにならないんだ。やっとそのことがわかった。


『なぜ私を手に取らなかったのです? 貴方を想う王子は、私の妹たちを使い好き勝手しているというのに』


 リヴァイヴか。どうも、念じるだけで会話になるやつらしい。こういう魔術を、広い世界でたびたび目にした。半分精霊や悪魔の類に堕ちた書ってのは、たいていこんなもんだ。


『アイクを生き返らせたい気持ちは本物だ。だがそれはアイクの意思に反している』

『確かに、リヴァイヴの成功確率は高くない、それは認めましょう。そのうえで大量の人魂、つまり犠牲者を必要とする。ですが、それでももう一度会いたい、そんな愛をいだいて、今まで幾度も禁書使いが私を研究した。貴女の愛は偽物です』

『会いたいだけが愛じゃない。会えない時間も……きっと愛なんだよ。両片思いの長かった俺にはわかる。アイクが笑って天国へ行ける世界が、今ユーリに護られた俺の真の望みだから』

『……実験が、失敗した場合に起きる悲劇。大量の人魂を犠牲にして生成された人間が、人の形をしていない肉塊、出来損ないだったときの。人間の阿鼻叫喚の叫び声、徒労と虚しさと恐怖と、人の道を外れてしまったことへの後悔。そんな美味しい感情を、私は貴女から頂きたかったのですが』


 やっぱり禁書の考えることなんて、そんなもんか。元々は悪魔だったって聞くしな。こいつの誘惑を断ち切って、シルヴェスターとの話へと集中するとするか。


「……ルイ様。城の上級魔導士の中でも、やや手練れくらいの実力に戻った貴女には、基盤のない私を殺すことも充分可能ですね。……結局、ヒューマンではなく、魔物が間違っていたということでしょうか」


 どちらが間違っているという話に終始したいのか? そこからの飛躍や発展、世界観の成長はないのか? どうして共に在っちゃ駄目なんだ?


「ルビーマウンテンの学生は、私の顔に毒薬をかけた。私が保護するヴァンパイアの子供たちは、ヒューマンに迫害を受け、生きながらにして脚や腕を切断されました。ヴァンパイア一族は、人を殺し血を飲みつくすという迷信に基づいて虐殺され、生き残ろうと、まともな職業にさえつくことは難しい。上級魔物は理性を持つのに、扱いはまるで弱者のそれです。そんな間違った世界を、私は変えたかった。子供たちが大手を振って、広い王都を駆け回れる。そんな正しい世界を作りたかったのに」


 迫害の歴史から、シルヴェスターはヒューマンを憎み、異常な思想に手を染めた。そのことは断片的に伝わってくる。亜人である俺も迫害の欠片くらいは経験したし、ヒューマンの排他性はなんとなく理解しているがな。だが、そんな奴ばっかりじゃねえことも知ってる。


「本当に、お前が強引に世界を変えなきゃ、その未来はやってこないのか? 今の世界を形作る皆が少しずつ変わって、その結果望ましい未来がやってくることも、ありうるんじゃないのか?」

「……その未来が来ないと踏んだから、戦おうと思ったのです。私の愛したヴァンパイアの女性は、ヒューマンに狙撃され命を奪われた。何の落ち度もなかった、ただ彼女がヴァンパイアだったというだけで」


 愛する奴を亡くしたのは、お前も同じかよ。


「私もまた、貴女やユーリ王子と同じように、目の前のものを護りたかった。それだけなのかもしれません。そしてその戦に負けたのですから、命を失うのも当然のこと」

「……お前が死んだら、あのガキどもも路頭に迷うのか?」

「そうなるでしょう。それが結末というもの」


 それは少し心が痛むな。……だが、たくさんの命を奪い、大陸を混乱に陥れた奴は、今ここで始末しなきゃならねぇ。罪人の末路はそうなってしまう。俺も蘇生術に手を染めていたら、いつかユーリにでも始末されていたのか? 恐ろしいな。


「シルヴェスター。知ってるだろう。お前の顔は、アイクに似ているよ」

「他人の空似とは実際にあるのですね。偶然とは言い切れぬほどの、出来すぎた出来事です。最初にロイヤルファミリーを襲撃したときには、衝撃を受けましたね」

「外で待ってるユーリには悪いんだが、今の俺には二つの選択肢があるよな。アイクにそっくりな罪人とともに、魔物第一主義の崩壊した世界を作って、この言いようもない真っ黒な絶望を癒す。それも確かに、俺の選べる一手として転がっている」

「……しかし貴女はそれをしない。アイク王子との再会の可能性が、コンマ一パーセントでもあるのに」

「生き返ったアイクが、自分の存在に絶望し精神を病むのは、想像に難くない。俺はアイクが笑っていられるアイドクレースを望んだ。だから、俺が取るのはもう一つの選択肢」


 身長ほどの杖を構えた。在りし日の威力ではないが、そこそこ強力な雷のエネルギーが、杖の先から勢いあまって、ぱちぱちと僅かに溢れ出す。


「……愛した女性を失った世界で、私が出会った奇跡はもうひとつある。今も愛すその相手は、猫族ではありませんでしたが、貴女にそっくりの顔をしていたんですよ。髪はもう少し長く、女性の姿をしていましたが、黒髪で、目が赤くて、整って凛とした顔立ちでした。その面影を追い、私も貴女を愛した。本気で身を案じた。その相手に殺されるならば、私にはもう、後悔などはありません」

「……その憎しみが、俺の、王都の皆の愛する人を奪った。その業を噛みしめつつも――安らかに眠れ。アイクと同じ姿をした人間を葬るのは苦しいが、……それも必定だ」


 教会の長椅子に身体を預けるシルヴェスターは、無抵抗で目を閉じている。


「……詠唱を始めて構いません。さよなら、大嫌いな世界よ」


 杖を構え、スペルを広げ、ヒスイに伝わる雷撃の術式を俺は展開した。



「『君がため、惜しからざりし、命さへ、長くもながと、思いけるかな――……ヒスイ流雷術終焉の型・義孝の慕情』!」



 俺の決意を、代弁するようなスペルだ。杖から大きな青緑のエネルギー体が膨らみ、それが術者である俺の疲労や僅かな傷を癒す。それと同時に乙女の亡霊のような魔力がいっせいにシルヴェスターに襲い掛かり、激しい電気ショックとなって彼の身体を焼きにかかる。肉の焼ける嫌な匂いがするな。焼き殺されているのに、抵抗や苦しみの反応を示さなかったシルヴェスターを、どこかいじらしく感じた。


 流石に力を失う前みてぇに、雷ひとつ落とすのは無理だった。だが、今のこの俺でも、たしかに風前の灯だったシルヴェスターの命は、今まさに奪えた。焦げ付いて力なく教会の床に倒れ、絶命したシルヴェスターの顔を、そっと見た。……アイクにそっくりな顔、焼いちまったな。だが、これが末路だ。お前は自分の過激な信念のために、たくさんの人間の命をないがしろにした。元はと言えば、アイクの仇でもある。……安らかな眠りがあらんことを。


 あとは教会を出て、ユーリに報告するだけだ。さて、ユーリは果たして、俺を信じているだろうか。雷術の気配を感じているだろうから、おおよその顛末は想像しているとは思うが……。月光のおちた青い青い教会は、不気味なほどに美しい。ひびの入ったステンドグラスと、深い深い静寂を後に、俺は教会を出た。


 俺を見てユーリは身構えた。俺に杖を向けている。醜態を見せたんだ、完全には信頼してくれていない。わかってる、あれは俺の罪だ。こいつに救われながら、裏切った俺の罪だ。だから俺はわざわざシルヴェスターを殺そうと思った。今度こそ決意を示すために。


「……睨むなよ」

「……一応訊く。君はどっちだ? アイドクレースの姫か? 黒の新世界の姫か?」

「決まってるだろう。魔物の姫だよ」


 わざと悪そうな笑みを浮かべて言うと、ユーリが驚いて目を見開いた。面白ぇな。面白がってる場面じゃないんだが、俺のほうは心が整理できた。アイクのために、アイクもどきを殺したんだ。それが全てなんだ。アイクに似た奴も殺したし、アイクがアイクじゃなくなる未来も殺したんだ。俺たちが笑いあう日は、この世界には永遠に来ないんだ。


「嘘嘘。アイドクレースの姫になる決意までは、まだ整っていないが……。俺は確かにシルヴェスターを殺したよ。嘘だと思うなら、確認してほしい」

「……確かに彼の魔力波は、消滅したように感じた。ここからでもわかる。万が一を心配したけど、杞憂だったか。全く、ふざける場面じゃないよ、ルイ。普段そこまで冗談を飛ばさない君が、どうしてここで質の悪い洒落を飛ばすんだ……」


 ユーリが教会の中に入ってシルヴェスターの死を確認したあと、溜息をついて俺の手を取った。


「最後に兄上の遺志を酌んでくれて、本当によかったよ。幻滅も少しは塗り替えられたかな、ほんの少しだけどね」

「謝るよ。謝ってもすむことじゃないがな。お前には、これからの人生をかけて償う」

「魅力的な申し出だね。……これで一応は、全部終わったってことになるのかな」

「エディに連絡した方がいいよな。より状況を把握している、お前がやるか?」

「俺のスマホのバッテリー、切れかけてるんだよね。途中で通話途切れたらややこしいから、君がやってくれないか?」

「異常事態でも容赦なくバッテリーは減る、それが現実だな……」


 スマホの魔力は少々入力が特殊で、専用の充電器で魔力を注ぎ込まなければ充電はできない。改善の余地のひとつだと、随分以前から言われていることだ。ともあれ俺がスマホを取り出して、スピーカーボタンをタップした上でエディの連絡先に繋げた。


「もしもし、エディか。俺は今、王都北外れのネフライト教会にいる。そっちはどんな感じだ、取り敢えずこっちの報告をしてもいいか?」

『何だ、ルイじゃねえかよ。現在非戦闘員のテメェから、状況報告が来るとはな』

「俺もいるんだ、エディ。今回の襲撃事件の首謀者であるシルヴェスターは、俺とルイの手によって殺害に成功した。親玉は叩いたけど、街のほうはどうかな?」

『ユーリか。また相変わらず無茶しやがったんだろうな、街のほうまで禍々しい魔術の気配がしたぞ。街を襲っていた魔物の掃討は、あらかた終了した。しかし今回も、以前の襲撃とは比べ物にならない敵の物量によって、犠牲者は多く出ている。街も以前みたいに更地にゃならねえが、ところどころ建物が半壊、および崩壊している。避難所の準備、復興の道のりが必要だろう』


 やはりそのような状況になっているか。以前の襲撃事件よりはマシみてえな語り口だが、先は長そうだ。俺は壊す魔術しかできねぇから、敵を掃討し終えた今のダイヤモンドヒルズのためにできることといえば、どこかに隠れているかもしれない残党、或いは人魂につられて漂ってくる有害な精霊を、しらみ潰しに始末していくくらいか?


「俺でよかったら、エディと合流する。弱体化の憂き目にはあっているが、俺はあくまで冒険者の意地を捨てねぇ。街の安全を確保し、住民を避難所へと導こう」

『有難ぇことだな、ルイ! 親玉を始末してくれたんだ、休んでてもいいんだぞ! 来てくれるなら、王都西の住宅街に来てくれ。北、南、東、西の全てで襲撃が起きたが、西がいちばん被害状況が酷くてな』

「ルイはその精神状態で頑張る気かい? まあ、君がまた走り回って猫臭くなるのは、猫臭さフェチの俺には嬉しいけど」

「レディの体臭を弄るんじゃねえ、厳重に制汗スプレーとオーデコロンをつけておくぜ。ユーリはどうすんだ」

「取り敢えずはルイと一緒に行こうかな。王位継承者として、被害者に自ら姿を見せることで……前線で働くことで、少しは城への今後の風当りも弱くなるはずだ。国の舵取りのために、ポーズだけでも必要なことだ」

『またそんなことを言って、ポーズで済ますつもりは無いんだろ、ユーリ! テメェはこういう時にはちゃんと頑張る奴だ、それなりの信頼は抱いているぞ!』

「有難いことで。じゃ、すぐに向かうね。とりあえず避難所になっている、西の公民館に向かうとするか」


 道のりは少し遠い。墓参りの帰りだったことも、そしてそこに付け込むような絶望の誘いに乗りかけたことも関係して、正直コンディションは余り良くない。だが街へおりれば、人魂に誘われた黒い靄のような精霊が、見境なしに避難民や建造物を襲っている。俺くらいでも片付けられる。雷術を飛ばして撃退しながら、西の公民館へと走った。ユーリも『モラクス』という何か――……恐らく禁書に向かって何か詠唱未満の命令をして、精霊や残党を切り裂きにかかる。それを傍から見るダイヤモンドヒルズの民たちの目には、少しだけ光が戻っていた。


「ありがとうございます!」

「ルイ様もユーリ様も、やっぱり来てくださった!」

「王家は希望だ!」

「手を握って頂けるだけで、人生に希望が持てます」


 そう手を合わせて目を輝かせる奴が大部分だ。だがまあ、中には違う奴もいるがな。


「城側が襲撃を許したせいで、うちは吹っ飛んだぜ」

「夫が! 夫が瓦礫の下に!」

「お前らのことなんか、もう信用できるか」

「大体王子ばかり出てきて、国王は何をしている! 強靭な魔剣士なんじゃなかったのかよ!」


 両方の意見があるのは当然のこと。人々の世論を一本化するなんて芸当、どんな名君も、どんな名国家も為しえないことだ。ユーリもそれはわかっているだろうが、だからこそ自分が前線に立つ意味を、感じているんだろう。自身を睨む皆に向かって、ユーリは毅然と言った。


「襲撃を予期できなかったこと、それにより被害を出したことは謝ろう。謝って済むことではないけれどね。出来る限りのことを尽くしても、君たち全員を幸せにすることは、恐らくできない。家族を失った人の悲しみは、癒えることはない。でも、これだけは言える」


 ユーリが目を閉じた。もちろん狙撃を防ぐ弱い防壁をかけながら。ヒューマンという仲間まで疑わなきゃならないのは、辛いことだ。


「王位継承者ユーリ・アイドクレースの名にかけて、一人でも多くの国民を幸せにする。更なる悲劇を防ぎ、傷心の国民を癒し、そして避難民の生活を楽にする政策を、有識者たちと打ち出す。博士とはいえ政治学とは反対側の畑の人間だが……思案することについては自信がある。今一度俺と、それから国の英雄エディ、そして首謀者を殺害したルイを信じてほしい。俺は人が悲しい顔をするのを見るのが、大嫌いなんだ。そう人並みに感じる心を、愛する人に育ててもらった。もう以前の俺とは違う。一人でも多くの国民が笑えるよう、全力を尽くそう」


 罵りの言葉を投げていた住民たちは、それなり黙った。ユーリの言葉に完全に納得した訳じゃないだろうが、感じるものは大いにあったに違いない。周囲から、ユーリや俺に、頑張ってください、私はどこまでもついていきます、と声を投げる住民も数多い。この地点に構ってちゃきりがないからと進んだが、何度か似た局面に遭遇した。そのたびユーリは、王位継承者としての言葉を説く。自由気ままでアウトローな次男だったお前の面影はないな。成長を嬉しく思うぜ。


 掃討作戦を兼ねた道程には、予定より長く時間がかかってしまった。西の公民館に着いた頃には、夜も更け始めている。城のダンスホールくらいの広さの、体育館みたいな避難用部屋が確保されている。避難民の手を握って励まし、俺、ユーリ、エディは自ら避難食の配膳にあたった。正直腹が減ってるので、俺らも離れのプラスチックテーブルで適当に食べた。


「……今言うことじゃないけど、魚がぎちぎちしてるね。保存食だからか。脂まったくのってないし、美味しいとはいえない」

「ユーリ、それ国民に聞かれないように言うんだぞ。反感を買う」

「俺はけっこう美味いと思うけどなぁ。チープな缶詰にはチープな風情があるんだ」


 俺の味覚が庶民ということか、ちょっと悔しい部分もあるがな。


 寝床の設営や物資の配布、それに言葉がけ、近付いてきた悪なる精霊の討伐。一晩この避難所を精霊から護るためのバリア魔術を、ユーリがかけた。……また『モラクス』に頼ってて心配だがな、ユーリの寿命がどうとかいう話をしてたし……。公民館では様々な仕事があって、あっというまに夜も遅くなる。俺たちもここらで切り上げて、一度城に戻るべきか。俺に限ってはヒナギク荘という選択肢もあるが、あそこが被害を受けているかどうかも確認できていない。確実に宿を取れる城がいいだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ